ゾディアス158ML-2はカヤックフィッシングで最高のロッドだった!

2017年12月2日(日) 下江津湖カヤックバスフィッシング

先週に引き続き行ってきましたよ。

ひとり行動が多い私には珍しく、今回は友人を交えてのタンデム釣行です。

朝から前回調子が良かった流れがある場所を巻きモノで攻めてみたのですが反応が得られず、その後はうろうろとかなり広範囲を探りまくりました。

そんな中、

カヤックバスフィッシング2度目とは思えないほど上手に釣りをしている友人Nのロッドが、

ギュイィィィィィィィィンッ!!

そして、

見事なデカ鯉(笑)を釣り上げました。

メガバスBABY X-PLOSE 70.5mm

ヒットルアーはメガバスのダブルスイッシャー。

見てみると驚くことに、ちゃんと鯉の口にフックが刺さっています。

「秋は鯉の荒食いの時期」と聞きますが、まじで小魚とかも食ってるんですね、驚きです。

そして肝心の私ですが、先に釣果を書くと今回はがっつり朝から夕方までやったにも関わらず釣れたのは冒頭の画像の1匹のみ。

しかし、いまいちどこに居るのかをなかなか見付けることができない時間が続いた中で、色々と試行錯誤した末に狙い通り獲れたバスだったため、貧果ですがとても満足しております。

約550gですね。

サイズは大きくないですが、元気も良くて江津湖らしい黒々とした綺麗なバスでした。

それと今回はNEWロッドの初おろしを行ったのですが、そっちの方もかなりの好感触で、それにより得られた満足感も大きかったと思います。

これはまじでカヤックバスフィッシングで一番使いやすいロッドかもしれない、、、。

これまでに色んなロッドを使ってきましたが、とうとうそんなロッドを見付けました。

そこで今回は、そんな一番使いやすいNEWロッドの簡単なインプレをしてみたい思います。

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シマノ ゾディアス 158ML-2

いつも「ダイワのロッドは良いね~」、「ブラックレーベル最高だわ~」みたいなことばっかり言っている私ですが、ここにきてまさかのシマノのロッドです。

というのが、

前回の釣行時に愛用のブラックレーベルプラス661M/MLFBのレングスが「ちょっとカヤックバスフィッシングには長いかな?」と感じ、そこから6フィート以下のショートロッドを探してみたのですがダイワ製では見付けることができず、以前から興味があったゾディアスを試しに購入してみた、という感じです。

半年以上前のブログですでに「ゾディアス158ML-2は使いやすくて良さそう」と書いていますので、その頃から良いなと思っていたんですね。

ネットでゾディアスのインプレを見てみると、「安くて良いロッド」、「コスパが高い」、「必要にして十分」、「お値段以上」などなど、良い評判しか目にしません。

世界が認めたバーサタイル ゾディアス[ZODIAS]

“X”が鍛えたパワー。

あらゆるルアーを操るマルチパフォーマー。

バスフィッシングの本場アメリカと日本でテストを繰り返して完成したZODIAS。

全50アイテムのラインナップは、個々が様々なルアーへの高い対応力を備えます。ハイパワーXで全身を強化し、軽量でありながらフルキャストやビッグバスとのパワーファイトでもネジれず、キャスト、アクション、フッキングの一連の動作がスムーズに決まります。

このほか、飛距離と軽さを兼備したセミマイクロガイド、リールシートにはカーボン強化素材「CI4+」を採用した「ファイティンググリップType R」(ベイト)と「パーフェクションシートCI4+」(スピニング)を搭載するなど仕様も本格派。

1 本のロッドでどれだけのことができるか。

ZODIASは、多彩なルアーを駆使する現代のバスフィッシングに呼応すべく生まれた、新世代のマルチパフォーマーです。

158ML-2

6フィートに満たないMLパワーのショートレングス。強化ブランクスはスムーズに曲がりながらも、絶妙な反発力でルアーを遠投することができます。小~中型の巻きモノ系ルアーやアクション付けが必要なトップウォーターも扱えます。

  • 全長(m):1.73
  • 継数(本):2
  • 仕舞寸法(cm):130.0
  • 自重(g):100
  • 先径/元径(mm):1.8/13.0
  • 適合ルアーウェイト(g):5~18
  • 適合ラインナイロン/フロロ(lb):8~16
  • グリップ長(8mm):221
  • テーパー:F
  • カーボン含有率(%):99.1

引用元:シマノ公式HP

選んだのは、5.8フィートの2ピース(ワンアンドハーフ)という最近のバスロッドには見ないほどショートレングスさ加減であり、ミディアムライトで5~18gまでの幅広いルアーを扱える、超バーサタイルな158ML-2という番手です。

カヤックフィッシングでゾディアス

まずは見た目から。

シマノのロッドにダイワのリールですが、合せてみるとこれがかなり良い感じ!

ゾディアスの差し色のレッドが、

スティーズSV TW SHのワンポイントの赤色と良い具合でマッチしています。

この辺は所有感に影響しますが、かなり満足しています。

そして肝心の使用感ですが、まずは5.8フィートのショートロッドであることで得られるキャストアキュラシーの高さが凄かったです。

前回使用のBL+661M/MLFBでもかなり高い確率で狙った場所に投げることができるのですが、狙う場所が近距離であればあるほどゾディアスの精度が上回る感じです。

ロッドが短い=キャスト精度が高い

物理的にこうなるものなので、これは狙い通りでした。

それとロッドが短くなったことで、サイドキャスト時にティップで水面を叩かなくなりましたし、ピッチングもやりやすくなりました。

それに加え、BL+661M/MLFBでは苦労していたミノー(ジャークベイト)のアクションが格段につけやすくなったのです。

その証拠に、今回唯一のバスを釣らせてくれたのはO.S.Pの阿修羅925SPでした。

元々ミノーの釣りが得意ではない私は、6.6フィートのロッドだとカヤックフィッシング中ではタダ巻きが精一杯だったのですが、5.8フィートのゾディアスを使用することでトゥイッチを楽に入れることができるようになり、その結果釣れた魚だったんです。

BL+661M/MLFBよりも1~2cm短いグリップはロッドアクション時に体に干渉しません。

「5.8フィートじゃカヤックのバウをかわせないんじゃないの?」

といった心配もご無用。

決して腕が長いわけでもない私が腕を伸ばしただけで、ゾディアス158ML-2のティップはちゃんとバウをかわしてくれますので、掛けた魚が右往左往してもオッケー。

※ちなみに私のカヤックはパーセプション社のサウンド9.5です。

今回釣ったバスも掛けた後、縦横無尽に走り回りましたが十分にいなすことができました。

投げたルアーは3g~18gまで。

3gは投げれないことはないが狙った場所に入るのが10回中3回程度、といった感じでした。

中でも1/16ozのスモラバに、

ZOOM Tiny Fluke タイニーフルーク

ズームのワームをセットしたものはとても投げづらかった、、、。

※後日、同じく3g程度のスモラバをしばらく投げてみて分かったのですが、「キャストがあまり決まらない」のは「私の投げ方が悪かったことが原因」だったようです。

ゾディアス158ML-2で3g程度の軽量ルアーをキャストする場合、ラインの垂らしをほぼゼロの状態でロッドを振るとティップにダイレクトにルアー重量が乗り、その結果かなり高い精度でキャストが決まるようになりました。

またその場合、ロッドを「ピュッ」と振り切るキャストになるのですが、普段よりちょっとブレーキを強めてやることでバックラッシュも起きませんでしたし、飛距離もそこそこ出ます。

ゾディアス158ML-2はレングスが短いためブランクスが「しなりにくい」だけで、実際には「よくしなるブランクス」であることからルアーキャストウェイト表記を下回り、尚且つ普通のベイトロッドではかなり投げ辛い超軽量ルアーをも高精度でキャストすることが可能だったのです。

ただ今回の組み合わせでは、スティーズSV TWという、ダイワ最高峰のSVリールの性能の高さの恩恵も大きいかとは思います。

しかし5gもあれば10回中10回は狙った場所にキャストが決まりますし、飛距離もなかなか。

店頭でロッドを振った時はシャキッとし過ぎているような気がしましたが、実際にルアーをキャストしてみると素直にロッドがしなってくれたのです。

ゾディアスはシマノのロッドにしては珍しく、ルアーウェイト表記の下限通りにキャストが決まるロッドだったようです。

※シマノのロッドは張りが強いので、表記下限のルアーが投げ辛いイメージです。

18gのルアーを投げた際は全くパワー不足を感じることなくかなり楽にキャストできたので、カヤックフィッシングのようにあまり飛距離を必要としない釣りではまだ重いルアーも投げることができそうです。

あとはロッド自重100gという軽量さからくる振り抜きのよさ、そして振る楽さ。

カヤックフィッシングではシングルハンドキャストを多用しますが、本当に軽く手首を返すだけで「シュバッ」と片手でロッドを振り切ることが可能です。

ゾディアスのインプレまとめ

本当に簡単なインプレでしたね。

今回お伝えしたかったのは、ゾディアス158ML-2はとにかく、

  • 短いから軽い
  • 短いから取り回しが良い
  • 短いからキャストがしやすい
  • 短いからキャストアキュラシーが高い
  • 短いからルアーにアクションをつけやすい
  • 短いけどカヤックのバウをかわす
  • 5g~18gまで表記通りのルアーが投げやすい(3gでもキャストが決まる)

ということ。

とにかく「短い」ことが、カヤックバスフィッシングではメリットでしかありません。

フローターの釣りでも一緒ですかね。

釣行終盤に、

友人Nが2匹めのデカ鯉をルアーで釣りました。

もちろんこれも口に掛かっています。

約1900gの立派な鯉ですね、同じような場所で似たようなルアーを投げていた私にはなぜ釣れないのでしょう。

※メガバスのベビーXプローズに対抗して、ティムコのステルスペッパー90Sを投げてました。

これまではカヤックフィッシングで巻きモノ主体の釣りを展開してきましたが、ゾディアス158ML-2が手に入ったことでアクションが必要なルアーも武器になりそうです。

ミノーやペンシル、ワームも良いですね。

久しぶりに買ったシマノのロッドですが、これは買って大正解でした。

現行のメジャーメーカー製で、カヤックバスフィッシングでこれ以上使いやすいロッドは他にないんじゃないでしょうか?

もしダイワ(できればブラックレーベルシリーズ)で5フィート台のバスロッドが発売されればまた考えるでしょうが、それまではゾディアスが1軍で活躍してくれそうです。

シマノ ゾディアス 158ML-2

こんな良いロッドが1.2万円で買えるんですからね、シマノさんありがとうございます!

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