目次
風が吹いたらスピナーベイトを投げよう
2017年6月1日 下江津湖
この日の天気はこんな感じ、昼過ぎから風が吹く曇り模様です。
こんな日はバスの活性が高い、、、
しかも平日で釣り人は少ないはず、、、
普段スレスレな江津湖をメインとするバスアングラーであれば、この衝動は抑えることが出来ないでしょう。例に漏れず、私も夕方から出撃しました。
タックル紹介
今回使用したタックルはこちら。
ロッド
世界中の怪魚を釣り歩く為に造られたFishmanのパックロッド、‘‘ブリスト5.10LH‘‘です。
軽いルアーは7gから重いルアーはジョイクロ178まで、バス釣りからオフショアのバーチカルゲームまでを何でもこなしてくれる、夢のようなスーパーバーサタイル万能オールマイティーな何でもロッドです。
関連記事:Fishmanブリスト5.10LHでオフショアのジギング&鯛ラバは可能か?
関連記事:Fishmanブリスト5.10LHでベイトフィネスは可能か!?投げてみる
そのブリストにオプションの‘‘ショートグリップ‘‘を装着したものを今回は使用しました。
関連記事:Fishman ブリスト 5.10LH の ‘‘ショートグリップ‘‘ 入手インプレ
リール
アブガルシアの13レボ‘‘パワークランク5‘‘、軽くて飛距離も出てパワーもラインキャパもあり、最近よく淡水のシーバス釣りに使っているお気に入りのリールです。
関連記事:バスロッドでシーバスフィッシング!熊本市江津湖(淡水)釣行
これに‘‘更なるトラブルレス性能向上&飛距離アップ‘‘のために、ビッグシューターコンパクトの純正マグネットホルダーを利用して、マグネットチューン(マグチューン)を施しています。
関連記事:アブ レボ パワークランク5のマグネットチューンとサイドカップ水没
ラインとルアー
ラインは最近お気に入りのGT-Rウルトラ16lbですが、凄いですねこのナイロンライン。
![]() |
ブログを読み返してみると約1ヶ月前に巻いたものでしたが、月の釣行回数がそこそこ多い私が使用していても未だ目立つ劣化は見られず、キャスト切れや結び目が切れることも全く無く、尚且つしなやかな使い心地を維持してくれていてトラブルも無く、ナイロンラインにしてはかなり耐久性が高いように感じます。
関連記事:熊本のシーバスを釣る!えっ江津湖でシーバス釣れるの?釣れました
このラインはマジでおすすめです!
![]() |
ルアーはエバーグリーンの‘‘D-ZONE‘‘ですが、使いすぎてシリコンスカートがボロボロになったので、自作スモラバの時に使用したシリコンラバーでスカートを修理して使っています。
関連記事:釣れるスモラバを格安で自作する!不器用でも簡単に出来ちゃいました
こんなボロボロになるまで使っても意外と壊れず、そしてロストもせず、それでいてずっと釣れ続けてくれる私の‘‘マイ フェイバリット スピナーベイト‘‘で御座います。
なぜDゾーンは釣れるのか?それを語れば長くなるので割愛しますが、「スピナーベイトで釣った事ないよ~」って方にはこのZゾーンが絶対におすすめ!
狙った場所と釣れたバス
さあブラックバスを釣ってみましょう。
と、狙いを定めたのはこんな場所。
岸際に生えた水草の周辺。
ここにバスが居るんじゃないかな~とスピナーベイトを投げてみます。
ルアーをひいてくるのはこんなコース。
オプションのショートグリップを装着したことにより、格段とピッチングがしやすくなったであろうブリスト5.10LHのキャスト練習も兼ねていましたが、やはり狙い通りでした。
ものすごく狙った場所にキャストが決まりまくる!
純正のグリップ装着時と比べると、キャストの精度と投げやすさはまさに雲泥の差です。
ピッチングで狙った場所にルアーを投げる為に行った、
関連記事:握力とリストを強化!ルアーのキャストがうまくなる簡単トレーニング
この記事で紹介した‘‘ルアーのキャストが簡単に上手くなる方法‘‘も効果大でした。
グリップだけで2万円と非常に高価な代物ですが、ショートグリップを装着したブリスト5.10LHはもはや純正時とは別のロッドに生まれ変わったと言っても過言ではない感覚で使えますので、2万円でもう1本‘‘Fishmanのロッド‘‘を買えたと考えればとてもお買い得でしょう。
投げやすくなったブリスト5.10LHのキャストを楽しんでいた最中、3度目のキャストで画像の赤い「×」の場所、水草の先端にスピナーベイトがぶつかって水中でヒラヒラっと体勢を崩した瞬間にガバッと出てきました!
まさに教科書通りでしたね、江津湖のようなスレバス王国で有効なルアーの使い方です。
根掛かりし辛いスピナーベイトは積極的にストラクチャーに当てて、その際のイレギュラーなルアーの動きでバスのリアクションバイトを狙いましょう。
江津湖のバスにしては結構良いサイズではないでしょうか。
痩せていますが44cmで色黒で立派な江津湖バスでした。
なぜ風が吹いたらスピナーベイトなのか?
ここでやっと本題です。
そもそも「風が吹いたらスピナーベイト」とは誰の言葉なのでしょうか?
まあバスアングラーでこれを知らない人はあまり居ないですかね。
そうです‘‘ミラクルジム‘‘もしくは‘‘大様‘‘こと、‘‘シマノのフィールドテスター‘‘で‘‘潮来つり具センターのオーナー‘‘でもある村田基氏、自称‘‘日本一忙しい釣具屋のオヤジ‘‘さんです。
![]() |
そんな村田基氏は、こんな超が付く程魚が釣れるルアーを造り出す‘‘ウォーターランドインターナショナルの代表‘‘でもあります。
そんなジムが「風が吹いたらスピナーベイト」だと言うのですから間違いないのでしょう。
ただちょっとだけその理由を考えてみました。
風が吹いたら魚の活性が上がる
ブラックバスは普段、泳ぎながら水中に溶け込んでいる酸素(溶存酸素)を水ごと口に入れ、エラを通り抜けるさせる事で体内に酸素を取り入れています。
そして風が吹く(風が水面に当たる)と、水面が波立つ&水が掻き回されるため、この水中の酸素量(溶存酸素量)が多くなるのでバスは嬉しいんでしょうね。
人間界には酸素カプセルなるものがあり、その効果として疲労回復や集中力アップや健康増進などがあるといいます。
バス界では風が吹くことで水中が酸素カプセル状態になり、普段より多量の酸素を取り入れることができるので頭もスッキリするし体は元気になるし、バスは「なんだかいつもより気持ちいい~」と元気な状態になっているのだと私は考えています。
風が吹いたら水面が見え辛くなる
スピナーベイトはブレードがキラキラと回りながら光ることで、小魚の鱗による明滅をイメージしているといわれています。
そんなブレードの‘‘キラキラ‘‘が風が吹いて水面が波立っている時は、水面の歪みによってバスからは見えたり消えたりするという、とても興味をそそる見え方をしていると思われます。
水面に見えたり消えたりを繰り返す魅力的な小魚(ベイトフィッシュ)見付けたバスは、絶対に逃すまいとそれはもう凄い勢いで食い付いてくるんですね。
あとは水面が波立つことで魚から人間が見えにくくなり、人的プレッシャーから開放されて食い気が上がるというプラス要素もあります。
風が当たる場所に魚が集まる
これはジムの言葉を借りてご説明を。
風があるとプランクトンが風の当たっている面に流されてきます。 それを追ってプランクトンを食べる小魚たちが寄ってきます。すると、その小魚たちを食べる魚達やザリガニも集まってきます。もちろん バスも集まってくるので、向かい風でキャストが可能なルアーが あれば基本的にどれを使っても良いです。 スピナーベイトはより効果的です。
引用元:村田基と一問一答
今回私が釣った場所も、こんな感じで風が当たるポイントでした。
ジムの言う通りですね、さすが王様。
まとめ
入手してそこそこ時間は経っていたんですが、実は今回釣ったバスがブリスト5.10LHにとっての初ブラックバスでした。
※オフショアで根魚とかは釣ってます。
これまではそのグリップの長さから陸っぱりのバス釣りにあまり使う気にならなかったロッドが、グリップを交換することで一気に陸っぱりバスの一軍ロッドに昇格しました。
そして久しぶりにスピナーベイトで釣ったのも気持ち良かったですね。元々スピナーベイトは好きなルアーなのですが、最近はなぜかあまり投げていなかったので、次回からは必ず持っていくことにしましょう。
あと心配だったのが、‘‘ブリスト5.10LHの曲がるブランクスでスピナーベイトをバスの口にしっかりフッキングさせることができるのか?‘‘ということ。
画像では分かりにくいですが、ガッツリ刺さってますので合格ですね。
是非風が吹いたらベイトフィッシュが流されて(集まって)来やすい、風が当たるシャローにスピナーベイトを投げて、ストラクチャーにわざとコンタクトさせてみてください。
きっと釣れますよ。
そうしたら叫んで下さい。
「フィーーーッシュ!」と。
※このあと調子に乗って夕マヅメの江津湖シーバスを狙いましたが痛恨のバラシ。スピナーベイト同様シングルフックでのバイトだったのですが、これはアワセが決まらず最初のエラ洗いでルアーが外されてしまいました。曲がるブランクスのブリスト5.10LHでのアワセはもうちょっと工夫が必要ですね、今後の課題ができました。
以前カサゴが爆釣したワームでのヒット&バラシです。
関連記事:根魚ルアー釣り!ロックフィッシュ(カサゴ)が爆釣したルアーを紹介
この次の日のリベンジ釣行で見事ランカーシーバスを釣りました!
↑ブログランキング参加中です。