立岡池バス釣り!BL+671MLFS×16セルテート2004のデビューインプレ

2017年9月24日(日) 熊本県 立岡池(花園池)釣行

この日は朝早くから陸っぱりのバス釣りでした。

夏から秋へと季節が移り変わる中で、魚の動き方が変わってきたのでしょうか。

普段よく行く江津湖での釣果がなんとなく芳しくなく、バス釣りのシーズナルパターンに完全についていけてない様子の私は、気分転換&先日購入したニュータックル(スピニング)のデビュー戦+入魂を果たすべく、普段あまり行かない有名バス釣りポイントへ行ってみることにしました。

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立岡池(花園池)とは?

立岡池は、キャンプ場を備えた立岡自然公園という名の公園にある皿池です。

ギリギリ車が2台すれ違える程度の道路を挟み、すぐ横には花園池というほぼ同規模の池が併設しています。

立岡池と花園池の位置関係はこんな感じ。

引用元:マピオン電話帳

この立岡池(花園池)は熊本県ではかなりメジャーなフィールドでして、わりと最近ではイヨケンこと伊豫部健プロが取材で訪れていたり、

引用元:山本釣具YouTube公式チャンネル

村上晴彦氏が魚旅という釣り番組の収録で訪れていたりします。

※「魚旅 #11-1 熊本上陸! 立岡池/萩尾大溜池!」というキーワードでインターネット検索すると一番最初にその動画が表示されますが、この「テレ朝動画」というサイトはYouTubeと違って、閲覧のために無料ですが会員登録が必要なようです。

そして時にバス釣りアングラーより多いんじゃないだろうか?という程の大量のヘラ師達が所狭しと岸際に腰掛けて釣りを嗜まれておりまして、そのためか池の底にはヘラダンゴがヘドロと化したものが大量に蓄積しており水の色は常に茶色く、基本的に流れのない溜池なため水中酸素濃度も薄いのではないだろうかという状況が見て取れます。

そういう理由からでしょうか。

「立岡池(花園池)はバスが釣れない」とよく聞きますが、こんな状況なのでバスの活性も食いも上がらないのでしょう。

逆に、水温を下げない程度に雨が降っている最中などは調子がいいかもしれませんね。

朝一はヘビーバーサタイルで狙ってみた

フィールドに到着したのは6時半、私にしては早い現場入りです。

天気予報によると午前中は曇り、昼からは快晴とのこと。

着いてすぐに、遠目にですが水面を観察してみるとどうやら時折のボイルがある様子。

先日そろえたスピニングタックルのデビューと入魂が目的ではありましたが、どうやら釣れそうな雰囲気なのでわざわざ弱い釣り(超ライトフィネス)を展開する理由がありません。

そこで朝一はいつものヘビーバーサタイル、私の中での「陸っぱりのヘビーな1本」ことダイワのブラックレーベルプラス6101MHFB-GとスティーズA TWの組み合わせでの出撃。

巻いて釣ってみせる!

年に数えるほども来ないバス釣りメジャーフィールドに対して、なぜか強気で攻めたい気持ちでいっぱいでした。

しかしどこを攻めていいのかもよく分かりませんでしたので、とりあえずは岸際を巻きながら池を一周し、午後に控えたスピニングでの釣りに備えて良さ気なポイントを見て回ることに。

そうした中でのファーストヒットがこちら。

ビッタンビッタン

ビッタンビッタン

ビッタンビッタン

ビッタンビッタン

どうですか、この躍動感!

いや~またしても釣ってしまいましたよ、ブルーギル。

しっかりとルアーを咥えていますね。

私の中で「ただ巻きで簡単に釣れるルアー」ことステルスペッパー90Sですが、このルアーはマジで釣れます。

※私は釣れればバスだろうがギルだろうが、嬉しい1匹には変わりないと考える人間です。

ギルが釣れたのはこんなところ。

ステルスペッパーを岸際に投げてゆ~っくり巻いていたところに食ってきました。

ここがネットでよく見る「キャンプ場前」というポイントなのでしょうか。

しかしここでしばらく粘るも後が続かず、更に歩いて巻き進めることに。

そうするとお次は、

冒頭の画像のバスですね。

なにこれ、キーホルダーみたいで可愛い!

そんなサイズ感のブラックバスです。

こんな護岸際に投げて、ルアーをボトムにガッツンガッツン当てながら早巻きしてたらガツンと食ってきました。

豆バスながら、しっかりとルアーを捕食しようとして食ってきたのが分かります。

ごめんね豆バス、立派な大人になってまた釣られてちょうだいね。

ヒットルアーはティムコのライオットブレード。

このルアーは売り文句通り、まじで全く根掛かりません。

塗装の剥げ具合から、どれだけ障害物にガツンガツンとコンタクトさせながら巻いたのかが容易に想像できるかと思いますが、それでも根掛かりは一度もありませんでした。

その根掛からない秘密はこの昆虫の触覚のような2本のアーム。

このルアーについては今度詳しく書こうと思いますが、根掛からないスピンテールルアーがどれだけ釣れ釣れなのか、あえて言わなくても分かる人には分かる話だと思います。

昼からはスピニングタックル

午前中、ローライトでなんとなく雰囲気は良かったのですが、私の腕では子ギルと豆バスの1匹ずつがやっとでした。

そして一旦車に戻り、先日入手したばかりのスピニングタックルに持ち替えます。

ロッドは、

私が今年から愛用しているブラックレーベルプラスシリーズの中からBL+671MLFS。

リールは、

バス釣りにはオーバースペック丸出しの16セルテート2004です。

いや~格好良い!

とにかく見た目が最強!!

これはもう釣れたも同然!!!

実に数年ぶりとなるスピニングタックルでのバス釣りです。

投げるのはもちろんちっさいワーム達。

釣果が芳しくなってから憧れを抱くようになった超ライトリグな釣りです。

ふっふっふっ、これはもう釣れまくる予感しかしませんね。

3桁なんて釣れちゃったらどうしましょう。

まずは午前中に目をつけておいたバスが居ついていそうな場所から攻めてみることにします。

~中略~

いや~、全く釣れませんね!!

なんなんでしょう、小さいワームを使った釣りって。

岸際をワームの動きを確認しながら引いてくる分にはまだ釣れそうな気がして良いのですが、ちょっと沖に投げると僅かな引き抵抗を手元に感じるのみでワームの動きもイメージできなければ、とてもじゃないがその小さいワームがバスに気付いてもらえる気がしません。

そして狙った場所に全く投げることができない、、、。

正直ちょっとスピニングの釣りをなめていました。

「小さいワームを投げれば爆釣間違いなし」という素人丸出しな勘違いで約半日ワームを投げ倒してみましたが、一度カーリーテールにバスが甘噛みしたのみ。

まさか自分がここまで下手くそだったなんて。

ああああぁぁぁぁぁ難しいぃぃぃぃぃぃ。

今回の使用タックルだと3インチノーシンカーワームが15~20メートルは飛びますし、ノットの抜けは一度もなく、ライントラブルも皆無でした。

タックルは良いのでしょう。

しかし、私の腕が全く伴っておりませんでした。

ピッチングであればある程度狙った場所(極近距離)にルアーを届けることができましたが、オーバーヘッドだと真正面に投げることすら困難でした。

もう少し重さのあるルアーを投げればいいのでしょうが、それだと661M/MLFB×スティーズSV TWのベイトタックルで間に合います。

スピニングタックルはあくまでベイトフィネスでも扱いが難しい超ライトフィネス用で導入したつもりだったのですが、全然うまいこといきませんでした。

今まで何気なく見ていたスピニングタックルで釣りをしているアングラーの方々ですが、今度からは超尊敬の目で見てしまうこと間違いなしです。

これは練習でどうこうなるレベルではないほどに、自分には全くセンスがないと痛感させられました。

さらに根本的に向いてないんでしょうね。

素直に言うと、やっててあんまり楽しくありませんでした。

どうしよう、、、高い買い物だったのに、、、。

立岡池(花園池)で反応があったルアー

激シブな立岡池で釣れはしなかったものの、僅かながら反応があったルアーをご紹介します。

ステルスペッパー90S

午前中にベイトタックルで投げていたティムコのステルスペッパーです。

ギルを釣った以外にもバスからのチェイスが多数ありました。

このルアーは本当に魚からの反応が多い。

水面よりちょっと沈めてゆ~っくり引いていると、その後ろからバスがよくついてきます。

子バスやギルなど好奇心旺盛な群れの中を通すと、かなりの数の魚がついてきます。

その姿はもはやドラクエの勇者一行の姿そのもの。

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しかしついてはくるものの、その中で食ってくるのは極僅か。

体感的には20匹ついてきた内の1匹が食ってくるかどうかです。

これはジョイクロをはじめとしたビッグベイトでよく言われる「寄せる力は凄いが食わせるのが難しい」といった状況によく似ていると思います。

寄せたバスに如何にして口を使わせるか。

少しトゥイッチを入れてみたり早巻きしてみたりと色々試してはいるのですが、未だにうまい方法を見付けることができません。

しかしなにか手があるはず!

今後も引き続き食わせ方を発掘していきたいと思います。

ティムコ ステルスペッパー90S クリアPヘッド

ハドルミノーハード85

愛用のフィッシュアローのハドルミノーハード。

もう投げすぎて片目が取れていますね。

これも午前中にベイトタックルで投げていました。

主に岸際のブレイクの浅い側を引いていたのですが、一度だけ推定35cmほどのバスがブレイクの深い側からこのルアーを凄い勢いで食いにきました。

しかし、急に出てきたバスに驚いた私のヘッポコあわせが早過ぎて痛恨のすっぽ抜け。

かなり悔しかったです。

ハドルミノーハードはステルスペッパーに比べると、「魚を寄せる」というよりは「魚に襲われやすい」という印象です。

ステルスペッパーのように子バスだのギルだのを魚種問わず引きつけながら泳ぐのではなく、ブリブリとテールを振りながら泳ぐことでそこそこ離れた位置にいる食い気のあるバスを引きつけるようなイメージ。

シーバスも釣れます。

小粒ながら7gあり、6101MHFB-G×スティーズA TW×ナイロン16lbという強めな組み合わせですらかなり遠投がききますので、ボイル撃ちにも多用しています。

そして結構釣れています。

フィッシュアロー ハドルミノーハード 85S

ライオットブレード

ティムコのスピンテール、ライオットブレードです。

画像で確認できますが、新品だったルアーのボディの塗装がほぼ剥げています。

これは塗装が弱いルアーをハードストラクチャーにガンガン当てながら引いた証なのですが、根掛かりしやすいはずのスピンテールルアーがまさかのゼロ根掛かりでした。

あまりに感動したので、普通のスピンテールであれば巻くことができない場所(超シャローや護岸際)で巻きまくってバス1キャッチ1バラシ。

貧果だったこの日のMVPはライオットブレードでした。

こいつは私が持つ中で一番釣れるルアーであるコーモランのスピンバイアスを超えるかもしれない!

そんな気持ちにさせてくれるルアーなので、今後もっと使い込んでみてから改めてご紹介したいと考えております。

ティムコ ライオットブレード 9g ホロワカサギ

ロックマックス3インチ×1/16ozジグヘッド

これがスピニングタックルで投げたルアーの中で唯一魚が反応したルアーです。

バス釣りではあまり馴染みのないエコギアのロックマックスというワーム。

それもそのはず、これはロックフィッシュ用として売られています。

釣具屋で「ノンソルト素材の小さいカーリーテールないかな~」と探していたのですが、バス用ではあんまりないんですよね、ノンソルトワームって。

そこでソルトコーナーでこのワームを発見し、それはもう即買いでした。

プルンプルンと張りのあるボディーですが硬くない。

ゆっくり引いてもテールはしっかり動きますし、針持ちもかなり良い様子です。

慣れないスピニングで岸際にキャストし、ワームが目視できるギリギリの深さをゆっくり巻いていたのですが、急に後ろからサーッと追ってきたバスがこのワームをパクッと甘噛みし、すぐに去っていきました。

きっとテールのみをハムっとしたのでしょう。

ゆっくり巻いてもテールのピロピロが手元に伝わってきますので、アピールは強めなのかな?

釣れはしませんでしたが可能性を感じることができたワームでした。

エコギアロックマックス 3インチ グリパンボトムベイト

バス用で選ぶ場合はグリパンカラーもありますので、是非使ってみてください。

スピニングタックルデビューのまとめ

何年かぶりにバス釣りでスピニングタックルを使ってみましたが、かなり難しいんですね。

初心者=スピニングタックルだとは思っておりませんが、どうしてもベイトタックルに比べると取扱いが容易なイメージがあったため、まさか自分がここまで使いこなすことができないだなんて夢にまで思っていませんでした。

まずはとにかくキャストが決まらない!

これは時間をかけて練習すればそこそこはどうにかなるのでしょうが、構造上のアキュラシーレベルに関してはどう考えてもベイトタックルの方が数倍は高いと感じました。

そして細糸のため攻めるキャストができない!

今の自分の腕では精度を欠くのはもちろんですが、巻いているラインがかなり細いということで、「あそこに投げてもし魚がかかったら、あのストラクチャーにラインが擦れてブレイクの恐れがある」とか、「あそこに投げたら魚が居るんだろうけど、もしルアーが引っ掛かったらラインを引っ張って回収することはできないだろう」とかを考えてしまい、とにかく弱気な場所にしか投げることができませんでした。

そのため投げても岸際、基本は正面のオープンエリアとなり、いまいち釣れる気がしません。

これが太糸を巻いたベイトタックルであれば、カバーの奥で魚をかけようが、ルアーが多少根かろうが、あまり細かいことを気にせずゴチャゴチャした場所に投げることができますよね。

スピニングタックル×細糸はボートの釣りでピンスポットを狙う、もしくはバーチカルに探る場合に有効なのかもしれません。

あとは陸っぱりでオープンエリアでの遠投。

しかし、陸っぱりでロッドを1本しか持ち歩かない場合、あれもこれもをスピニングタックルに求めるのは無理がのあるのではと強く感じます。

最後に思ったより飛距離がでない!

さすがに3インチノーシンカーワームはベイトフィネス対応タックル(BL+661M/MLFB×スティーズSV TW)では投げることすら難しいのですが、これが3インチワームの1/16ozジグヘッドリグとなればそこそこ飛ばすことができます。

やはりスピニングの方が飛距離は上ですが、精度に欠けるため中距離以上でのピンスポット狙いは私には不可能だと思います。

そうするとベイトフィネスタックルで投げた方がキャストが決まり、結果釣れるのでは?

と考えます。

んんん~、難しいですね。

極近距離を超フィネスに攻めるのには良さそうですが、元は超ライトリグをできる限り沖に投げたいとして導入したスピニングタックルなので、当初の目的とはずれます。

では正面に遠投すれば良いのか?

となると、それではとてもじゃないが釣れる気がしません。

沖は沖でも狙いたい場所がある。

しかしキャストは決まらない。

んんん~。

ひらすら練習あるのみか。

それとも、、、。

まぁ、とりあえずせっかく揃えたものなので、もう少し使ってみてから考えてみましょう。

まずは1匹釣るところからはじめてみたいと思います。

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