2017年にダイワから発売された17スティーズA TW 1016HLです。
スティーズA TWはダイワの軽量ベイトリールのフラッグシップモデル「スティーズ」の名を冠しながら、これまでのエアメタル(マグネシウム合金)ボディを捨て、ボディ素材にスーパーメタル(アルミニウム合金)を新たに採用することで、軽さよりも剛性と耐久性に重きを置いた、まさに「TWS&タフ」な仕上がりのリールとのこと。
16スティーズSV TWと比べると自重が約30g重く、ハンドル長は10mm伸び、ノブはI型から平型に、糸巻き量は増え、ブレーキはSVからマグフォースZへ、ドラグは、、、。
とまぁ色々と変更点はあるわけですが、とにかく16スティーズに比べるとパワーゲームに強くなった印象です。
ちなみにスティーズA TWの「A」は「アルミニウム」「オールラウンド」のAなんだとか。
※アメリカの「A」だと書いてあるブログもありましたがなにが正解なんでしょうね。
すでに16スティーズSV TWを所有している身としては購入するか否かを非常に悩みましたが、16スティーズのあまりの使いやすさに「タフ」さがプラスされるなんて、まるで夢のような話じゃないか!と清水の舞台から飛び降りる気持ちで新品購入しました。
特に「これに使いたい!」という目的を持って購入したわけではありませんが、現在所有中のアブガルシア13Revoパワークランク5と入れ替えるつもりです。
そのためギヤ比も2種類の内で低い方のハイギヤ(6.3)を選択しました。
目次
スティーズA TW 1016Hのスペック
私は左ハンドルの購入ですが、右ハンドルでも同じです。
- ギヤ比/6.3:1
- ハンドル1回転糸巻量/67cm
- 最大ドラグ力/6kg
- 標準自重/190g
- ボールベアリング/8
- ローラーベアリング/1
- ライン糸巻量12lb/135m
- ライン糸巻量14lb/115m
- ライン糸巻量16lb/100m
4号ラインを100m巻けてドラグが6kg、加えてソルト使用対応なのでシーバスとかロックフィッシュ(の場合はSHが吉)にも良さそうです。
スティーズA TWの付属品
リール本体と元箱、取扱説明書に分解図にアンケートハガキに、、、。
あれっ?
あれがありません!
これは16スティーズのものですが、このネオプレン製のリールカバーの付属がありません。
このへんが16スティーズとの価格差(約1万円安い)の表れなんでしょう。
スティーズA TWの自重とスプール重量
メーカースペックでは190gですが、私の手元に届いたものは0.8g軽いものでした。
惜しい!
グリスの量やらなんやらでの誤差なのでしょうが、他の方のブログを見てみると190gピッタリの方もたくさんいらっしゃるようです。
さすがダイワさんのMade in JAPANなクオリティーです。
スプールはG1ジェラルミン製のマグフォースZ仕様、SVスプールより飛距離に定評があるブレーキシステムですね。
こうしてスプール側面に糸巻量などの簡単なスペックが書いてあるのがダイワの良いところ。
私のような忘れっぽい人間はすぐに「あれっ、このリール12lbが何メートル巻けたっけ?」となるのですが、ダイワさんの粋な計らいのおかげでそれが皆無です。
スティーズA TWの気になるスプール重量は13.7g、これは16スティーズのものと比べると約2g程度重たくなっています。
やはり軽量ルアーの投げやすさは16スティーズに分があるのでしょうが、重さのあるルアーをかっ飛ばすにはある程度スプール重量があった方が良いんですよね。
このリールの使い道が見えてきた気がします。
スティーズA TWのタックルバランス
BL+661M/MLFB
まずは私の「陸っぱりの1本」もしくは「カヤックバスフィッシングの1本」ことダイワのブラックレーベルプラス661M/MLFBに合わせてみました。
重心は画像のように、良い感じに手元に近いところにきますね。
パッと見同じ写真に見えますが、こっちはスティーズSV TW(160g)をBL+661M/MLFBに載せたものです。
本当に僅かな差ですが、17スティーズの方が重心が手元に寄っているのが分かります。
テムジン TMJC-70XH アマゾンフリップ
エバーグリーンのテムジン TMJC-70XH アマゾンフリップにセットしてみると、やはりかなりのアンバランスでした。
16スティーズに比べると30g重くなったとはいえ、190gでも立派に「軽いベイトリール」なんですね。
ただこのアマゾンフリップ、
いつも合わせるダイワのリョウガ1016(255g)を載せてもこれだけ先重りしているので、まぁ使えないってことはないでしょう。
フィッシュマン ブリスト5.10LH
フィッシュマンのブリスト5.10LHに載せるとかなりの手元重心です!
扱えるルアーの幅が広くショートロッドだけどよく曲がって飛距離が出るロッド+軽くて強くて飛ぶリール。
これは楽しみな組み合わせです。
ブリスト5.10LHにショートグリップを装着したものと合わせても重心はこの位置なので、まだまだ使いやすい範囲でしょう。
スティーズA TWのまとめ
購入して手元に届いたばっかりなので特にまとめることもありませんが、ナイロンを巻くか、フロロを巻くかで散々悩んだ結果、とりあえずスティーズA TWの代わりに引退となったアブのパワークランクに巻いてあったナイロンラインを巻き換えました。
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今からの時期はバス釣りやナマズ釣りでトップルアーを投げる機会が多くなりそうですしね。
大場所ではアマゾンフリップに載せてスイムベイトとかO.S.Pのヤマトみたいな重めのルアーを超遠投してバスを狙うも良し、シーバスも良さそうです。
小場所ではブリスト5.10LHに載せてバスやナマズはもちろん、チニングにも使えそうです。
最近は日中の暑過ぎる気温のせいでなかなか釣りに行けていませんが、実釣で使ってみたらちゃんとインプレしたいと思います。
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後日バス釣りに行ってきましたよ!
台風直前の江津湖でちょっと試し投げ、、、のつもりが、スティーズA TWのあまりの使用感の良さに、ついつい1日中釣りしちゃいました。
強風&向かい風の中でも全くバックラッシュせず、それでいてかなり飛ぶ!
ワームからエスフラットまで投げましたが、とにかく最高な使い心地でした。
いや~買って良かった、久しぶりに釣具に感動しました。
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