サウンド9.5艤装!カヤックフィッシングで魚を驚かさない為の改造

カヤックにパドルを置くと「ゴン」と音がする

カヤックフィッシングではアンカーを使用して1ヶ所をじっくりと狙う場合を除き、パドルはシートの前方に一時的に置いた状態で釣りをして、風や水の流れの影響でカヤックが流されるとパドルでカヤックの位置を調整し、また一時的にパドルを置きそして釣りをする、、、この繰り返しになります。

サウンド9.5にはこんな素敵なパドルホルダーが標準装備されていますが、

釣りをしている間はわざわざホルダーにパドルを固定することはなく、

上の画像のような感じでパドルをシート前に‘‘仮置き‘‘をすることが圧倒的に多いです。

関連記事:【画像大量】サウンド9.5の画像検索中の人必見!カヤック外観インプレ

そこで問題になってくるのが、パドルをカヤックに仮置きする時の「ゴンッ」という音。

これはカヤックフィッシング(特にバス釣り)を行ううえでは結構大きな問題で、その「ゴンッ」という音に魚が驚き、ストレスを感じて口を使わなくなったり、近くに居た魚がビックリして逃げていってしまいます。

人間だって近くで不快な大きな音がしたら「何事だ!?」となり、ゆっくり食事をしていたとしてもしばらく警戒して箸を置いてしまいますよね。魚も同じように感じるんだと思います。

魚にゆっくり食事をしてもらう=ルアーをパクッ食べてもらうために、この不快な「ゴンッ」音をなるべく立てることが無いよう、カヤックを改良していきましょう。

スポンサーリンク
広告 PC

パドルを仮置きする位置

サウンド9.5にはコックピット内側面をカバーするクッション材が標準装備されています。

この部分ですね。

これは恐らく、カヤックを漕ぐ際に足が当たるであろう部分にのみ取り付けしてあり、

膝の側面が痛くならないようにしてある工夫だと思います。

関連記事:【画像大量】サウンド9.5の画像検索中の人必見!カヤック外観インプレ

このクッション材がある位置を狙ってパドルを置けばほぼ「ゴンッ」音はしないのですが、サウンド9.5でカヤックフィッシングを行う場合、それより手前のクッション材が無い位置にパドルを置くのが‘‘丁度良い位置‘‘になってしまいます。

上の画像で説明すると、①に置けば大きな音はしないのですが、②の方が圧倒的に置きやすい位置となります。

改善すべきはこの部分ですね。

カヤックのサイレント化

いつものようにお金を掛けず、尚且つ簡単に問題を解決できる材料を探します。

そしていつものホームセンター‘‘みんなのハンズマン‘‘で見付けましたのがこちら、

‘‘iteck KGR-1053T ゴムシート‘‘

厚み1mm×幅50mm×長さ300mmのこの商品、裏面は粘着テープ付きです。

光 アイテックゴム粘着付KGR-1053T 1枚

1mm厚の天然ゴムなのでそこそこの衝撃は吸収してくれるでしょう。

そして何より208円(税抜)で買えるその安さも大変魅力的でした。

このゴムシートを、

まず縦半分にカット!

カットしたゴムシートを上の画像の位置に貼ります。

貼る前にその部分をパーツクリーナーで脱脂しておくと、両面テープの貼り付きが強くなり耐久性が増しますので必ず脱脂は行ってください。

KURE パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml[KURE(クレ) 洗剤・クリーナー 車用]

その場合上記リンク先の商品のような、プラ製のカヤックに優しい「プラスチックOK」なパーツクリーナーを必ず使用するようにしましょう。

これを両サイドに貼ると、はいもう完成!

簡単ですね~誰でも5分でできる艤装です。

これでカヤックにパドルを仮置きしても、プラスチック(カヤック本体)とアルミやカーボン(パドルのシャフト)が直接触れないので、「ゴンッ」という大きな音はしなくなったと思います。

エレキやエンジンを動力にしているボートに比べ、カヤックの利点は‘‘かなり水深の浅い岸際ギリギリまで入っていくことができる‘‘こと。せっかく魚がついている事が多い岸際に入ったのに、大きな音をたてて魚を散らしてしまうなんて勿体無いですからね。

あとは今回の艤装(ゴムシートを貼っただけ)がどれだけ効果があって耐久性があるか、それは今後の実釣で確認していきたいと思います。

にほんブログ村 釣りブログ カヤックフィッシングへ

↑ブログランキング参加中です。

スポンサーリンク
広告 PC