カヤックゲームの万能ロッド スナッパー64MLインプレッション

カヤックフィッシングに最適な1本で何でもできる万能なロッドを探す

リップルフィッシャーのスナッパー64MLの簡単なインプレです。

このロッドを手に入れる前に悩みのタネに、「カヤックに積むタックルをどうやったら減らせるか」というものがありました。

現在の私はカヤックフィッシングでカヤックに積むロッドは多くて2本、出来れば1本にしたい人間です。カヤックフィッシングを始めたばっかりの頃は3本とか4本とか積んでたんですけどね。そうするとまああああ~準備と片付けが大変!!ロッドを4本積む場合、駐車場から出艇場所までドーリーが使えないところではロッドの移動だけで下手したら1往復の移動が必要ですし、帰ってロッドを洗う(私は結構丹念に洗います)のにも相当な時間が掛かるし、リールの乾燥→軽く分解→注油っていう作業も1台やるのと4台やるのでは労力が雲泥の差です。

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以前はロッド4本とか積んでいました

懐かしい写真を見つけました。これが私の初めての相手(カヤック)です。これは楽天とかで安く出ているもので、標準でロッドホルダーなんかが完備されています。やはり最初のカヤックは値段での安さで選びました。

このカヤックはこんな感じでシート後方に2発、埋め込み式のロッドホルダーがあります。

さらにこうやってロッドホルダーを2発装着したクーラーボックスを載せることで、カヤックに4本ロッドを積むことができますね。

カヤックフィッシング入門当初は、「あれも釣りたい」「これも釣りたい」という思いから、「あれを釣るんだったらあのロッドが必要」「これを釣るんだったらこのロッドが必要」とだんだんタックルが増えていっちゃうんですよね。まあ状況に応じて自分の好きなように狙う魚種を変更できるカヤックフィッシングならではの悩みではありますがね。船釣だとマイボートでもない限り、他のお客さんとの兼ね合いなどありますから好き勝手できないですしね。

それからカヤックフィッシングも数をこなしてくると、やはり準備と片付けが大変なことに嫌気がさしてきます。そしてその頃ぐらいからふつふつと「何でも出来るルアーロッドってないの?」と夜な夜なネットを徘徊する生活が始まります。

色々あって辿り着いたのがSnapper 64MLだった

何でも出来るオールマイティーなカヤッフィッシングに最適なロッドを探してそこそこ時間も経ちました。その間にいくつかのロッドは試してみました。ダイワのキャタリナ・ナブラとか、シマノのゲームタイプJとか、ツララのグリッサンド72とか。グリッサンド72は惜しかったですね、ただスピニングなのでどうしてもタイラバの手返しが悪い&ワームで根を狙うロックフィッシュもやりづらかったんです。ジギングが出来てタイラバも出来てミノーが投げれてワームを動かせてエギをしゃくれて、、、ってワガママか!と思われるかもしれませんが、それらがストレスなく出来ちゃうロッドがあったんですね。ネットで見付けたのがこのスナッパー64MLでした。

熊本県は山鹿市が誇る一流ロッドメーカー「ヤマガブランクス」の別ライン(カスタムロッド系?)に位置する「RippleFisher リップルフィッシャー」のロッドです。

Snapper 64ML ラバージグMAX120g PWラインMAX1号

スナッパー=フエダイをイメージしてのネーミングでしょうか。カテゴリーではタイラバロッドなのですが、その中でも大鯛に狙いを絞っているようでタイラバロッドにしてはかなり張りがあります。以前ダイワのタイラバロッド紅牙69MHB-Sを使っていた頃があったのですが、タイラバロッドってえらくペナンペナンで扱いに気を使うな~とその後敬遠していました。しかし今回のスナッパー、どちらかというとライトジギングロッドみたいな感じ。

ロッドは軽くて取り回しの良い長さだし、長いグリップは実際にカヤックで使ってみたら不思議と邪魔にはなりません。※キャタリナ・ナブラのグリップは逆に不思議と邪魔でした。ルアーはシーバス用の軽めのものからティップラン用の重たいエギまでストレス無くキャストできます。28gジグヘッド+クロー系ワームもびしばし動かせますし、80gぐらいのジグだったらガンガンしゃくれます。タイラバはやはり得意で感度も相当良いのでしょう、私はトラブル回避最優先でフロロライン14lb~16lb(PEラインを巻かずオールフロロライン)で上記全ての釣りを行うのですが、それでもタイのついばむようなアタリを手元まで伝えてくれます。まあ水深30mとかの話ですけどね。

このロッドに合せるリールはこちらの記事をご覧下さい。

ビッグシューターコンパクトをオフショア仕様に!パワーハンドル装着

スナッパーで実際に釣りました

タイじゃないですが、こんなんをスナッパー64MLでばんばん釣ってます。

これはカヤックではなく義理の兄のボートに乗せてもらった時のやつですね。

ルアーはシマノの炎月(えんげつ)投式というキャスティングタイラバで釣ったオオモンハタ?ですが、40UP程度であれば魚に主導権を与えることなく根から引っぺがせます。

>シマノ(SHIMANO) 炎月 投式II EJ-935M 35g 07T(グロー)

楽天で見付けました。これこれ、これです。このルアーはほんとよく釣れます。そして何でも釣れます。青物、根魚はもちろんエソとかエイとかサメとか。←外道多目

これもスナッパー+炎月の投式で釣ったヤズですが、余裕でした。

これも。

これぐらいの魚のひきでもロッドがよく曲がり、十分に楽しめます。

義理の兄とのボート釣行でこれだけ釣れてますが、半分は私が釣ったとしてその全てをスナッパー64MLで釣ってます。ちなみに画像中央やや左のサワラはダイソージグでのナブラ撃ちです。普通のタイラバロッドだと突然のナブラ撃ちなんて難しいでしょうが、そういった状況にもス可能!まさしく「オールマイティー」ですね。

高価であることとかなり手に入りにくいのが難点ですが、カヤックフィッシングでオールマイティーに使える何でもロッドをお探しの方、このロッドは本当におすすめですよ。チャンスがあったらぜひ一度使ってみてください!

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