レボシューション11艤装
私の4台目の愛艇、ホビーカヤックのレボリューション11(2015モデル)にロッドホルダーと魚群探知機(ホンデックスPS-501CN)設置の為のマウントを本体に穴を開けることなく、簡単に製作でき、見た目がスマート且つ脱着が簡単に行えるように自作してみます。
まずレボリューション11には標準でシート後方の左右にロッドホルダーが装備されています。
この黒いゴム栓を開けると、
欲しいロッドホルダーは?
ロッドのグリップもしくはランディングネットの柄を挿せるようになっています。これがまた非常に使いやすい位置にあり、肩関節が出来悪い可動式フィギュアの関節部の如く異常に硬い私でも、シートに座ったまま難なくロッドを抜き差しできるという優れものです。なので正直ロッドホルダーは純正のもので間に合うのですが、せっかく足漕ぎが出来て両手がフリーになる時間が多いホビーカヤックですので、1本のロッドでエサを沈めたまま放置し、もう1本のロッドでルアーで大物を狙う、なんて二刀流みたいな釣り方がしたいではありませんか。そうなると純正のロッドホルダーとは別に「受太郎的なロッドホルダー」が欲しくなります。
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↑参考「受太郎」
それに受太郎的なロッドホルダーがあれば、ルアーチェンジや写真を撮りたい時や飲食タイムでちょっと竿を置いておきたいな、といった場合にも使えますしね。しかし設置場所に悩みます。
魚探設置場所
あとは魚探設置場所。これも非常に悩みどころです。ホビーカヤックはミラージュドライブを足で漕ぐ必要がある為、よくあるシットオンカヤックのように股の間にロッドホルダーや魚探を設置することが出来ず(出来るっちゃ出来るんでしょうが非常に邪魔になります)、そうなるとコックピットサイドかミラージュドライブの奥かの2択しかありません。
試しに「レボ 魚探 位置」で画像検索してみてください。先人方もこの魚探位置については悩み、そして色々と工夫されているのが見て取れますね。
私も艤装のイメージを固めるために先人方の工夫を色々と参考にさせてもらいましたが、まず「ミラージュドライブの奥」は単純に手が届かないのと画面が見辛いので却下しました。見た目はスマートで良いんですけどね。なので残るはコックピットサイドのみ、どうにか穴あけ加工無しでスマートに脱着出来る方法を考えなくてはなりません。私が調べた限り先人方の工夫で一番多かったのが「レボ11純正のドリンクホルダーに塩ビ管を挿し、その塩ビ管に魚探マウントを取り付ける」というもの。良いですねこれ、塩ビ管の直径がものによってはレボのドリンクホルダーの内径にピッタリらしく、差し込むだけでかなり固定されるそうでこれなら本体にビスなどを打ち込む必要が無く、更にマウント自体の脱着も楽々ですね。
これがドリンクホルダーに塩ビ管を挿してみた図ですがミラクルジャストフィットしており、全くグラグラしません。
ピッタリです。
しかしこれには大きな問題が有り、純正ドリンクホルダーの位置が丁度パドリング時に邪魔になる位置にあるんです。試しにドリンクホルダーに縦30cm位の筒状のものを挿すと、筒状のものが手とパドルにがつがつ当たります。せっかくとても簡単に艤装できそうな方法だったのですがとても残念です。
あとはこの塩ビ管方式にスコッティのアーム類を色々と追加し魚探本体をパドリング時に邪魔にならないよう前方にずらしたものや、木材を加工しマウントを自作しているものなど色々と見てみましたが、どれもスマートとは言えず、肝心の強度や耐腐食性能を無視したような物も多く、納得のいくものは見当たりませんでした。
※納得のいく方法があっても2015モデルの11レボに対応していないものばかり、本体に穴あけ(ビス留め)無しでマウントを取り付けるって本当に難しいんでしょうね。
艤装に必要なものを考える
これはいちから自分で考えないといけないパターンか、、、
何を隠そう私、いちから物事を考えることが非常に苦手な人間です。物真似や既製品を更に使いやすいように昇華させるような作業は好きなんですけどね。しかしこれだけ探して世の中に無いのであればこれはもう作るしかありません。いやここはあえて「創る」と表現させていただきましょう。
そこから私の構想生活が長いこと続きます。そしてある程度のイメージが固まったところでいざみんなのハンズマンへ。
みんなのハンズマンとは?という方はこちらの記事をご覧下さい。
数時間ホームセンター内をうろつきました。私が万引きGメンだったら絶対にマークしておくだろうな、というほど各コーナーを隅から隅まで見渡しながらうろうろしておりました。
まあその甲斐もあったんですがね。
見付けたんですよ、これ以上は無いというそのものに。
レボリューション11(2015モデル)にロッドホルダーや魚探のマウントを穴あけ加工無しで取り付けるために必要なものはこれでした。
どん!!
これがなんだか分かる人は相当なホームセンターマニアか電気工事関係の方でしょうね。
「PR-350N」という品番を持ち、オール樹脂でかなり頑丈に作られたこいつの正体は、
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実はエアコンの室外機の脚を載せるブロックだったんですね。
みんなのハンズマンでは462円(税抜)でした。これを二つ買いましょう。
さあこのエアコン室外機を載せるブロックをどうやってレボリューション11のロッドホルダー/魚探マウントにしていくのか、次回のブログでタネ明かししたいと思います。
いよいよレボリューション11のロッドホルダー/魚探の自作マウントが完成しました。詳細はこちらの記事をご覧下さい。
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