ホビーカヤック レボリューション11
私にとって4艇目のカヤック、ホビー社の足漕ぎカヤック、2015モデルのレボリューション11です。これは熊本地震で受けたストレスを発散するために、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。
下手したら安い中古自動車が買える金額です。
ちなみに3艇目のカヤックはトライブ11.5です。
新品購入してから初出艇するまでに1ヶ月以上かかったかな?艤装を完璧にしてからでないと海に出てはいけないという謎の自分ルールに縛られながら、最初のうちはとにかく艤装を行っておりました。艤装の詳細は追々ブログにアップしていくこととして、まずは初出艇の様子にお付き合いください。
レボリューション11のスペック
その前にレボリューション11のスペックをご紹介。
ホビーカヤック最大の特徴はミラージュドライブが生み出す推進力により、最高時速は約10Km/hに達します。2psエンジンを積んだゴムボートともいい勝負と例えると分かりやすいでしょうか。
ポイントへの移動を竿から手を離さず行えます。バーチカルゲームはもちろん、流行のティップラン、突然のナブラ撃ちやキャスティングゲームでも両手が使える事は圧倒的に有利です。移動時のトローリングでもアタリを逃しません。
圧倒的な釣果はこのミラージュが可能にする機動力とライン操作が支えていると言っても過言ではありません。腕の4倍もの筋肉がある足で漕ぐ事が出来るので、風が吹いても潮の流れが速くても、天候の急変でも安全に速やかに帰港する事が可能です。風で前に進まない恐怖は二度と経験しない事でしょう。
指先1本で方向転換出来るラダーが標準装備。
ミラージュドライブはワンタッチで簡単に船体への脱着が可能。離着岸時にミラージュドライブを痛める心配もありません。
高額なイメージのあるホビーカヤックですが、10万円以上する高価なドライブや2ピースパドル、お尻の濡れないパイプシート(5万円)、ラダー等全てがパッケージになっています。
また「魚釣りをする」という用途で考えた場合に、これしかないと言うくらい圧倒的に有利である事。フィッシングカヤックの最高峰である事を誰もが認めざる負えないでしょう。
- 長さ:3.51m
- 幅:74cm
- 積載量:125kg
- 船体重量:29kg
引用:ホビーカヤックHPより
レボリューション11での初出艇
さあ漕ぎ出しましょう。
魚探よし!※指がレンズにかぶっているのとスネ毛に関してはご容赦ください。
右舷には今回のメインタックル「リップルフィッシャー スナッパー64ML」と「アブガルシア ビッグシューターコンパクト」をセット!
タックルの詳細はこちらを過去の記事をご覧下さい。
結んでいるルアーはシマノの炎月投式でしょうか。
股の間にはホビー純正のタックルケースがあるのですが、これがなかなか便利でその日に使うルアーとワーム程度でしたら余裕で収納できます。画像を見てもお分かりの通り、私が1回のカヤックフィッシングで持ち出すルアー程度ではスカスカです。
こんな魚が山ほど釣れました。これはアカハタかな?ちなみに私はキャッチアンドリリース派なので釣れる喜びに魚種はあまり関係ありません、釣れればなんでも嬉しいのです。
ホビーカヤックは足漕ぎ(ミラージュドライブ)動力なので、移動の際や一箇所に留まる場合でも「両手がフリー」になります。これは今までパドリングに費やしていた時間にもロッドが振れるという事ですので、単純に考えても釣果は倍増しておかしくないんですね。
最高ですミラージュドライブ、ありがとうレボリューション11。
帰艇しました。
初出艇ではとにかく操船に慣れるまでが大変です。といっても30分ほどで慣れはしましたが、とにかくパドルを持たず両手がフリー、足でミラージュドライブを漕ぐ、進む方向はラダーで操作で調整する、その他シートの角度&高さ調整等もろもろ、という普通のパドルで漕ぐカヤックとは全く別物の操作が必要です。しかし慣れてしまうとこれが快適そのもので、しかも早いし疲れないから長距離移動も苦じゃないときてます。安定性もトライブ11.5と比べると良いように感じました。まあ凪だったんで本領発揮とはいきませんでしたがね。
唯一デメリットがあるとすれば、一度味わってしまうともうパドルで漕ぐカヤックには戻れないかも、、、という不安な気持ちになるということでしょう。
機会があれば一度体験してみて下さい、ホビーカヤックのレボリューション11、病みつきになること間違い無しです。
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