つい先日からカヤックフィッシング(バス釣り)にランディングネットを導入したのですが、現在使用中のものは、ネットがラバーでコーティングされてはいるものの、網目が細かすぎてルアーのトレブルフックが引っ掛かりまくり、釣り中のストレスの元となっていました。
上のブログの「今後改善したい部分②」で書いたものです。
陸っぱりと違い、ずっと下半身が動かせない状態での釣りを強いられるカヤックフィッシングでは、‘‘如何にストレスを減らせるか‘‘が結構重要だったりします。
ストレスを減らす=釣りに集中できる=釣果アップ
式にすると、こういうことです。
そこで早速、カヤックフィッシング用のランディングネットを新調してみましたが、これがなかなか思った以上に良いネットだったので、ちょっとご紹介させてください。
プロックス ラバーランディングネット 12型
魚釣りで使う小物系に定評がある、PROX製のネットです。
シンプルで程好いサイズ感であることと、とにかく見た目が格好良い!←これ重要
水面が近いカヤックでの釣りでは、柄の長さはこれぐらい短いほうが扱いやすいでしょう。
魚を優しく守り、熱がこもりにくいクリアラバーランディングネット搭載。
ルアーがネットにからみにくく手返し抜群。
軽量なアルミ枠を採用。
グリップのEVAは取外し可能。
ゴム付ナスカンで腰等に装着したまま魚をすくえます。引用元:PROX公式HP
メーカーホームページを見ると特に〇〇用とされていませんが、淡水ではバスやトラウト、ソルトではアジやメバルやロックフィッシュなど、比較的小型(~40cm程度)の魚を狙う釣りに良さ気なサイズ感です。
RUABER LANDING NET 12型
うん、名前はそのまんまですね。
気になるスペックは、
- 品番:PX70412CR
- 品名:ラバーランディングネット
- 枠サイズ:12型(外径)37.8×31cm(内径)37×29.5cm
- 全長56cm
となっております。
グリップエンドに装着されたナスカンは、
ゴムで結んであるため、こんな感じでビヨーンと伸ばすことができます。
とりあえずネットの中にトレブルフック×3つのルアーを放り込んで振り回してみましたが、
おおおっ、全然フックが網に絡まないから楽に取れる!
これは実釣下での使い勝手にも期待が高鳴ります。
グリップを握ってみた感じも細過ぎず、太過ぎず、なかなか良い感じ。
グリップ径が28mmなので、
ボガグリップ15lbと30lbのちょうど中間の太さです。
これならば、一般的に‘‘ロッドホルダー‘‘と名の付くものにはスッと収まってくれるでしょう。
ただし、注意点がひとつだけ!
この画像は‘‘グリップの芯材(プラスチック)と周辺のEVAが接着されていない‘‘の図。
そう、グリップのEVAは差し込んであるだけなので、クルクル回るのです。
そのため、かなりソフトにグリップを握った状態で重たい魚をランディングしてしまうと、EVAから芯材がスポッと抜けてしまうのではないか、、、という心配が。
まぁランディング時、そんなに優しくグリップを握ることもないでしょうし、信頼と実績のプロックス製品なので、そのへんはちゃんとテスト済みなのでしょう。
気になる方は、EVAを接着剤で固定してもいいかもしれません。
私は「EVAがボロボロになったら交換しやすいじゃん」という前向きな捉え方をしましたので、このまま使うことにします。
カヤックフィッシングで実釣インプレ
そんなわけで、届いた次の日に早速使ってきましたよ。
手元に届くまで、その太さが分からずちょっと心配だった柄の部分は、
私のカヤックに備え付けのロッドホルダーにはぴったり収まりました。
ちなみに、パーセプション社のサウンド9.5というシットインカヤックです。
バスをキャッチするためには最低限の大きさのフレームかと思いますが、結構コンパクトなので積んでいて邪魔だと思うことは一度もありませんでした。
そのコンパクトさもあってか手に持った感じは非常に軽く、それでいて華奢な印象は一切受けず強度もなかなかある様子です。
そして肝心な魚のキャッチ具合は、
33cmのブラックバスは余裕でネットインできました。
そして魚と一緒にネットインしたルアーのトレブルフックも一瞬で外すことができます。
これはかなり良い!
あとは別日に釣った、そこそこ大きな、
42cmのバスが楽にネットインできる上限かな?といった感じでした。
ただ、恥ずかしながら、ネット購入後にこれ以上大きい魚を釣っていないため、楽に獲れる魚の上限については今後も引き続き検証していきます。
ネット自体がフローティング設計でないため、
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家に余っていた尻手ベルトを画像の位置に巻き、それにランヤードを繋いでおきました。
これで万が一、カヤックから落としてしまっても安心ですね。
プロックスに決めた理由とまとめ
これは予想以上に良い買い物でした。
正直言うと、本当はゴールデンミーンのキャプチャーネットIIIが欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、これがネットショップを含め、どこの店舗も全て在庫切れ。
それもそのはず、
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いつの間にかキャプチャーネットはIIIからIVにモデルチェンジしていたんですね。
そして残念なことに、前作の目の粗いラバーネット部分は、新モデルになったことでなんと、目の細かいラバーコーティングネットに改悪されてしまっています。
恐らく本体の自重を抑えるための仕様変更なんだと思いますが、これにはとても残念なことだと悲しむばかりです。
ゴールデンミーンさん、、、どうか、、、どうか、、、次回作のVではネット部分をIIIと同じ目が粗くて太いラバーに戻してください、、、どうか、、、。
もしくは‘‘キャプチャーネットKF‘‘とかいう商品名で、カヤックフィッシングに特化したラバーネットバージョンを出すとかですかね。
本当にお願いします。
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それともうひとつ、プロックスのラバーランディングネットと、どっちを買うかで最後の最後まで悩んだのが、このスミスのラバーネット。
サイズは若干スミスの方が小さいですがほぼ変わらず、全体のデザインも似ていれば、ネットの素材も同じようなルアーのフックが絡みにくいもの。
加えて、私の愛艇サウンド9.5(モスカモ)に使われている差し色であるオレンジ色のネットであることが、このスミスのラバーネットの最大の魅力でした。
んがっ!
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ネットの色さえ考えなければ、プロックスのラバーランディングネットの方が結構安かったんです。
というかどちらもかなりリーズナブルですが、特にプロックスのものは異常な安さでした。
ちょっと良いメーカーのハードルアー1個よりも安いんですよ、これがまた。
スミスとプロックスのネットは似たような見た目に似たようなサイズ感、どちらもネット上のインプレでは高評価です。
ただ、店舗にもよりますが、プロックスの方がスミスよりも数百円から千円ちょっと安かったことが、プロックスに決めた最大の理由となりました。
見た目良し!
機能性良し!
費用対効果という視点で見ると、現時点ではこのプロックスのラバーランディングネット12型が、カヤックでのバス釣りには最適だと思います。
あとは今後使ってみての耐久性だったり、どれだけ大きな魚まで楽にネットインできるか、などを確かめていくだけですね。
※というかデカい魚を釣るために腕前を上げる方が先かもしれません。
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