サイドカップを水没させてしまった
私の最近のお気に入りのベイトリール「アブ Revo パワークランク5」のサイドカップを先日の釣行でうっかり水没せてしまいました。
この記事の釣行での出来事です。
※‘‘うっかり‘‘と言うよりカムロックスクリューが知らないうちに緩んでいたみたいで、リールを巻いていたら自然と‘‘ポロっ‘‘と落ちた感じです。
なんとかランディングネットですくい上げ、Tシャツの裾で拭きあげてとりあえず装着しそのまま使ってみましたが、キャストすると「シャァァァァァァァ」と音はするし、マグダイヤルを回すと「ジャリジャリ」いいます。
こりゃまずい、バラさないとですね。
サイドカップをオーバーホール
早速いってみましょう。
サイドカップをバラすだけなので簡単にこんな感じに。
各パーツをパーツクリーナーの海へドブ漬けし、ジャブジャブ洗います。
![]() |
KURE パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml[KURE(クレ) 洗剤・クリーナー 車用]
|
※パーツクリーナーは必ず‘‘プラスチックOK‘‘のものを使用しましょう。
するとこんなことに。
oh…
川底の砂がこんなにも混入していたなんて、、、。
各パーツを乾かしますが、どうしましょう、マグネットに付着した砂(砂鉄)がどうしても取れません!
拭いてもダメ、水で流してもダメ、ん~困ったもんだ。
そうだ!
ガムテープを使うといとも簡単に砂が取れてくれました。
この後、各部に注油しながらバラした時と逆の手順で組み直すと、これでサイドカップのオーバーホールは完了です。ちょっとマグネットに付着した砂を取るのに手こずりましたが、それがなければ10分で終わる作業でした。
ついでにマグチューンしてみる
そういえば、先日ビッグシューターコンパクトのマグネットホルダーをZPI社の物にカスタムした際に、ビッグシューターコンパクト純正のマグネットホルダーが余っているのを思い出しました。
ビッグシューターコンパクトのマグチューン記事はこちら
‘‘ZPIプロスペックマグチューンキット‘‘の適合機種は「LTZ」「LTX」「LT」「パワークランク5/6」「ビッグシューターコンパクト」となっていますので、今回バラしたパワークランク5とビッグシューターコンパクトの純正マグネットホルダーには互換性があるはず。
そしてビッグシューターコンパクトは太糸を巻いてヘビーなルアーをガンガン投げれるリールなので、パワークランク5よりも純正ブレーキは強いはずだ。
なので比べてみます。
右がビッグシューターコンパクトのもの、左がパワークランク5のもの。
やはりそうでしたね、ビッグシューターコンパクトのマグネットの方が2倍の厚さがあります。
しかもパワークランクのものはマグネットを装着する穴が5ヶ所しかないのですが、上の画像のようにビッグシューターコンパクトのものは5ヶ所+2ヶ所の計7ヶ所にマグネットを装着可能です。
そしてビッグシューターコンパクトのマグネットホルダーは無加工でパワークランクのサイドカップに取り付け可能、そうするとマグネットは2倍厚くでき、さらに2ヶ所マグネットを追加することが出来ますので、これでパワークランクも立派に‘‘マグネットチューン‘‘をすることが出来ました。
マグネット追加方法はこちらの記事をご覧ください。
まず‘‘ZPIプロスペックマグチューンキット‘‘は磁石付きで約5000円。
![]() |
調べてみると‘‘ビッグシューターコンパクト純正マグネットホルダーのみ‘‘は磁石無しで500円です。
マグネット(ネオジウム磁石)はダイソーで手に入りますので、合計600円でパワークランク5/6はマグネットチューンが出来てしまうんですね。
マグネットチューン後の使用感はこちらをご覧ください。
こんなに簡単で安くブレーキカスタムが出来るのならやらない手はないですね。
ブレーキを改造すると飛距離が伸びるのはもちろん、ブレーキの効きが安定するのでピッチングが低弾道で決まるようになりますよ!
↑ブログランキング参加中です。