ミリオネア CV-Z103 ブレーキカスタムの飛距離
マグフォースって何?
インダクトローターって何?
そんな方は前回のブログを先に読んでみましょう。
使用タックル
リールは我らがDAIWAの誇る名機 ミリオネア CV-Z103 L
※CV-Z105はスプールが浅溝になる(糸巻き量が減る)だけで他は一緒です。
スペックはこんな感じ。
- ギヤ比:5.8
- ドラグ力:4kg
- 自重:240g
- 糸巻量(lb-m):12-110/14-90
- 最大巻上長:61cm/ハンドル1回転
- ベアリング数:10
これに安物のナイロン12lbを約80m巻いてテストしました。
やはりミリオネアは美しいですね~
しかし、私はこのダイワの旧ロゴ(Daiwa)があまり好きではまりません。
※ハンドルリテーナーが無いのにお気付きでしょうか?実はこのリール、ヤ〇オクでハンドルリテーナー無しのジャンク品として安く購入したものですが、その他機関は兼ね良好だったので良い買い物でした。
ミリオネアのハンドルリテーナーを部品購入した記事はこちら。
そして合わせたロッドはメガバスの
F4-60XGti FLAT BACKER Evolution(フラットバッカー エヴォリューション)
6‘0‘‘ 1/4-3/4oz Lure 8-20LB Line
実はこのロッド、買った(もちろん中古)ばっかりで今回が初登板です。←言い訳
そして何を隠そう私、キャストが下手くそであります。
そんな私の飛距離なので、キャストが上手な人はきっとまだ飛ばせます!!
ここからやっと飛距離を測ってみる
選んだ場所は熊本県を流れる一級河川、水が綺麗な川ですが減水が酷く、魚の気配は全くありません。
天気は晴れ、ほぼ無風で今の時期(2月)にしてはあまり寒くありませんでした。
マグネットダイヤルは‘‘4‘‘で固定。
メカニカルブレーキはスプールがぎりぎりカタカタしない所に設定。
ひとつのルアーを30回ずつ投げて、その中での最大ハンドル巻き上げ回数を今回の「飛距離」としています。
そしてミリオネアCV-Z103のハンドル1回転の最大巻上長が61cm、なので今回はざっくりとハンドル1回転50cmで計算します。
まず投げてみたのがこいつ
コーモラン ビバ どんぐりマウス 12g フレイムボマー
これでまだ釣った事は無いのですが、見た目が好きで投げまくっている内に塗装にヒビがorz
んでこいつの飛距離はハンドル巻き上げ回数43回転!
するとどんぐりマウスの飛距離は21.5メートルということですね。
ん~全然飛んでないな~。まあボートとかカヤックでならこれぐらい飛べば何の問題も無いですがね。このルアーは重さはあるけど空気抵抗が大きかったか?
お次はこいつ
LUCKY CRAFT TONE SPLASH SHADEI 6.4g
ラッキークラフト トネスプラッシュ シャデイ 55mm/6.4g
ロッド表記のルアー重量下限(1/4oz約7g)を下回るライトプラグです。
やはり投げにくいではありましたがこいつの飛距離はハンドル巻き上げ回数35回転、ということは17.5メートルですね。
重量が約2倍のどんぐりマウスの約8割の飛距離が出たことにビックリです。ロッドがもうちょいやわらかい感じであればまだ飛びそうですけどね。
更に軽いルアーはないかとボックスを漁ってみて見付けたのはこいつ・・・って画像を撮り忘れてましたがこれこれ
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>デプス(Deps) デスアダー 4インチ #15 クリアペッパー/レッドフレーク
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デスアダー4インチ 通称チビアダー 5g これをノーシンカーでいっちゃいます!
すると飛距離はハンドル巻上げ回数31回転、15.5メートル!
おおーいいぞいいぞ、思ったよりも飛んでるぞ!めっちゃ投げにくいけども!!
ただ一番驚いたのが、先に投げたシャデイもこのチビアダーでも、
1回もバックラッシュしませんでした!!!!!!!
これが今回のマグフォースVのインダクトローターを固定化することで得られる最大のメリットでしょうね。まさにトラブルレス!
そして慣れないロッドで投げにくいライトプラグを投げすぎて溜まったストレスを発散する為に投げてみたのがこいつ
EVERGREEN コンバットクランクTC-60 18.5g
こいつを投げるとぶっ飛びいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいイイイイイイイイイ気持ち良いいいいいいいいイイイイイイ
そして飛距離を確認してみるとハンドル巻き上げ回数67回転、飛距離33.5メートル
あれっ、数値にするとあんまり飛んでないや。。。
今回の飛距離計測結果をまとめてみるる
- リールはダイワのミリオネアCV-Z103L
- ロッドはメガバスのF4-60XGti FLAT BACKER Evolution
- マグネットダイヤルは‘‘4‘‘で固定
- ラインは安物ナイロン12lb、当日は無風
- コーモラン ビバ どんぐりマウス 12g 飛距離21.5メートル
- LUCKY CRAFT TONE SPLASH SHADEI 6.4g 飛距離17.5メートル
- デスアダー4インチ 通称チビアダー 5g 飛距離15.5メートル
- EVERGREEN コンバットクランクTC-60 18.5g 飛距離33.5メートル
こんな結果になりました。
飛距離に関しては普段測る習慣が無いので「ちょっと物足りないな~」ぐらいの体感しかありませんでしたが、突出すべき点は「ロッドが扱えるルアー重量を下回ったものを投げにくいなりに投げても1回もバックラッシュしない」という結果ではないでしょうか。
飛距離よりもトラブルレス(バックラッシュしない事)に重点を置くのであれば、マグフォースV(マグフォースZ)のインダクトローターを固定する方法は非常に有効だということが今回の検証で実証されました。
ボートでの釣りはもちろん、カヤックフィッシングのようにトラブル(バックラッシュ)が致命的なスタイルでは非常に重宝するカスタムになりますので、まだやった事がない方はレッツトライですよ!
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