非力な私がカヤックをハイエースに楽々カートップする方法

ハイエースの屋根の上にカヤックを載せたい

自動車にカヤックをカートップする場合、屋根の上に直接カヤックを載せてロープでしばっちゃうぜ!というワイルドな場合を除いて、それぞれその車に合ったルーフキャリアを装備する必要があります。

例えば私の愛車は作業車感丸出しのハイエースバンDXなのですが、トヨタのカタログで全高(地上から屋根の上面までの高さ)を見てみると、なんと驚愕の1980mm、約2メートルもあります。そして屋根がある駐車場に進入が許される車の車高上限は2.1メートルが一般的ですので、2100mm-1980mm=120mm、ハイエースの屋根の一番高いところからルーフキャリアの一番高いところを12センチメートル以内に収めなければなりません。これが「それぞれの車に合ったルーフキャリア」とうことです。まあ背の低い車であればそんなに考える必要も無いんですがね。

※一時期はハイエースにボートをカートップするのが苦痛で、本気でプロボックスに買い換えようかと悩んだこともありました。

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まずはハイエースにルーフキャリアを取り付けよう

かなり時間を掛けて調べた結果、 「CARMATE INNO ローダウンドリップステーセット INLD 」という製品が一番地上高を抑えられるようです。そして取り付けてみたのがこちら。

前後に2本、そしてその前後のバーに渡すように縦に1本バーを追加しています。

このキャリアパッドはア〇ゾンで安く売っていて、確か1500円くらいでしたが、よくあるパッドより幅広で、手持ちのカヤックがきちんと載るところが気に入りました。

これがルーフキャリアのフット(ステー)部分の品番です。200系ハイエースユーザーはこれを買いましょう。INNOの適合表で見ると、ハイエースの標準ルーフ標準ボディにはINB147という147mmのバーが合うと書いてあるんですが、IN-B147だとフットから飛び出すバーの長さが短いので、もうひとつ長いIN-B165(165mm)のバーを選ぶようにしてください。トヨタのカタログだとハイエースバンの全幅は1695mmなので、IN-B165だと車の幅いっぱいになり見た目のピッタリになります。前後を繋ぐバーは同じくINNOの200cmのものを使用しました。

これで車高210cm問題はクリアしましたので、ここからカヤックをハイエースにカートップしていきましょう。

ハイエースにカヤックをカートップしてみる

ハイエースにルーフキャリアを取り付けた後の地上高は205cm位かな、キャリアパッドの厚みを入れると207cm位です。※車載の荷物重量で若干の誤差はあります。

さてこの約210cmの高さにシットオンカヤックを持ち上げるのですが、カヤックは持ちやすくて重量が軽いものが最適です。

この頃の私の愛艇はトライブ11.5です。こちらのインプレ記事をご覧下さい。

トライブ11.5の艤装とインプレ 熊本でカヤックフィッシング

ちなみに私の身長は165cm、体重は55kg、そう小柄です。そして非力でもあります。しかしそんな私でもこのトライブ11.5(重量24kg)であればこのままでもよいしょっと持ち上げることで十分カートップが可能なのですが、しかしそこはもっと楽にこなしたい。なのでルーフキャリアに+αの改良を加えましょう。

その+αがこちら。INNOの「バーエンドフック」って商品です。

ビヨーン。こんな感じで伸びます。これは元々ウエットスーツなどを干すための装置ですが、それを流用します。

ちなみに前後の200cmのバーを繋いでいるのは同じくINNOの「クロスホルダー」というパーツです。

準備は整った。さあ、載せていきましょう。

まずはカヤックを200cmのバーとバーエンドフックに立てかけます。

拡大してみるとこんな感じです。バーエンドフックの耐荷重は10kgですが、バーエンドフック自体にカヤックを載せるわけでなないので問題ないでしょう。実際問題ありませんでした。

そしてバーとバーエンドフックのクロス点を支点にしながら、カヤックのお尻をぐいーっと持ち上げてあげるとこんな感じでカヤックがルーフキャリアの上に載ります。楽勝です。

あとは位置を調整して、

はい、綺麗に載りましたね。あとは脚立に載ってカヤックをタイダウンベルトでキャリアに縛ればカートップも完了です。ハイエースのように車高が高い車でも、こうやって工夫すれば非力なおっさんでも簡単にカートップすることが出来ました。

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