2017年7月8日 熊本市下江津湖 曇りのち晴れ
この日は15:00頃から1時間程度の短時間釣行です。
いや~、久しぶりに(江津湖にしては)良型のバスを釣りました!
先日熊本県を襲った台風3号とその後の超大雨の影響で、江津湖では急激な増水&濁りによるバスの活性低下予想されたため、「今日は釣れないだろうな~」とフィールド状況を確認するまでもなく、最初は弱気にダウンショットリグを組んでいました。
増水と濁りの影響を受けにくいであろう深場とかカバーの中を狙いたかったんです。
しかし、いざ現場に着いて水面を見てみるとなにやら水面がピシャピシャと忙しい様子。
んっ?バスがベイトを追ってる?
ダウンショットなんかリグってる場合じゃありません。
すぐさま最近購入したばっかりの、本当に釣れるルアーにチェンジして釣ったのが、冒頭の画像の40アップのブラックバスです。
これはもう完全に餌だと思って食ってきていますね。
口元に見えるヒットルアーはワームではありませんよ、これでもハードルアーです。
目次
本当に釣れるハドルミノーハード
本当に釣れるルアーの正体はこれだ!
フィッシュアロー ハドルミノーハード85 ゴーストブルーワカサギ
バス釣りだけでなく、ソルトのルアーフィッシングでも実績の高いハドルミノーハード80を、ベイトタックルでも扱えるようにと作られたサイズ&アピール力UPバージョンです。
開封の儀
ルアーは中古派の私にしては、珍しく新品購入したルアーです。
それでは開封していきましょう。
凄いですね、これはもう完全に魚です。
テールの可動域がかなり広いのが見て取れます。
ハードルアーなのに、まるでシャッドテールワームのようなテールの振りっぷり。
どうですかこの可動域の広さは。
最近のガンプラの関節の可動域もかなり広くなったと聞きますが、ハドルミノーハードのテールとどっちの方が広いでしょうか。
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こんなテールで左右にパタパタされたら、バスもきっとメロメロですね。
ハドルミノーハードのテールの動き
テールを動かしてみました。
このテールが、
こうきて、
こう。
またこうきて、
こうきます。
テールがグネングネンです。
このグネングネン感をなにかに例えるならあれです、鉛筆の端っこを摘んで上下にフワリフワリ動かすと、そのうち鉛筆がグニャリグニャリと曲がって見える動きによく似ています。
ハドルミノーハードの付属品
開封してみると、なんとも嬉しい付属品がありました。
箱の中にこんな感じでテープで貼り付けてあるので、気付かずに間違って捨ててしまわないように要注意です。
左がマーカーステッカーで右がウエイトシールですね。
ウエイトは使いながら調整するとして、
マーカーステッカーを貼ってみました。
これは釣果には直接影響しませんが、これで釣り人から見てルアーの位置を把握しやすくなりますので、リトリーブコースを意識しやすくなると考えると、釣れるようにするためのカスタムだと言えます。
マーカーステッカーが3枚入りだったのでプロップマジックと、
タイニーブリッツにお裾分けしました。
こうやって見ると、タイニーブリッツは見た目は可愛いのに目つきが悪いですね。
ハドルミノーハードの実力とは
ここからハドルミノーハードがどれだけ釣れるルアーなのかを拙い文章でお伝えします。
ハドルミノーハードの飛距離
ハドルミノーハード80(3g)に比べてアップサイジングされたと言っても、自重が7gしかないしジョイント系ルアーなのであまり期待していませんでしたが、意外にもかなり飛びます。
タックルは私の陸っぱりの1本です。
ダイワ ブラックレーベルプラス661M/MLFB
ダイワ スティーズSV TW 1016SV-SH
スティーズには最初フロロ10lbを50m巻いていたのですが、1ヶ月程使ううちにラインはだいぶ減っているでしょうから、今は40m巻いてあると仮定します。
それが軽くキャストするだけでラインが出きってしまうんです。
ただ、適当に投げるとジョイント系ルアーはやはり空中でクルクル回り、その場合はあまり飛びませんが、綺麗に投げると40m以上は軽く飛びますので、広範囲をサーチしたい場合にも使えるルアーでした。
ハドルミノーハードの魚を寄せる力
これは足場の高い場所から、偏光グラスをかけて目視で確認した調査結果です。
ハドルミノーハードはテールが動くギリギリの速度でゆっくり巻いてくると、かなりの数の魚を寄せることができました。
凄かったのが、そこそこ離れた場所に居たバスがルアー目掛けて泳いできたり、少し水深がある場所のボトムからいきなりバスがルアーを食いにきたりしましたし、2~3匹で群れて泳いでいるバス達が一斉に近付いてきたりもするんです。
まるでジョイクロを代表とするジョイント系ビッグベイトや、
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陸っぱりのプリンスこと川村光大郎さんが、「魚を寄せる力が強い」としてよく使っているゾーイのような使い方ができるんじゃないだろうかと思いました。
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ただ、スローに引くと魚を寄せる力は凄いのですが、ジョイクロやゾーイと同様に、寄せたバスに口を使わせるのには技術が必要だと感じました。
腕がない私は当然のように、せっかく寄せたバスに口を使わせることができませんでした。
要修行ですね。
腹にウエイトステッカーを貼って、フォールで自発的にテールが動くようにセッティングできれば「バスが寄ってくる→フォールで落とす→しゃくる」という感じで口を使わせることができるかもしれない、と下手くそなりに考案中です。
ハドルミノーの食わせる力
ハドルミノーハードは魚を寄せるだけじゃなかった!
このルアーは水面から飛び出さない速度内で早巻きすると、それを見た魚が血相を変えて凄い勢いで食いにきます。
私にしては珍しく、釣れすぎるからという理由で封印したスピナーを食ってくる様子に似ています。
ちなみに今回私が釣ったバスは早巻きで食いました。
今回の釣果は1匹と乏しいのですが、早巻きでのバイトとチェイスだけは、実は両手で足りないぐらいはあったんですよ!
私が下手くそなのは一旦置いておくとして、なにが凄いって、
血相を変えたバスは、かなりの確立でテール部分を食ってきます。
テールにフックがついていればかなりの数が釣れたでしょうが、そうするとテールの魅力的なプルプルアクションが出なくなってしまいそうなので、どちらが正解とも言えませんね。
だたひとつ言えることは、私がうまくなる必要があるということでしょう。
ナマゾンネットのインプレ
少し前に購入したナマゾンネットですが、今回の釣行でやっとブラックバスをネットインすることができました!
釣りに使う道具を買い換えたとき、それを買ってからなんか釣れなくなったな~みたいになることありませんか?
私にとってはナマゾンネットがまさにそんな感じでした。
購入後、あまりにバスが釣れないことから「もしや呪われているのでは?」と不安だったんですが、これでもう余計な心配は必要なくなりました。
ところがだがしかし!
この記事で書いているように、ナマゾンネットはこのシャフトとスポンジの差込み具合がかなり固く、伸ばし始めに結構な力を必要とします。
ここが簡単には伸びません。
久しぶりに良型のバスをかけてテンパっていた私は、ナマゾンネットのシャフトが伸ばせないことで更にテンパり、ネットインまでに相当な時間を掛けてしまいました。
フックの掛かりが浅かったら100%バレてましたね。
ルアー回収機が大活躍
なんと、今回大活躍のハドルミノーハードが根掛かります!
足場が高い場所なので手は届きませんし、巻いてあるラインは10lbなので無理はできません。
そこで活躍するのがこのラインリトリーバー。
この記事で詳しく紹介している陸っぱりの釣りの必需品です。
いざ、シャキーン!
根掛かりしたルアー目掛けてルアーリトリーバーを送り込みます。
そして根掛かりの原因ごと絡めて引っ張り上げることに成功!
お帰りハドルミノーハード、ごめんねハドルミノーハード。
よく分からない太くて硬い植物に、しっかりフッキングが決まってしまっています。
無理に引っ張ってたらラインブレイク必至だったでしょうね。
ルアーリトリーバーを持ってて本当に良かったです。
まとめ
ハドルハードミノー85は本当によく釣れるルアーだと思います。
特に私のように、難しいロッドアクションが苦手だったり、繊細な誘いができないガサツな人間にとって、投げてただ巻くだけで魚を釣ってくれる、とてもありがたいルアーです。
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スレバスしか居ないと有名な江津湖バスにこれほどまでに有効だと、とにかく素晴しいの一言なのですが、購入前にネットで調べてみてもほとんどインプレ記事もなかったし、あまり人気がないんでしょうか?
まぁライバルは少ないに越したことありませんがね。
あとはルアーリトリーバーがあって本当に良かったと思いました。
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シャフトはお手持ちのランディングネットのものを使うとして、このルアーリトリーバーを追加で購入すれば、もうルアーをロストしなくなります。
私が今回根掛かりさせて回収したハドルミノーハードが1500円です。
ラインリトリーバーは2000円ちょっとです。
ルアーを1個回収しただけでほぼ元が取れたと言っても過言ではないでしょう。2個目から黒字になりますので、これは買っておいて損はないです。
今回の釣行で唯一、ナマゾンネットが思ったよりも使いにくかったのが残念でした。
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