立岡池ボウズ!簡単フローティングキャロ考案とヘビキャロの収納について

いや~、悔しい!

11月1週目の金曜(祝日)と土曜はどちらも仕事を入れていなかっため、かなり久しぶりとなる陸っぱりのバス釣り2DAYSだったのですが、その2日目に見事ホゲりました。

1日目の金曜は朝一からやって「公務員の規定就業時間以上」釣れない時間が続いたにも関わらず、夕方遅めに大型ペンシルポッパーでバス1匹、その後すぐ人生で初となるスピナーベイトでシーバスを1匹を釣り上げるなど、なんともメモリアルな釣果を得ることができたのに。

やっぱりスレてるんですかね~、立岡池のバスって。

その日は熊本県のバス釣り超メジャースポットの厳しさを痛感すると同時に、2日連続の終日陸っぱりということで猛烈に感じた足腰の疲れから実感した自分の軟弱さ加減。

ちょっと前まで平気だったんですけどね~。

30半ばを目前に控え、どうやらじわじわと老いが進行しているようです。

そんなもんだから2日目の釣行は日暮れまで結構な時間を残し早目の納竿とし、そこでなんとなく以前からイメージしていたヘビキャロの応用編である「フローティングヘビキャロ(フローティングキャロ)」を形にしてみることと、キャロ仕掛けのかさばらない収納方法を試してみることに、残りの時間を使いました。

するとあら素敵。

釣果はさっぱりでしたがそれらは大変満足のいくものとなりましたので、その素敵さをちょこっとご紹介してみようと思います。

ですが、まずは立岡池でボウズをくらった様子から。

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立岡池のバスは釣れないのか!?

2017年11月4日 熊本県宇土市 立岡池 陸っぱりバス釣り

フィールドに着いてまず、前回来た9月後半に比べて異常に減水していることに気付きます。

画像の中央やや右に見える土嚢ですが、前回これらはほとんどが水中にあったものです。

徐々に減水したのであればまだ良いのでしょうが、急な減水となるとバスのストレスの元、すなわちバスが口をつかわなくなる原因となってしまいます。

年に数回しか来ないフィールドはその辺が分からないのがネックですね。

加えて私は極度の人見知り、そのため居合わせたアングラーに気軽に聞くこともできません。

ちなみに前回立岡池に挑んだ様子を書いたブログでご紹介した、イヨケン氏が取材で何匹かバスを釣っていたポイントは、上の画像の赤い矢印あたりだと思われます。

このブログにイヨケン氏が立岡池でバス釣りしている動画のリンク有り。

水は相変わらず茶色いですね~。

皿状の溜池で水の流れはほぼ無く、加えて大量のヘラ師が撒いたヘラダンゴがボトムに沈殿し、ヘドロと化したものが水の色をこうさせてるのかな?と思ってみたり。

普段水が綺麗な江津湖でバス釣りをしている身としては、この水色を見ただけでさっぱり釣れる気がしなくなります。

しかし、この日は朝からそこそこの風が吹いており水面は波立っていました。

冷たい風なのでこれが吉と出るか凶と出るかはやってみないと分かりません。

そこで、

前回、立岡池で唯一(豆)バスを釣ってくれたスピンテールを中心に投げていくことに。

っとそれらしく書いていますが、冒頭で述べたようにさっぱり釣れませんでした。

ルアーを撒いている途中に違和感を感じてアワセてみると、画像のように沈木を釣り上げることが多々あった程度です。

最近入手した強めのタックル&フロロ20lbだったので、ルアーが沈木に根掛かる度に枝を折って全て回収できましたが、これがスピニングタックルだったら何個ロストしていたことか。

やはり私には、ベイトタックルの方が性に合っているようです。

簡単フローティングキャロを自作してみた

実釣の方はさっぱりでしたので、後半は釣りの仕掛け作りを頑張ってみることに。

先日から取り組んでいる「ヘビキャロ」という名のノーシンカーワームを超遠投できるリグ。

未だ全然使いこなせていませんが、なんとなく釣れる可能性は感じています。

ただ、普段よく行く江津湖と今回の立岡池がそうだったように、水深が全然ない場所ではワームをズル引くよりも水面直下とか中層を泳がせた方がバスに気付いてもらいやすいのではないかと思うので、ヘビキャロのシンカーで強制的にボトムをとるのではなく、どうにかしてワームを浮かせられないかと考えてみたのが上の画像のリグ、フローティングキャロ(のつもり)です。

ヘビキャロで釣れそうなポイントの中層にノーシンカーワームをフワフワ漂わせようと思ったら、高浮力で水に浮くワームを使用するしかありません。

フィッシュアロー エアバックシャッド 4.5

こんなんですね。

しかしそれだけのためにワームを買うのも勿体無いしな~と、色々考えているうちに、「そうだ、使ってないフローティングルアーをキャロの重りにすればいいんだ」ということに気付き、まずやってみたのがジャクソンのアスリート12のフックの取り外しとリップのカット。

何度か投げてみて「なんか浮かないな~おかしいな~」と思ってよく見てみると、なんとスローシンキングのルアーだったではありませんか。

いや~、これは間違えた。

雑なリップレス加工を施してしまったせいで二度と現役復帰は果たせないであろうアスリート12(しかもジャクソン×かめや限定カラー)、本当にごめんなさいでした。

そこでもうひとつ試してみたのが、

ダイワのモアザン スカウターBB 130F 31gです。

こいつは間違いなくフローティング、そして元がリップレスなので加工する必要がなく、もしフロートとして使いにくくても本来の用途に復帰可能。

ということで何度か投げてみましたが、BL+7011HRBに31gは若干重たいのかキャスト時にルアーの重みをうまくロッドの載せることができず、加えてボディサイズもそこそこあるせいかあまり飛ばず、さらに水面を真っ直ぐ巻いてきたいのにデッドスロー以外では勝手に頭を左右に振りながら泳いじゃう。

惜しいけど、こいつもダメ。

しかし、仕掛けは全てスナップ接続のため、重り(ルアー)交換やリーダー(ワーム)交換は本当にワンタッチ、とても簡単なので気軽に行うことができます。

ならばと最後に試してみたのがシマノのDコンプレックス140F 21g。

ちょっと自重がもの足りませんが、シマノの遠投特化技術である「AR-C」が組み込まれたこのルアーは「無風で67m、追い風3mで78mを叩き出すキャスタリビティ」という謳い文句で少し前に販売されていた品です。

しかし!

なんでなんでしょうね~、やっぱり飛びません。

ハンドル回転数で測ってみると飛距離は約35m程度、これは28gのバス用ルアーであるO.S.Pヤマトの約半分の飛距離です。

移動重心システムを備えたシーバス用ルアーが固定重心のバス用ルアーより飛ばないなんて。

長くレギュラーテーパーで良く曲がるシーバスロッド+スピニングリール+細PEラインで投げることを想定されたシーバスルアーより、短く曲がらないバスロッド+ベイトリール+フロロ(ナイロン)で投げることを想定されたバス用ルアーの方が、やはりバスロッドで投げる分によく飛ぶということなのでしょうか。

この辺はもっと色んなルアーで試していきたいと思います。

ただ、飛距離に関しては不満を抱きつつも、今回試してみたフローティングキャロに新たな可能性を見出すことはできました。

釣れこそはしなかったもののコツンとしたアタリは数回有り、岸際では見え(子)バスのチェイスも確認することができました。

特にアタリは見ていて面白かったですね~。

コツンとしたアタリに合わせて沈むんです、重りにしているプラグが。

その様はまるで浮き釣りのようであり、通常のトッププラグでの釣りのアタリのようでもありました。

見ていて楽しいアタリ。

これは趣味で行う範囲の釣りにおいて、大事なことだと思います。

ヘビキャロの収納を考えてみた

以前「ヘビキャロの仕掛けを事前に作っておくことで現場で瞬時にリグチェンジ可能」とお伝えしていた中でご紹介していたキャロ仕掛けの収納ポーチが、

ダイソーの文房具コーナーで見付けたものでしたが、なんとなく見た目に不満がありました。

そこで今回入手してみたのがダイワの「ワームホルダー」なる商品。

月下美人のロゴが入りソルトのライトゲーム用として販売されているものですが、これがなかなかヘビキャロ仕掛けの収納にピッタリだったのです。

フタはマジックテープ式で開け閉め楽々。

まず、フタの裏のメッシュポケットには仕掛け作りに使うリーダーやスナップを。

3つに仕切られたメイン収納部の奥にはセット予定のワームを。

真ん中にはシンカー類を。

一番手前の収納には事前に作っておいた仕掛けを収納しておけます。

そして特に気に入っているのが、

私が絶賛愛用中の陸っぱりバッグ、レイドジャパン バンクトレイルのメイン収納部にそこそこピッタリサイズなのです。

画像の奥はハードプラグを入れたバーサス3010ND、その手前が、

ダイワ 月下美人 ワームホルダー(B)

この月下美人、ワームホルダー(B)です。

なんと、バンクトレイルのフロントポケットにもギリギリ収まるサイズ感なのですが、

ベルトでマチの広さを5~10cmまで変更できるので、かなりの量が収納できます。

ダイワ ワームホルダー(A)

デザイン的にはこっちのワームホルダーの方が良かったのですが、バンクトレイルを基準に考えると月下美人の方がピッタリサイズでしたし、なにより安かったというのが購入の決め手。

そしてポケットは全てメッシュになっているので、使ったシンカーや仕掛けをそのまま放り込んでもしばらく時間が経てば乾いてくれるという親切設計。

「よし、今日はヘビキャロ縛りでいくぞ!」なんて意気込んで挑む日はこのワームホルダーだけを小脇に抱えてフィールドへ行く、そんなことも可能なんです。

これは良いモノを見付けてしまったと自画自賛でした。

まとめ

立岡池で満足で全然釣ることができないせいで「ここのバスは釣れないんだろう」と勝手に決め付けていまいたが、近くにおられたアングラーの方が1匹良いサイズを掛けているところを目撃してしまい、改めて自分に腕がないだけだということを再確認させられてしまいました。

その方は岸から10mほど投げたスモラバをシェイクさせて釣ったようです。

しかもスピニングタックルで。

私が、

普通に釣っても釣れない → 岸際の魚はスレているのか? → 釣れやすい魚は沖にしか居ない気がする → 超ライトリグの遠投が必要だ → スピニングタックルの導入 → スピニングの釣りの難しさに断念 → ノーシンカーワーム遠投のためヘビキャロ導入 → 釣れない(今ここ)

こんな遠回りをしている間に、やはり上手な人は同じフィールドでも問題なく釣るようです。

まぁ今回は釣果にこそ恵まれませんでしたが、良いリグ(フロートキャロ)や良いタックルバッグ(ワームホルダー)巡りあうことができたため、それはそれで良しとしましょう。

あとはフロートキャロに使うぶっ飛びルアーを見付けることができれば、、、

釣れる気がします。←道具のせいにする悪い癖

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