バズベイトで初めてバス釣れた!なぜこんなルアーで釣れるか考えてみる

みなさんはバス釣りに行って、バズベイトって投げてますか?

ワイヤー+プロペラ+シンカー+フック+スカート=バスが捕食する生物(ベイト)とは似ても似つかない形状のルアーですが、釣具屋のルアーコーナーを見てみると、有名メーカー各社よりかなりの数が発売されています。

メーカーはそもそも売り上げに繋がらないルアーは作らないだろうし、万が一釣れないルアーを販売して「このメーカーのルアーは釣れない」なんて言われた日には信用問題ですよね。

よって釣具屋のルアーコーナーに並んでいるのは、メーカー各社が自信を持って「釣れるルアー」として開発したバズベイト達なのです。

ただ、釣り歴だけは長いわりに未だに下手くそな私は、恥ずかしながらこれまでバズベイトで魚を釣ったことがなく、そのあまりに生物離れした外観と、水面をひくと響き渡る強烈なガチャガチャ音で釣り場を荒らしたくないという理由から、投げることすらあまりしてきませんでした。

それじゃ釣れなくて当たり前ですね。

しかし、そんな私が先日ついに、バズベイトでバスを釣ることに成功したんです!

嬉しかったですね~、水面炸裂とはああいうことだったんですね。

なので今回は「なぜバズベイトでバスが釣れるのか?」を私なりに考えてみたいと思います。

※1匹釣ったぐらいで調子に乗ってすいません。

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私の所有するバズベイト達

私が所有するバズベイトはたったの2つです。

Megabass(メガバス)OROCHI BUZZ RATTLE VIPER ラトルバイパー バズベイト

メガバスのラトルバイパーと、

オー・エス・ピー(OSP) 02BEAT・Jr・PUPPY 1/4 #S52 ディファインブラック

O.S.Pの02ビートパピー。

元々釣れると思ってなかったのであまり持っていません。

ラトルバイパーはだいぶ前に中古釣具屋でたまたま見付け、とにかく安かったのでなんとなく買ったんですが、02ビートパピーは新品で購入したものです。

高かったですね~、02ビートパピー。

なぜあまり投げないバズベイトを新品で追加購入したのか?

それは土砂降りの中でバス釣りをしていたある日の出来事でした。

その日は雨にも関わらず、雨天時に実績のあるルアー達を開始から4~5時間投げ倒してみても魚は釣れず、強烈過ぎる雨のせいでバスがルアーに気付かないのか?アピールが足りないのか?と思って試しに投げてみた唯一のバズベイト(ラトルバイパー)のあまりの操作性の良さに感動したのがきっかけです。

ただ巻きを基本にして、早巻きでアピールを強くでき、ゆっくり巻きで水面に潜らせながら引くこともできます。

そして一番感動したのが、バズベイトはペラの回転方向次第で左右どちらかにカーブしながら帰ってきますので、うまくリトリーブすると岸際やストラクチャーの際ギリギリを攻めることができました。

生まれてはじめてバズベイトをちゃんと投げてみたのですが、

「うぉぉぉバズベイトすげぇぇぇ釣れる気しかしねぇぇぇ」

ということに気付かされ、その釣行の帰りに釣具屋に買いに行ったというわけでした。

まぁその日は終日ボウズだったんですけどね。

バズベイトってなにイメージなの?

しかしどう見てもワイヤー+プロペラ+シンカー+フック+スカートの集合体です。

そこで得意のネットサーフィンで調べてみると、どうもバズベイトは水面を逃げ惑う(もしくは水面でボイルする)小魚をイミテートして作られているとのこと。

そこで考えてみました。

図解してみましたが、こういうことでしょうか。

ブラックバス目線だと、ペラが水面でパシャパシャしているのは小魚が‘‘何か‘‘に追われて跳ねて(ボイルして)いるように見えますね。

そして肝心のフックがついた本体は、小魚を追う‘‘何か‘‘に見えてきました。

バスからしてみれば、水面がパシャパシャガシャガシャとうるさいから見てみると、そこにはなんと餌(ベイト)がいっぱい!

食べなきゃ!

となるわけですね。

よく、「バズベイトは同じ場所に何度も通してやるとバスが怒って食ってくる」と聞きますが、これは自分の縄張りでうるさく餌を追い掛け回す‘‘何か‘‘を退治するために口を使うんだと考えられます。

こう考えると、バズベイトはよく考えて作られたルアーなんだなと思うようになりました。

バズベイトで初めて釣ったバス

2017年6月25日 熊本市 下江津湖釣行

この日は「大雨の中ボウズをくらったけどバズベイトの素晴しさに気付かされて帰りに釣具屋にバズベイトを買いに行った日」の次の日です。

前日のボウズがとにかく悔しくてリベンジのつもりで挑みました。

タックルは私の「陸っぱりの1本」ことブラックレーベル+とスティーズSV TW。

ダイワ ブラックレーベルプラス 661M/MLFB

ダイワ スティーズSV TW 1016SV-SH

幅広いルアーウェイト対応でノートラブルな安定の組み合わせです。

かなり薄暗いですが、釣れたのはこんな場所でした。

岸際から少し張り出した水草の際ギリギリをカーブさせながらひくと、

その先端でガバッァと水面を割るバイトがありました。

その時の私「ビクゥゥゥ!」

この時はバズベイトで釣れるなんて思っていない状態だったのでかなりビックリしていましたが、ちゃんとバズベイトが水面に引き込まれるのを確認してうまくアワセることができました。

そうして釣れたのが、

なんとも可愛いサイズのブラックバス。

こんなサイズでも人生初のバズベイトバスなので、とても嬉しいバスでした。

ヒットルアーはO.S.P ZERO TWO BEATJr. PUPPY ディファインブラック。

ちなみに、このコースは釣れるルアーでお馴染みの同じくO.S.P バジンクランクサイレントを3回引いてもバスが出なかったコースです。

OSP サイレントバジンクランク SILENT BUZZN’CRANK

それが02ビートパピーだと、なんとパッケージから出して1投目のヒットでした。

バジンクランクで出なくてバズベイトで出るなんて、今まで想像したこともありませんでした。凄いぞ02ビート!

それと、直進性に優れたクラッカータイプの02ビートは普通に引くと真っ直ぐにしか泳ぎませんが、色々試してみた結果、ロッドを立ててルアーのラインアイを水面から出して引くと、急激な左カーブでリトリーブすることが可能でした。

ついでにシーバスを狙ってみる

少し前まで好調だった江津湖の淡水シーバス釣りですが、ここ最近はあまり釣れません。

そこで江津湖のシーバスシーズンは終了したのか?を調査するために、日暮れから少し狙ってみました。

選んだのは信頼と実績のダイワ ショアラインシャイナー。

江津湖で実績の高いシーバスルアーです。

これを少し前はよく釣れていた場所で小一時間投げてみても異常なし!

江津湖のシーバスは終わってしまったのですね。

まとめ

バズベイトはバスの活性が高い時とか、バスがベイトを追っている時とか、バスが水面を意識している時とか、特に効果的な状況というのが限られたルアーだそうです。

ただ使ってみて分かったのは、とても手返しがいいということ。

遠投して巻くだけだし、根掛かりしないのでかなり攻め攻めなルートを引いてこれます。

リトリーブスピードに緩急をつけてやるとアピール力に変化が出て、バスを飽きさせない釣りが展開できるでしょう。

広範囲でやる気のあるバスを手早く探すのに最適なルアーだと思いました。

元O.S.Pのプロスタッフ、陸っぱりのプリンスこと川村光大郎さんが霞ヶ浦水系でバズベイトを使ったバス釣り無料動画がここで見れるみたいなので、今までバズベイトなんか釣れる気がしなくて使ったこと無いよ、って方は是非チェックしてみてください。

バスフィッシングの極意!

私はせっかちなので、ポッパーやペンシルのようなトッププラグの‘‘止める‘‘アクションが大の苦手です。そのためタダ巻きで使えるバズベイトはとても使いやすい水面系ルアーだと感じました。

バスが水面を意識しやすいこれからの時期、今年はバズベイトをガンガン使い込んでみたいと思います。

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