目次
陸っぱりでロッド1本ならどれ?
ここ最近、バス釣りの陸っぱり&カヤックフィッシングで使うベイトロッドを‘‘どうにか1本で済ませられないか‘‘という事ばっかり考えています。
ちなみに私が現在所有しているバスロッド達は、
- Fishman ブリスト5.10MXH
- Fishman ブリスト5.10LH
- エバーグリーン テムジン TMJC-70XH アマゾンフリップ
- オリムピック ヴィゴーレ GVIC-65L/BF
- オリムピック グラファイトリーダー ヴィゴーレ ヴェトロ GVIC-63MLG
というなんとも個性的なラインナップ。
①~③はそれぞれ弾性は違うが比較的強めでロングロッドだったりショートロッドだったり、④は1番扱いやすいが超ライトルアーしか投げることが出来ず、⑤が1番普通で使いやすいロッドかな~と思ったらグラスロッドだったり。
そうなんです、バスロッドで標準的な6フィート半位のMLとかMとかで、1本のロッドである程度の幅のルアーをカバー出来るような、汎用性の高い所謂「普通のバスロッド」を持っていないんですね。
ここ最近のカヤックフィッシングや短時間の陸っぱりではオリムピックGVIC-63MLGだけを持っていくことが多かったのですが、それがつい先日グラスロッドの洗礼(カヤックフィッシングでバラしまくり)を受けてしまい、これはちゃんとした普通のバスロッドも持っておかないと!ということで今回の新たなロッド探しが始まります。
グラスロッドでバラしまくった記事はこちらです。
まずメーカーで色々と悩みましたが、私はリールはダイワ派なので、今回はその中で世間の評判が良いシリーズから選ぶことにしました。
ダイワ ブラックレーベル+
実釣性能を重視し、華美な装飾を排したデザインとその性能の高さで人気を博したのダイワのバス釣りロッド「ブラックレーベル」ですが、2014年から「ブラックレーベルプラス」として新しく生まれ変わりました。
ブラックレーベル
価格の高さでも、見た目の煌びやかさでもない。釣りに必要なのは、実釣性能という真実だけ。本質のみに研きをかけたダイワのバスロッド「ブラックレーベル」は、過剰なるモノへのアンチテーゼとして誕生。贅肉のない漆黒のブランクスと、必要十分なパーツ類。虚飾を削ぎ落としつつ、その内側にはロッドメイキングのパイオニアであるダイワだからこそ成し得る先進のテクノロジーが息づく。バスフィッシングにおける「本物」を知るアングラーだけに贈るダイワからの提案。
ブラックレーベル+ NEW
ただひたすらに実釣性能へこだわり、本質のみを見つめて創造された「ブラックレーベル」。贅肉を落とし筋肉質となった漆黒のブランクス、無駄な飾りを排除した必要十分なパーツ類などは、「本物」にこだわるアングラーから確かな支持を得ている。「ブラックレーベル+」は、その実釣性能にさらなる磨きを掛けるべく、各々のアイテム毎にコンセプトを深掘りしたシリーズ。フィールドを問わず使えるロッドに仕上げるため、バサーオールスタークラシック出場メンバーからオカッパリの川村光大郎まで、さまざまなフィールドで活躍するダイワテスター陣が実戦投入し、徹底的にテスト。それぞれの現場から厳しい目と意見が注ぎ込まれ、珠玉のバーサタイルロッドに仕上がっている。
引用元:ダイワ公式HP
今回はこのブラックレーベルプラスの中から、私がバス釣りで使うのに1番バーサタイルなロッドはどれなのか?を探していきたい思います。
※本当はスティーズが良かったのですがちょっと高すぎませんか?
バーサタイルなロッドとは?
最近よく聞くバーサタイルって、そもそもどんな意味合いなんでしょうね。
調べてみると、一般的に「バーサタイルなロッド」とは、「扱えるルアーの種類が豊富で、ルアーウェイトやラインの適応範囲が広く、様々な状況に対応する能力の高い万能性のあるロッド」の事を指すそうです。
確かに陸っぱり釣行やフィールドの状況で持ち歩けるロッドの本数が限られる(または減らしたい)シチュエーションは多いですし、ロッド1本で色々なルアーを使いたい(もしくはロッドを1本しか買えない)といった方にとって、ロッドのバーサタイルさは必須の性能ですね。
しかし、人によってバーサタイルの意味合いって変わりませんか?
以前、友人Nがロッドを新調したいから選んで欲しいとのことで一緒に釣具屋に行きました。友人Nの希望は「ポッパーが使いやすくてなるべく何でも出来るロッド」らしく、予算は1~2万円内でなるべく安く、リールは古いカルコン101を持っているそうです。
リールがシマノならメーカーを合わせるか、ということでロッドは早々に評判の良いゾディアスに決定し、あとは番手を選ぶことに。
「これが使いやすくて良いよ」と私が薦めたのはゾディアス158ML-2。
「こっちの方が良さそう」と友人Nが持ってきたのがゾディアス166ML-G。
話が合いません。
それもそのはず、私は身長165cm体重52kgの華奢型、友人Nは身長180cm超のガッチリ体型です。私にとっては全長1.73mで自重100gのロッドが一番扱いやすく、友人Nにとっては全長1.98mの長さも自重117gの重さも何も気にならないとのことでした。
それなら確かに私の選んだ158ML-2の適合ルアーは5~18gなのに対し、友人Nの選んだ166ML-Gの適合ルアーは5~21gで投げれるルアーのウエイト幅は広く、そして166ML-Gはグラスコンポジットなのでポッパーのアクションも快適でしょう。「ボトムの釣りがやりにくいぞ」と食い下がるも友人Nはあまりボトムは叩かないそうです。
、、、ってなりますよね。
なので「身長や体型や筋力」「よく使うルアーの種類やウエイト」「好きな釣りのスタイル」「よく行くフィールドの状況」などを加味して初めて「その人にとってのバーサタイルなロッド」が決まってくるんだな、と良い勉強になりました。
![]() |
シマノ ゾディアス 158ML-2 (バス ロッド ベイト)
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※これかなり良いですね、カヤックバスフィッシングでは完璧なロッドじゃないでしょうか。私がダイワ派でなければ100%買ってます。
私にとってのバーサタイルとは?
そこで身長165cm体重52kgで華奢で非力な私にとっての「バーサタイル」を考えていきます。
体格から考える
ちょっと古い話かもしれませんが「自分の身長±10cm程度が扱いやすいロッドの長さ」なのだとどこかで聞いたことがあります。ということは身長165cmから考えると、私にとって扱いやすいロッドの長さは5.1フィート~5.8フィートだということになります。
思ったより短いですね。しかし、私は一番短いロッドでFishmanのブリスト5.10MXHとブリスト5.10LHを所有しているのですが、確かにこの5.10フィートのロッドが一番扱いやすい(取り回しが良い)と感じています。
6フィート台のロッドも複数所有しているのですが、それらのロッドだとピッチングやカヤックフィッシングでのサイドキャストでは、どうしてもティップが水面(地面)を叩いてしまうことがあるんですね。あとはティップにラインが絡んだ場合に手が届かないとか。
それが5.10フィートのブリストであればそういったストレスを感じません。やはりこれぐらいの長さのロッドが身長にマッチしているのでしょう。
あと私は非力なので、ロッドは軽いに越したことはありません。現在メインで使用しているオリムピックのベイトフィネスロッド「ヴィゴーレ GVIC-65L/BF」の自重が111gなのですが、合わせるアブガルシアのリール「ALC-BF7」の軽さも相まって、これがとにかく使いやすい!
1日中キャストしまくれますし、ワンハンドだろうがオーバーヘッドだろうがサイドだろうがバックハンドだろうが、あらゆるキャストが快適に行えます。そして精度も高い。キャストも軽くピュッっと振り切れるので飛距離も出しやすく、軽く手首を返すだけでシュババババッとスキッピングも決まります。
ルアーから考える
私は釣りが下手なので「このルアーが鉄板」とか「これを使ってサーチする」とか「これで喰わないならこれ」とか、そういったルアーがよく分からないのでとにかく何でも投げてみます。なので自分の使うルアーが「3/8~1/2が中心」とか「1/4~3/4まで投げられれば十分」とか、そういったことがよく分かりません。
なのでこれまでの釣果と使用ルアーを振り返ってみましょう。
軽いものはゲーリーのカットテール4インチ+1/16ダウンショットシンカーでしょうか。
ここ最近で1番良く釣れてるルアーは5gのスピナーですね。
ちょっと前から江津湖淡水で淡水シーバスを釣るようになってからは、8g~15gぐらいのシーバスルアーも良く投げています。
ここからはあまり釣った事がないルアー達ですが、スピナーベイトが好きでO.S.Pのハイピッチャーは1/4~1ozまで持っています。同じくO.S.PのヤマトとヤマトJrもたまに投げます。エバーグリーンのエスドライブやガンクラフトのジョインテッドクロー178も極たまに投げます。
カットテール4インチ+1/16シンカー~ジョイクロ178までを快適に投げられるロッドがあれば1番良いのでしょうが、ちょっと高望みしすぎですね。
スタイルとフィールドから考える
私は巻く系のルアーが1番好きです。とにかく四方八方にキャストを繰り返し、やる気のあるバスを見付けることが即釣果に結びつくと考えています。←まるで釣りを覚えたての子どものような釣り方ですね。あとベイトタックル使用の場合に限っては「投げるだけでも楽しいのがルアーフィッシングの良いところ」だと思っていますので、投げては巻く、投げては巻くの繰り返しでも十分に楽しめます。※ボウズ慣れした強いハートも持っています。
あとはトップも好きです。これは釣れる釣れないに関係なく、単純に視覚で楽しさを感じることが出来るからです。ポコンポコンとかチュバチュバとか、アクション音も小気味良いものが多く「ルアーを操ってる感」がたまりません。
逆にボトムをじっくり攻めるような釣り方や、ピンポイントを狙って撃つような釣り方は苦手です。そこにバスが居る確信が持てないというか、ただのせっかちというか。しかしこの辺も練習して克服していかないといけない釣り方ではあります。
フロッグとかパンチングとか、ハードカバーの奥にルアーをねじ込んでいくとかの強い釣りはやりませんし、そういう事が出来るフィールドも近くにありませんので特に必要なし。ただライトカバーの中にルアーを入れたり、薄いウィードをスピナーベイトでぶちぶち切って引いてきたりはよくしますので、ちょっと強めの釣りは出来たほうが良いです。
カヤックバスフィッシングでは、スピナーやプロップベイトで広く浅く探ったり、オーバーハングの奥にノーシンカーワームをスキッピングで入れていったり、沈木の中にバックスライド系のワームをねじ込んでいったり、スピナーベイトでストラクチャーを撃ったり、シャローをトッププラグで探ってみたり、中層でクランクを引いてみたり、ボトムにスプーンやメタルバイブやワームを落としてみたり、、、。
考えをまとめてみる
カヤックフィッシングではロッドを2本も持って行くとロッド同士がガチャガチャしたり、ロッドホルダーに立てたロッドが障害物にぶつからないか気を使ったり、それらが結構なストレスになることが多いので、出来れば積むロッドは1本だけにした方が釣りに集中出来て、結果として釣果は上がると思います。※現状ではプラグ用とワーム用で分けて2本積んでます。
陸っぱりでもロッドが1本だけの場合の方がルアーを投げる回数もずっと増えますし、移動が苦にならないのでその結果ランガンする範囲が広くなり、バスと出会う確立も増えます。
そう、ロッドを1本にすれば釣れる魚は絶対に増えるのです。
ただこれらを1本で済ませようと思うなら本当に「何でも出来るロッド」が必要ですね。素人なりに考えてみて、私の場合ざっくりと「巻物3 : トップ2 : ライトリグ3 : 底モノ2」ぐらいの比率でこなせて、これまでの釣果から考えると1/8~5/8までのルアーを快適に投げることが出来ればある程度は事足りそうです。あとは自重が軽くて身長に見合った短いロッドがベストでしょう。
悩んだロッドはこれだ!
まず、ブラックレーベルプラスって種類が多過ぎませんか?
「ブラックレーベル+」は、その実釣性能にさらなる磨きを掛けるべく、各々のアイテム毎にコンセプトを深掘りしたシリーズ。
ん~言わんとすることは分かるのですが、ちょっと多過ぎて迷います。なのでまずはダイワのホームページである程度のスペックを確認、そしてネット上での評判をチェック、この作業に2日程かかりましたがとりあえず候補を4本にまで絞り、それぞれ実際に店舗でさわってきました。
※残念ながらブラックレーベルプラスには5フィート台のロッドの設定が無く、1番短いもので6.6フィートだったため、泣く泣く6.6フィート~で選ぶことにしました。
661MLFB
■661MLFB
ベイトフィネスロッドの中でも急激なファストテーパーにせず、繊細なティップの先端に張りを持たせる事で感度と根掛かり回避能力を引き出しライトリグの操作性を飛躍的に向上させたベイトフィネスロッド。ジグヘッドワッキーリグのスイミングからリーズ周りでの3~4インチの高比重ワームのノーシンカーリグ、スモールラバージグやネコリグなどベイトフィネスで多用されるライトリグをバーサタイルに使いこなすことが出来る。
- 全長(m):1.98
- 継数(本):1
- 自重(g):105
- 先径/元径(mm):1.9/10.9
- ルアー重量(oz):1/16-1/2
- ライン(ナイロン lb):6-14
- カーボン含有率(%):95
まず触ってみたのが661MLFBです。
1/16ozのルアーから投げられるロッドなのでさぞかし柔らかいんだろうな、と思って振ってみると全然イメージと違う感じでした。全体的にシャキッとしていて、それでいて振るとちゃんとロッドがしなってくれます。自重も軽く、手首を軽く返す動作でロッドを振ると「ピュッ」と音がします。
恐らく軽いルアーのキャストアキュラシーはかなり高いと思われます。カットテールノーシンカーはギリギリかもしれませんが、ヤマセンコーとかチビアダー位の重さがあれば狙った場所にルアーを投げることが出来そうです。
商品説明文に載っていないライトプラグ類も扱いやすいと思います。小型ポッパーをポコポコさせるのに丁度良さそうなティップだと感じました。
これは思った以上にいいぞ!ワーム主体でたまに軽量ルアーな釣りならこれが1番良さそうな感じです。
661M/MLFB
■661M/MLFB
ノーシンカーリグ、ネコリグ、スモラバ等、あらゆる陸っぱりベイトフィネスに対応可能。持ち歩けるタックルに制限のある陸っぱりにおいて、ライトリグを1本でこなせるロッドであり、フッキングと同時にカバーから引きずり出せるリフティングパワーも併せ持ち、ガードの強いリグを使ってもラインブレイクさせずにしっかり掛けていける絶妙のテーパーバランスを持つ。
- 全長(m):1.98
- 継数(本):1
- 自重(g):106
- 先径/元径(mm):2.0/10.9
- ルアー重量(oz):1/8-5/8
- ライン(ナイロン lb):8-16
- カーボン含有率(%):95
これは商品説明文に凄く惹かれます。「あらゆる陸っぱりベイトフィネスに対応」とありますので、とりあえずワームの釣りは完璧にこなしてくれるでしょう。
品番を見るにティップはMパワー、バットはMLパワーということなのかな?661MLFBに比べてバット径は一緒ですがティップ径がちょっと太いですね。
661MLFBとは似たようなスペックですが、実際に振ってみるとこちらの方が張りが強く「本当にフィネスなルアーを投げられるのか」と不安に感じるほどです。ただティップは661MLFB同様に「クッ」と入りますし、自重も軽くヒュンヒュン振り回せますので実際にフィールドで投げてみると意外と使いやすいのかもしれませんね。
あとこれは661MLFBに比べるとハードルアーの釣りに向いてそうです。661M/MLFBの方がブランクスが強い感じがしますので、バイブレーションの遠投とかスピナーベイトで軽いウィードを切ったりとかが気持ちよく出来そうな感じ。そしてルアー重量が1/8-5/8ozなのでシーバスルアーにも丁度良いかと。
これがバーサタイルなロッドなのか!?
ちょっとこの661M/MLFBが気になってきて色々と調べてみると、どうもこのロッドは陸っぱりのプリンス「川村光大郎」氏が監修?したロッドらしく、氏がブラックレーベルプラスでベイトフィネスにベストなロッドを製作するにあたり、まずは氏が愛用するダイワの上位機種「スティーズ 661MFB-SV ウェアウルフ」を再現するところからスタートした、というロッドなのだそうです。
そして氏は言います。
川村氏「661M/MLFBを店で振ったら硬いと思うかもしれない。でも使ってみたら分かる。キャストした瞬間、フッキングした瞬間、その良さが分かる」
陸っぱりでは魚を掛けたあとはカバーから引きずり出したり、足場の高い場所から抜きあげる必要が出てきますよね。特にそういった場面で、硬いと感じるほどにパワーのある661M/MLFBが必要なんだそうです。
6101MRB
■6101MRB
681MFBや6101MFBのワーミングロッドのテーパーとは異なるレギュラーファストテーパー採用のバーサタイルモデル。ハードベイトなら1/4ozから5/8ozクラスまで対応し、スティッフなティップがリトリーブ中のルアーにテンションをかけず、ラインスラックを出した状態でリトリーブすることが可能。ワーミングに於いてはスナッグレスネコリグからノーシンカー、ダウンショット、テキサスリグからガード付きのフィネスジグまで対応しそのスティッフなティップが近距離の優れたピッチング性能を引き出しつつ、カバーやストラクチャーのスタックを極限まで回避する。メリハリのあるベリー?バットセクションがワイヤーベイトのシングルフックを掛けるのはもちろんのこと、テキサスリグのカバー撃ちにおいてストレートフックを上顎に貫通させるフッキング性能をも併せ持つ、真のバーサタイルロッドが誕生。
- 全長(m):2.08
- 継数(本):1
- 自重(g):115
- 先径/元径(mm):2.1/11.9
- ルアー重量(oz):1/8-5/8
- ライン(ナイロン lb):8-16
- カーボン含有率(%):98
ちょっと長さが増しましたが、商品説明文を見るにこれが1番私の求めているバーサタイルなロッドのような気がします。
1/4ozから5/8ozのハードベイトに対応しつつ、ノーシンカーを含むワームにも良い!カバーやストラクチャーを攻めるのに最適なティップを有し、私の好きなワイヤーベイトのフッキングも決まってしまうというスーパー万能ロッドじゃありませんか。
ルアー重量も1/8-5/8と私の希望に沿ったスペックです。
「真のバーサタイルロッドが誕生」と言われてしまっては、バーサタイルなロッドを探している私にとってはこのロッドを選ぶより他に無いような気すらしてきました。
実際に振ってみると、レギュラーテーパーなのがなんとなく感じ取れる程度にロッドがしなります。重さもなんとか「扱いやすい」範囲でしょう。
カヤックフィッシングより陸っぱりに重きを置くのであれば6.10フィートのロッドの方が遠投が効いていいかもしれません。
6101MFB
■6101MFB
フッキングレスポンスと掛けてからのリフティングパワーにフォーカスしたファストテーパーデザイン採用のバーサタイルロッド。近距離戦での繊細な操作性と掛けてからのリフティングパワーに定評のあったBL-PF701MFBをベースにさらなるバーサタイル性と軽量化を求めたBL+6101MFBはBL+681MFBと比較するとMパワーにしてはソフトなティップとベリーから鋭く立ち上がるテーパーからくる強靭なバットパワーが特徴。繊細なティップが手首を返すだけの小さなモーションでのアキュラシーキャストを可能にし、さらにはティップが軟らかいが故に1.8gネイルシンカーを入れたスナッグレスネコリグなどのライトリグからハードベイトを投げられる汎用性の高さと喰いこみの良さを兼ね備えている。またティップの軟らかさと相反する形で組み合わされた強靭なベリー~バットが低弾道での遠投を可能にし、近距離のみならず遠距離でのフックングレスポンスの良さを持ち合わせており高比重ノーシンカーからヘビーダウンショット、ライトテキサス、ライトカバージグをはじめ、1/2ozクラスのスピナーベイトやチャターベイトなどのシングルフックを有したルアーのフッキングも余裕でこなす頼りがいのある一本に仕上がっている。
- 全長(m):2.08
- 継数(本):1
- 自重(g):117
- 先径/元径(mm):1.7/12.9
- ルアー重量(oz):1/8-5/8
- ライン(ナイロン lb):8-16
- カーボン含有率(%):98
なんと、こちらの商品説明文も非常に魅力的ではありませんか。
真のバーサタイルロッド(6101MRB)に対して、こちらは「フッキングレスポンスと掛けてからのリフティングパワーにフォーカスしたファストテーパーデザイン採用のバーサタイルロッド」となっているようです。
6101MRBに対してティップ径が細く、バット径は太くなっていますね。そしてレギュラーテーパーに対してこちらはファーストテーパー。
ふむふむなるほど。
「6101MRB」とこの「6101MFB」はどちらのバーサタイルロッドですが、おそらくハードルアーな釣りには前者を、ワームが多い場合にはこの「6101MFB」を選ぶと良い、、、ということなのでしょうか。
正直ロッドを振ってみても大きな違いは感じませんでしたが、Fテーパーなので軽いルアーを投げるならこっちの方が良いのかな、といった印象でした。
あとこの「6101MFB」もなんと、陸っぱりのプリンス「川村光大郎」氏のお気に入りのロッドらしいのです。
氏が長年愛用してきた旧ブラックレーベル「PF701MFB」の遺伝子を受け継いだロッドらしく、「PF701MFB」をより軽く、より扱いやすくバーサタイルに仕上げたのがこの「6101MFB」とのこと。そして氏が「陸っぱりならピカイチだよ」とおすすめするのがこの「6101MFB」なのだそうです。
結局どれにしよう?
悩みましたね、実際にさわってみるとどれも良いロッドのような気がして、尚更悩んでしまいました。
陸っぱりに重きを置くか、カヤックフィッシングに重点を置くか、まずはそこで長さが変わってきそうです。6.6フィートでもカヤックには十分長過ぎますし、私の身長から考えたら十分にロングロッドです。なので出来るだけ短いロッドを買っておくべきなのか。しかし6.6フィートと6.10フィートだとたった10cmの違いしかありませんので、1本のロッドでソルトのシーバスとかロックフィッシュとかまでを視野に入れると出来るだけ長い方を買っておいた方が良いのか。
ん~これは一旦落ち着いて考えたほうが良さそうですね。
いつも思うんですが、ロッドとかリールのレンタルってなんで無いんですかね。今回の私のように似たようなスペックのロッドを複数本検討して悩んでる人って結構居ると思うし、タックルは実際に使ってみないと分からないことが多いので需要はかなりあると思います。釣具は実際に使ってみると「思っていた感じと違った!」ということが多く、私もこれまでに何度それで無駄なお金を使ってきたことか、、、。なので例えば1時間500円とか、3時間1000円とか、そんな感じロッドやリールを貸してくれるお店が近くにあれば私は絶対に利用しますし、結構繁盛すると思うんですけどね~。大手の釣具屋さんとかだったらいけそうな気がするんですがね、顧客獲得のチャンスですよ!
後日、悩みに悩んだ末にこれ買っちゃいました。
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