ダイワ ブラックレーベル+で最もヘビーバーサタイルなロッドを考える

「オカッパリの釣りで持ち歩く道具は最小限に抑えたい。」

皆さん、そうお思いではないでしょうか。

世の中には「ミニマリスト」なる言葉があるようです。

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。

自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。

「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。

引用元:コトバンク

持ち歩く荷物を減らせれば体の疲労が軽減させるのはもちろん、移動だったり藪漕ぎの際に身軽に立ち回れるようになります。

荷物を減らすことで準備時間(と片付けの手間)の短縮も出来ると思うのですが、私のように「ちょっと30分だけルアーを投げてみるか」という釣りが多い人間にとっては、それはとてもありがたい恩恵となります。

荷物を減らす→気軽に釣りに行ける→釣行回数が増える→色んなシチュエーションでの釣りができる→トライ&エラーを繰り返す→釣りがうまくなる。

なんということでしょう、オカッパリの荷物を減らすだけで、釣りがうまくなる近い将来までもが容易に想像できてしまいました。

これはなんとしても減らしたいものですね。

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オカッパリに持っていく荷物

分かってはいるものの、やってみるとこれがなかなか難しいんです。

ロッドとリールとルアーはもちろん必須で、フックやスナップなどの小物も欠かせません。

更にはプライヤーとフィッシュグリップと飲料とフィッシングスケールと水温計と、、、。

と、どれも減らすに値しません。

上記に加え、毎回もちろん魚を釣るつもりで臨むため、ランディングネットも常備です。

現在愛用中の「オカッパリの1本」ことダイワのブラックレーベルプラス BL+661M/MLFBですが、このロッドの操作性や使用ルアーの幅広さ(ロッドの懐の深さ)に関して何一つ不満はありませんが、ちょっと大きいバスを釣った場合に抜き上げるのが怖くて常にランディングネットを持ち歩くようにしています。

だってミディアムライト(ML)ですしね。

テレビで見るプロのように、足場が高くても岸に体を突っ伏して水面まで手を伸ばしてハンドランディングするような真似ができれば良いのですが、私のような一般人がそれをやっちゃうと、自身の衣類の汚れが気になるのはもちろん、なかなか周りからの視線も痛いでしょう。

そのためランディングネットも必須だと思っていました、、、最近までは。

ランディングネットを減らすと快適だった

少し前の釣行で、ヘビーなロッドを使うことである荷物を減らせることが判明しました。

冒頭の画像がその際(ヘビーロッド使用時)のオカッパリの釣りに持って行った全荷物なのですが、ランディングネットがありませんね。

私の愛用するランディングネットはテイルウォークのナマゾンネット210なのですが、これはシャフトとネットを足すと約500gもあります。

ランディングネットとしては相当軽量な部類だとは思うのですが、それでも500mlのペットボトル飲料分はありますので、それを減らせるだけでかなりの軽量化ができました。

この日使用したのはエバーグリーンのアマゾンフリップというエクストラヘビー(XH)なロッドだったのですが、これぐらいのロッドになると釣れたバスを抜き上げることに微塵の不安も感じませんでしたし、実際によほど大きなバスでない限りこれで悠々と抜き上げてきました。

普段必ず持ち歩いていたランディングネットですが、荷物が500g減ったというだけでタックルバッグがとても軽くなったように感じましたし、実際にそのおかげで移動が捗りましたよ。

たかが500g、されど500g。

ガンクラフト ジョインテッドクロー 178 GAN CRAFT JOINTED CLAW

ジョイクロ178の9匹分だと思ってもらうと分かりやすいかもしれません。

※逆に分かりにくい!という人は、今すぐ釣具屋に行ってジョイクロのボリューム感をチェック!

ヘビーバーサタイルロッドの必要性

今回、私がヘビーバーサタイルロッドを新たに導入しようと思う理由は単に「オカッパリで持ち歩く荷物の減らしたい」という一点だけです。

自らの釣りのスタイルを考えると現在所有中のBL+661M/MLFBで十二分過ぎるほどなのですが、荷物をあと500g(ランディングネット分)減らすためには「必要」だと思いました。

ダイワ ブラックレーベル プラス BL+ 661M/MLFB

現在オカッパリの1本を探していて、「ちょっとぐらい荷物が多い(重たい)のなんて気にならないよ~」って方にはこのロッドがまじでお勧めです。

プラグで4gもあれば正確なキャストが決まりますし、スプーンだと3.5gあればぶっ飛びます。

※スティーズSV TWとの組み合わせでのインプレです。

それでいて上はジャッカルのポンパドールJr(18g)までを難なくキャストすることができるのですから、ベイトフィネス~ミドルクラスハードルアーはこれ1本で事足ります。

ただ!大き目のバスをブッコ抜くのが怖いだけ。

40cmないバスでもブッコ抜くのが怖くてランディングネットを必要とします。

というか、いけないことはないのかもしれませんが、私にとっては非常に高価なロッドなため、万が一にも折れてもらっても困るんですよね。

そんな大事なロッドで無理にブッコ抜くのは精神衛生上、非常によろしくありません。

私は仕事の合間だったり、ちょっと早目に仕事が終わった日などに頻繁に短時間の釣りに行くのですが、そんな時はタックルにひとつだけルアーを結んで、ポケットにプライヤーだけ突っ込んで行く。

そんな気軽な感じであれば、更に頻繁に釣りに行くことができるようになるんでしょうね。

思い立ったが吉日です。

ランディングネットを必要としないヘビーなロッドを入手したいと思います。

絶対にブラックレーベルが良い!

最近の私といえば、あまりのBL+661M/MLFBの使用感の素晴しさに、今後のロッドは全てブラックレーベルシリーズで揃えていきたいと思わされております。

まぁそうやってメーカーとシリーズを固定しておけば、ロッド購入の際に悩む時間が大幅に短縮できる、というメリットもあります。

元々根っからのダイワ党ですし。

それと、今回導入するヘビーバーサタイルロッドは同社のスティーズA TWに合わせたいというのもありますし、メーカーが揃うに越したことはないだろう、という思いもあります。

※現在所有するヘビーなロッドはアマゾンフリップしかないのですが、これは良い竿ではあるのですがとにかく自重が重たすぎて、トップルアーの操作で手首を壊す未来しか見えないため入れ替えで手放すつもりです。

スティーズSV TWに比べて、ラインキャパが増えて剛性が高くなったことから重たいルアーが得意なリールなのかと思いきや、軽量ルアーでも全然へっちゃらなスティーズA TW。

そんなオールマイティーなスティーズA TWを載せるロッドだし、オカッパリの釣りでロッドを1本しか持ち歩きたくない私は、なるべく投げれるルアーの上下限が広いものが欲しい。

それと、そこそこのバス程度ならブッコ抜ける強めのロッド、、、。

という基準から、ダイワのブラックレーベルプラスからいくつかに絞ってみました。

BL+6101MHFB

まずMHクラスからはこちら。

軽さの中にも強靭な芯の強さと圧倒的なリフティングパワーを内包し、精度の高いカバーゲームを完遂するカバーゲームロッド。繊細且つ高感度なティップで3/16oz.~3/8oz.のテキサス・パンチショット・ライトカバージグや高比重バックスライドノーシンカー等に対応する。通常のMHよりもワンランク上のパワーを備えた強靭なバットパワーで圧倒的なフッキングパフォーマンスを発揮し、掛けてからは3DXの驚異的な復元力との相乗効果により一気にカバーから引き剥がしパワー負けしない余裕をもったやり取りを可能にする。

引用元:ダイワ公式HP

5g~28gまで投げれる軽量(自重126g)な撃ち系ロッドです。

釣具屋で実際に振ってみた感じは「とにかく軽い」のひとこと。

店内で軽く振るだけで「ヒュン」と風切り音を発生させることができます。

ダイワは撃ちモノにお勧めだと言っていますが、重めの巻きモノやワイヤーベイトには良さそうに感じました。

ただ、ティップがしならないためキャスト下限の5gのルアーのキャストは難しそうです。

私がよく投げる「子バスキラー」ことスピンバイアス5gを投げられないのはちょっときつい。

そして私は撃ちモノをほとんどやりません。

ん~、スピナーベイトには良さそうなんですけどね~。

あとはロックフィッシュにも良さそうなんだけどな~。

これを機にジグとかテキサスの釣りにチャレンジしてみるか?

BL+7011HRB

そしてHクラスからはこちら。

カバー攻略を制する7’超えのヘビーパワーモデルにありがちなオーバースペック仕様とは異なる、繊細さと軽さの中にもパワーを内包した新次元のパワーロッド。ピッチとキャスティングを両立したグリップレングスがリーズ周りでのジグ・テキサスやパンチショット・ヘビーテキサスによるマット撃ちのみならずグラスエリアでのフルサイズのキャスティングジグ、そして3/4oz.以上のヘビースピナーベイトのスローロールにも対応し、掛けた後はバット部の3DXが今まで以上に魚をリフトアップし、余裕をもったやり取りを実現する。

引用元:ダイワ公式HP

キャストウェイト7g~42gという幅広さ、そして気になる自重は許容範囲内の134g。

ヘビーロッドですがガチガチではないようで、アマゾンフリップの後継だと考えるとこれが一番しっくりきます。

スピナーベイトで薄いウィードをブチブチ切りながら引くのに良さそう。

ビッグスプーン(ノリーズ ダイラッカ38g)のリフト&フォールの操作性も良さそう。

ちょっと長いですが、OSPヤマト28gとかでのトップの釣りも問題なさそう。

キャストウェイト7g~とありますが、実際に振ってみた感じでは10g~なような気がします。

軽量ルアーはBL+661M/MLFBに任せて、強めだったり重めのルアーをこっちで投げるような使い分けをするといいかもしれませんね。

デカバスのブッコ抜きも問題ないでしょう。

「ヘビーバーサタイル」という言葉通りで考えるなら、これが一番適しているような気がしてきました。

ただ、クランクとか使い辛いんでしょうね、きっと。

BL+6101MHFB-G

最後はMHのグラスコンポジットロッドです。

スピナーベイト同様の大きなシングルフックを有する一方、引き心地はクランクベイトに近似したバイブレーションを発するチャターベイト。クランクベイトの引き感と食わせの間を必要としながらも大きなシングルフックを掛けなければならないこのルアーにフォーカスして開発したダイワの回答はファストテーパーの硬いグラスコンポジットロッド。ムービングベイトの理想的な動きを引き出し超高密度SVFグラスのグラテック構造にネジレを抑制するX45と復元力に優れた3DX、コンポジットする高弾性HVFカーボンの含有率を引き上げることで軽さと、グラスでありながらカバーにタイトに入れ込むキャストアキュラシーを実現した。

引用元:ダイワ公式HP

グラスロッドは結構好きなので、そのつもりで実際にさわってみるとあらビックリ。

「これ本当にグラス入ってんの?」

というシャッキリ感!

スペック上では約4割がグラスのはずなのですが、全然グラス感がありません。

ダイワHP上の「そしてグラスでありながらもタイトなキャストを可能にするアキュラシー性も身につけた。遠投した先でのフッキング性能も万全で、なおかつ掛けてからバラさない。」という言葉はきっと本当なのでしょう。

しかし軽いですね~このロッド。

自重が137gしかない&ダイワの技術の賜物なのでしょう、そこそこ長いグラスコンポジットロッドなのに、片手でヒュンヒュンと振り回せます。

いくら「キャスト筋」を鍛えているといっても、元々が華奢(身長165cm体重55kg)な私がこれだけ軽がる振り回せるということは、世の中の平均体型の男子だと更に快適でしょう。

軽く振るだけで若干しなるティップは軽量ルアーのキャストにも向いていそうですし、なかり太いバットは対デカルアー、対デカバスとのファイトでも相当な安心感を得られます。

そして間違いなくブッコ抜きも得意なはず。

長さもオカッパリの釣りには丁度良く、遠投もきくし小場所での取り回しも悪くなさそう。

ナマズ釣りにもかなり良さそうです。

撃ちモノや底モノには向いてなさそうですが、それらの釣りをほとんどやらない私にとってはそこは問題ではありません。

7g~42gまでキャストOKな表記ですが、これは表記通りに軽いルアーから思いルアーまで投げることができそうな感じです。

ワイヤーベイトに良し、巻きモノに良し、スイム系ワームに良し。

私の好きなルアーにドンピシャじゃありませんか。

さぁ、どのブラックレーベル+にしよう?

とりあえずオカッパリで持ち歩く荷物(ランディングネット)を減らして、ロッド1本で身軽な釣りがしたい。

そうすると投げるルアーも減らしたいし、そうなるとスピナーベイトがメインかな~。

そう考えると今回絶賛お悩み中のロッド3本であれば、どれでも良さそうです。

しかし、ロッド1本で身軽ではあるが丸1日中釣りに没頭したい場合や、とにかく1匹を釣りたい場合、投げるルアーは増えるでしょうし、そうなると軽いルアーから重いルアーまでを満遍なく投げることができるロッドがベストです。

そうなると6101MHFB-Gか?

でもこれを機に、苦手な撃つ釣りを練習する意味で6101MHFBにするのもひとつの手か?

はたまた強くてオールマイティーそうな7011HRBか?

さぁどうしましょうね。

どれにしても安い買い物ではないので、じっくり考えてから選んだほうが良さそうです。

ダイワ(Daiwa) ブラックレーベル プラス 6101MHFB

ダイワ(Daiwa) ブラックレーベル プラス 7011HRB

ダイワ(Daiwa) ブラックレーベル プラス 6101MHFB-G

悩む~。

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