ビッグシューターコンパクトのハンドル交換
このブログで何度か紹介しております私の愛機、ビッグシューターコンパクトのハンドルを新調しましたので簡単にインプレします。
以前はDAIWAヴァデルベイジギングのパワーハンドルを用い、陸っぱりパワーゲームからオフショアバーチカルゲームまで対応できるようカスタムして使っていました。
以前ビッグシューターコンパクトにオフショア仕様のパワーハンドルを装着した記事はこちらをご覧下さい。
これはこれでパワーハンドルにありがちな「キャスト時にハンドルが勝手に回転し、意図しないタイミングでクラッチが繋がってしまう」という不具合がほぼ起きず、ひとつのリールでキャスティングもしたいしバーチカルゲームもしたいわがままな私にとって非常に素晴しい組み合わせでした。
しかし、このパワーハンドルカスタムを行って約半年後に気付いてしまったのですよ。
「あれっ、あんまりオフショアやってなくね?」
そうでした、どうも去年の熊本地震後から生活環境や周辺状況の変化(あと可愛い息子が産まれました)でソルトにあまり行かなくなっていて、今はバス釣りメインになっていました。オフショアもやらないことはないのですが、ボートを出すにも友人と予定を合わせるのが大変だし、メインだった海カヤックは訳あってとりあえず休業中だし、先日久々に沖で根魚でも釣るかと友人とどうにか予定を合わせ出撃しようとしたらそんな日に限って強風でボートが出せないなんて不運があったり、、、
強風でボートが出せなかった次の日のブログはこちら。
これまで「陸バス2:陸ソルト1:カヤック/オフショア7」で使ってきたビッグシューターコンパクトですが、今後しばらくの間は「陸バス7:陸ソルト1:カヤック/オフショア2」ぐらいの割合になりそう、それだとやっぱりダブルハンドルの方が使いやすいだろうということで今回のハンドル交換となりました。
実際に交換してみる
まずビッグシューターコンパクトの純正ハンドルは、
これはこれで結構なパワー系ハンドルで、メーカーの説明ではこんな感じです。
ビッグバス&ビッグロックフィッシュ攻略のためのパワーハンドル
95mm長4mm厚のアルミを採用したクランクハンドルにはラウンドタイプのEVAノブが装着。ビッグフィッシュの強引なファイトに対応する。
実際バスとか小型ロックフィッシュとか小型青物ぐらいだったら純正ハンドルでも余裕です。一度バーチカルゲームで50cm位の根魚とのファイトで若干のパワー不足を感じるまでは、実際長い間純正ハンドルで何でもやってましたしね。ただ、ちょっと前にこんな素敵なものを安価で見付けてしまったのですよ、
出ました!スタジオコンポジットのカーボンクランクハンドル102mm(もちろん中古)です。「剛力招来」の文字がプリントされ最強感たっぷりのごっついハンドルはツララテスターの呉さんプロデュースなのかな?ハンドルノブの形状(大きさ?)で品番が変わるらしいのですが、調べてみてもよく分かりませんでした。
剛力さんちーっす。
スタコンのハンドルといえば定価で安いリールが一個買えちゃうレベルです。貧乏性な私には一生縁が無い贅沢品だとばかり思っていたのですが、この度晴れてスタコンオーナーとなることが出来ました。いや~やっぱりヤ〇オクを毎日チェックする習慣って必要ですね!
ハンドル長102mmでビッグシューターコンパクト純正の大型ノブを遥かに凌駕する超大型ノブを備えたスタコンのハンドルはただの木偶の坊なのか!?検証していきましょう。
まずビッグシューターコンパクトの純正ハンドルは45.7gでした。さすが4mm厚のパワー系アルミハンドル、リール本体重量の約20%を占めています。
続いてスタジオコンポジットの剛力招来102mmはというと、
36.2g!おおっ9.5g軽くなっていますね。9.5gといえばシマノのサイレントアサシンのちっちゃい方がそれぐらいありますので、ハンドルがシーバスルアー1個分軽くなったことになります。
PEライン3号150mをパンパンに巻いた本体に装着してみると、ラインを巻いていない状態のリール自重239gと変わりありません!ダイエット成功です!!木偶の坊とか言って本当にすいませんでした。何より見た目がシックで大人感が漂う素敵なリールになりましたありがとうございました。
ちなみにハンドルナットのリテーナーとビスは欠品していたので代用品を使用し取り付けしています!
ハンドル交換のインプレ
ではこのビッグシューターコンパクト×スタコンを実際にフィールドで試してみます。
この記事で使っていたリールが今回ハンドルカスタムしたものでした。
まず思ったのはハンドル(リール)が軽くなったことで非常に扱いやすくなりました。純正状態だとキャストやリーリング時、リール本体はどうしてもハンドル側に倒れようとするのですが、その感覚がほぼ無くなりました。手首に優しくなったとでもいいましょうか、ハンドルを交換(軽量化)することでこれほどまでの体感が得られるとは嬉しい誤算でした。
あととにかく格好良い、ひたすら格好良い、尋常じゃないほど格好良い。これはこれでモチベーションを上げるために重要なプラスポイントだと思います。
実釣ではこんな感じでノブを摘んで巻いていました。さすがに102mmのロングハンドルなので手首だけでクルクル巻くけるかと聞かれると答えはNoですが、肘から下を大げさに動かす必要があるかと聞かれるとそれも答えはNoです。私も使ってみるまではもっと大げさに腕で巻く必要があるのかなと思っていたのですが、思っていたより手首のクルクル+腕をちょっと動かす程度で快適に巻けます。そして巻きが軽い。
大物とファイトする時はこんな感じでぐっとノブを握ることが出来ます。この握り方、ビッグシューターコンパクトの純正ハンドルノブでもどうにか出来ないことは無かったのですが、こんなに手の中いっぱいにノブを握り込むことは出来ませんでしたので、元々強かった巻き上げパワーがスタジオコンポジットのハンドルに変えた事で更に増し増しになったと言えるでしょう。
あとはこれで大物を釣り上げるだけですね、その時はまたインプレします。
↑ブログランキング参加中です。
後日このタックルでカヤックバスフィッシングに行きました。(ボウズ)