ビッグシューターコンパクト改造!ZPIプロスペックマグチューンキット

ビッグシューターコンパクト改造

私の愛用のベイトリール、ビッグシューターコンパクトの改造ネタです。

先日ビッグシューターコンパクトのスプールを互換性のあるパワークランク5/6のものに交換しルアーの飛距離を測ったのですが、その際に純正ブレーキの効きの弱さを痛感しました。

パワークランクのスプールでインプレした記事はこちら。

ビッグシューターコンパクト × パワークランクスプールで飛距離計測

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なぜブレーキチューンが必要なのか

この時にルアーを快適に投げることが出来たマグネットブレーキダイヤルはMAX位置から1クリック戻した箇所でしたので、ほぼブレーキMAXです。もう2クリックも戻すとキャスト毎にかなり神経を使ってサミングしないとほぼバックラッシュしてしまうという感じでした。

しかしこれはビッグシューターコンパクトのブレーキが悪いというわけではなく、純正スプールより6gも軽いパワークランクのスプールに交換したことで、キャスト直後のスプール回転速度が上がりすぎてラインが浮いてしまいバックラッシュしてしまうのではないか?と考えました。

そこで「何かしらブレーキをカスタムしてやる必要があるな」とは感じましたが、私はこれまでその手の改造を行ったことがありませんでしたし、何より目に見えない磁界ブレーキをカスタムすることで体感が得られるほどの効果があるのかな?と半信半疑でした。

なので最初はお金を掛けることなく、ブレーキチューンはダイソー(100均)のネオジウム磁石を利用して行うつもりでしたが、その方法をネットで調べているうちにとても心に響く言葉を発見してしまったのです。

その言葉が、

〇 強いブレーキを弱くかける

× 弱いブレーキを強くかける

というもの。

私はあまり学がありませんので難しいことはよく分かりませんが、例えば排気量の大きな車と小さな車で高速道路を100km/hで走る場合、前者の方がアクセルを深く踏む必要がなく燃費も良さそうです。お米を炊く場合に5合炊きで3合炊くのと3合炊きで3合炊くのでは、前者の方がより美味しいお米が炊けるそうです。マグネットブレーキも同様に余裕があった方がより良い効果を得ることが出来るという事なのでしょうか、なのでやるならとことんやろうということでこんなものを用意しました。

ブレーキチューンしてみる

ZPIのプロスペックマグチューンキットです。

適合機種が「LTZ」「LTX」「LT」「パワークランク5/6」「ビッグシューターコンパクト」となっております。ということはLTZのマグネットをビッグシューターコンパクトに移植することも可能なのか!?税込4935円の代物です。

裏面を見てみると、

フィールドやリグの変化にも即座に対応可能!

トッププロの要求を満たすプロスペック仕様!

  • 磁石のスプール反対側面に専用磁束リングを搭載。磁力を効率よくスプールブレーキローターに作用させ安定したブレーキ性能を発揮します。
  • 専用マグネットホルダーの可動域を専用設計されたカムリフターにより最適化。フィールドのコンディションの変化にも即座に対応可能。
  • ZPI標準強力ネオジウム磁石を最大14個搭載可能な設計になっており、別売りセットアップネオジウムを使用する事で、数量や厚みを変更可能な仕様となっています。

引用:ZPIプロスペックマグチューンキット説明書兼パッケージより

と書いてあります。

なるほどそういう事なんですね!とはなりませんが、カスタム後にどれだけ「効率よく安定したブレーキが効いてくれて、セッティングもうまく出るようになるか」が楽しみな文章ではあります。

まずセット内容は、

  1. 専用カムリフター
  2. 専用マグネットホルダー
  3. ネオジウム磁石14個
  4. 説明書兼パッケージ

の4つです。マグネットホルダーはパッと見で磁石の数が増えていますね。

分かりにくいですが二段になった磁石が七箇所に組み込まれているので14個の磁石という事なのでしょうね。一箇所につき厚い磁石を一個じゃダメだったんでしょうか?これがセッティングの幅を大きくする秘訣なのかな?はたまた磁力の伝達効率向上を狙ってのことなのか?

↑参考にビッグシューターコンパクト純正のマグネットホルダーです。

では組み替えていきましょう。

用意する工具は#1サイズのプラスドライバーのみ。ちなみにこれはハイエースの運転席に座っまま肘置きのトレー上での作業風景、ちょっとした仕事の合間に出来るお手軽カスタムです。

30秒でここまでバラバラに出来ます。

右が純正、左がZPIのマグネットホルダー裏面ですが、この金色のプレートが専用磁束リングってやつなのかな?すぐに錆びてしまいそうな見た目だったので薄くグリスを塗っておきました。

そしてバラした手順と逆に組んでいくといとも簡単に完成です。

付属の説明書に作業手順がとても分かりやすく書いてありますので、これなら普段ドライバーも使った事がないよっていう作業音痴な方でも余裕でカスタム可能でしょう。ZPIさんは親切ですね。

あとはマグネットの数量や装着箇所のセッティング例みたいな説明書きがあれば尚良かったのですがね、マグチューン初心者の私は地道に現場で色々と試していきたいと思います。

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後日ビッグシューターコンパクトのマグネットチューン後インプレッションをしてみました。

Fishmanブリスト5.10MXH×ビッグシューターコンパクト×マグチューン

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