アブのブレーキカスタム
私の愛用するベイトリールに‘‘アブガルシアの13Revoビッグシューターコンパクト‘‘があります。剛性が高く、ドラグも強く、ラインの巻き上げも早く、パワーもあり、見た目も格好良く、ドラグが出るとクリック音が出て、、、といった具合の良く出来たリールなので、主にカヤックフィッシングやオフショアの大物狙いに使用する機会が多いです。
バス釣りではパンチングやフロッグやビッグベイトのように強めの釣りには最適かと思いますが、あいにく私はそんな強めの釣り方をあまりしないので、陸っぱりのバス釣りではあまり使用する機会が無いのが現状、しかしお気に入りのリールなのでもっと使いたい!ということでこれまでちょこちょことカスタムしてきました。
スプールをカスタムした記事はこちら
ブレーキをカスタムした記事はこちら
まずは純正ビッグシューターコンパクトの多過ぎるラインキャパと重過ぎるスプールの軽量化の為に、同じく13Revoシリーズのパワークランク5/6の純正スプールを装着しました。
しかし、そうするとスプールが軽くなりすぎたためか、マグネットダイヤルをほぼMAXにしないとストレス無くルアーを投げられないようになってしまいました。
なのでマグネットユニットをZPI社の強いものに交換、といった流れです。
しかし‘‘ZPIプロスペックマグチューンキット‘‘でブレーキのカスタムをした時に初めて気付いたのですが、ビッグシューターコンパクトの純正ブレーキのマグネットホルダーにはあと2個マグネットを追加することが出来るような穴があったんですね!
ここにマグネットを追加すればブレーキを強く出来るはずです。
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こういうリールカスタム専用のマグネットもあるようですが、ちょっと私には高価過ぎるかな。いつものように安価な代用品を探してみましょう。
純正マグネットのサイズ
まずはビッグシューターコンパクトの純正マグネットのサイズを測ってみました。
直径5mm
厚み3mm
なるほどなるほど、このサイズの強力な磁石を探せば良いわけですね。
ダイソーでネオジウム磁石を発見
早速ですが、100均で最適なものを見付けてしまいました。
ダイソー 強力マグネット 6個入り
‘‘強力ネオジウム磁石使用‘‘とありますね、これはいけそうです。
こんな感じでマグネットが埋め込まれていますので、
こうやって周りのプラスチックをニッパーやペンチで破壊していきましょう。
そして取り出したマグネットのサイズを測ってみると、
直径5mm
厚み3mm
完璧です、ビッグシューターコンパクトの純正マグネットと全く同じサイズでした。
ネオジウムチューンしてみる
画像の一番上がダイソーのネオジウム磁石なのですが、ビッグシューターコンパクトのマグネットホルダーにウルトラジャストフィットしました。
あとはここに磁石を固定しましょう。
これはパワークランク5のパーツリストですが、まずはこの85番「MAGNET PLATE 200円」を用意します。多分ビッグシューターコンパクトと共通です。
そしてマグネットホルダーの裏側の、
ここの箇所に、
新たに用意したマグネットプレート(\200)を、
こんな感じでニッパーでカットしたものを、
こう設置することで、ホルダー表のマグネットと裏のプレートが磁力で引かれ合い、マグネットがホルダーにしっかりと固定されます。
これを2ヵ所分、同じように設置します。
すると純正で5個だったマグネットを7個に増やすことが出来ましたね!これで磁力が強くなり、より強いブレーキを弱くかける事が出来るようになり、ルアーの飛距離が増すことになるでしょう。 ※詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
ちなみにマグネットホルダーの分解方法なのですが、
この3本のプラスネジを緩めるだけの簡単作業。
ただ中にこんな感じでバネ入ってますので、これを無くさないようにだけ気を付けてください。
凄いですね、100円で6個も強力なネオジウム磁石が手に入ります。この金額なら失敗しても(あまり効果が体感できなくても)痛くないかと思いますので、ビッグシューターコンパクトのブレーキの効きが弱いと感じている方は是非一度やってみてください。
※パワークランク5/6のマグネットもサイズを測ってみましたが直径5mm厚み1.5mmでしたので、これを2個重ねて追加しても良さそうですね。
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