ビッグシューターコンパクトにフロロ12lbを巻いてみる
私の愛用のベイトリールに、アブの「ビッグシューターコンパクト」というリールがあります。飽きっぽい私が今一番長く1軍で使ってるリールです。
元は「ビッグシューター」というリールの性能をパワーに全振りしたような、怪魚ハンターといわれる人たちがよく使っていたリールがあるのですが、それのコンパクト版です。
※現在のアブの怪魚用リールはWM60とWM50がありますね。
カヤックフィッシングで使うことが一番多いかな?トラブルが少ないビッグシューターコンパクトは、タックルを沢山持ち込めないカヤックフィッシングではとても重宝します。そしてビッグシューターコンパクトはとにかく頑丈でパワーがあります。50cmほどのオオモンハタの突っ込みも、小気味良いドラグクリッカー音を奏でながらではありますが問題なく巻き上げることができました。
50cm位のオオモンハタをビッグシューターコンパクトで釣った記事はこちらをご覧下さい。
ビッグシューターコンパクト 12lb(3号)ライン糸巻量
さてこのリール、コンパクトなフォルムとはうらはらに相当量のラインキャパシティを備えております。20lb(5号)がなんと100m巻けます。これはダイワのリョウガ2020とかダイワZ2020とか超高級大型パワー系ベイトリールと同じ糸巻量です。私は手が非常に小さく、ダイワZ2020はかろうじてパーミングできるのですが、リョウガ2020はさすがにきついです。大きいんですよね、リールが。ビッグシューターコンパクトはそんな私でも手の中にすっぽり収まってくれるコンパクトなボディにも関わらずそのラインキャパなので、必然的にスプールが超深溝になりますね。
ビッグシューターコンパクトのスプールについて詳しく書いた記事はこちらをご覧下さい。
メーカーホームページを見てみると、ラインキャパシティは16lb-125m/20lb-100m/25lb-85mとあります。ソルトのバーチカルでも十分対応できる糸巻量です。
世の中の流行について行けない私はタイラバとかライトジギングはビッグシューターコンパクトにオールフロロライン(PEラインは使わない)で行うのですが、タイラバとかライトジギング程度であればフロロ12lb(3号)で事足りるんじゃないかと今回巻いてみました。カヤックフィッシングの場合大きな魚がかかったらカヤック自体が魚に引っ張られるのですが、それが自然とドラグの役割を果たしますので、ライトラインでも十分なんですね。
実際にラインを巻いてみます
巻いたラインは「シーガー フロロマイスター 12LB 320m巻」です。これは安いわりにさすがシーガーのフロロラインという使い心地から人気があるラインですね。釣具屋で買おうと思うと12lbと16lbが売り切れていることがよくあります。
「リーズナブルなルアーフィッシング用フロロカーボンライン。80m毎にマーキングシール有り」みたいなことが書いてありますね。
アブガルシアのメーカーホームページにビッグシューターコンパクトの12lbの糸巻量表記がないのですが、25lb-85m→20lb-100m→16lb-125m→とくれば12lbで150mくらいかな?巻いてみると、
凄いピッタリでした。というか実は160m巻いた状態がこれです。ちょっとパンパンですので、やはり150m程で抑えておいたほうがトラブル回避になりそうです。
320m巻きのものから160m巻き取った残りのラインがこれです。ビッグシューターコンパクトに12lbのフロロを巻こうと思ったら、フロロマイスターだと2回分巻けてお得ですね。
150m巻いていればカヤックフィッシングでバーチカルに使えます。もちろんキャスティングもOKです。オールフロロラインで鯛ラバをしても、意外と釣りになるもんですよ。
↑ブログランキング参加中です。