バス用ベイトロッドとルアーで淡水シーバスを釣ることのすすめ

いきなりですが実は私、シーバス用のタックルをひとつも持っておりません。

※以前は複数所有しておりましたが、「魚種別専用タックル」というものに魅力を感じなくなり、以降全て手放しました。

そのうえシーバスが釣れると有名な河口にも行かなければ海にも行っていないのですが、それなのにも関わらず、今年に入って両手の指では足りないほどのシーバスを釣り上げています。

「シーバスを釣りに行っているわけではない」のにです。

今年に入ってからの上記シーバス釣果の記事を読んでみてもらえると分かるのですが、熊本県のブラックバス釣りメジャースポットである江津湖では、海からだいぶ離れた完全な淡水河川であるにも関わらず、なぜかシーバスが釣れてしまいます。

そのため最初の1匹はバス狙いの外道としてシーバスが釣れてしまったかたちなのですが、そこにシーバスが居ると分かってからは普段はなかなか釣ることができないバス以外の大物を求めて夜な夜な足しげく通い、その結果としてそこそこな数のシーバスを釣ってきました。

私の釣り人生の中で、全魚種合わせても最大サイズとなる92cm/6.5kgの超ランカーシーバスを釣り上げたのも、その淡水バス釣りメジャースポットです。

あの時は興奮したな~、ほんと。

そもそもの目的はブラックバス狙いですから、携帯するタックルはもちろんバス用に作られたものですし、ルアーだってバス用のものを多用しています。

それでも嬉しいことに、そこそこな数のシーバスが釣れるんですよね。

なんなら釣りが下手な私がそれだけの数のシーバスを狙って釣ることができているのですから、釣れると有名な河口や海などの大場所に行くよりも、比較的小場所で尚且つ淡水でありシーバスは居るが他のシーバスアングラーが居ないニッチなバス釣りスポットで狙ってみた方が、魚がスレていなくて釣れやすいのかもしれません。

そこで今回は、バス用のベイトタックルでそこそこな数の淡水のシーバスを釣るようになってみて、色々と思うことについて書いてみたいと思います。

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直近の釣果と状況

2017年9月9日(土)下江津湖釣行

この日は終日晴れており、夕マヅメのバスを狙いで18:30にフィールド入りしました。

週末ということで午前中から多くのバスアングラーに叩かれているであろうメジャーフィールドではありますが、やや風が吹いており雰囲気は良い感じです。

最近になってそのルアーの「魚を寄せる力」に魅力を感じよく投げる、私の中で「ただ巻きで釣れるルアー」ことステルスペッパー90Sで魚が居そうな場所をサーチしてみるとすぐにヒット!

しかしリアのトレブルフックに1本掛かりだったためかすぐにバレ!

無念です。

その後もしばらくステルスペッパーを投げるも後が続かず、そうしていると日が暮れました。

時刻は19:30、ここからは夜釣りの領域に突入です。

喰い気があるバスは沖に居るのか?とエバーグリーンのプロップマジック95にルアーチェンジし、カレントが効いている沖のシャロー&ウィードエリア目掛けて遠投してみた数投目に、

ゴンっ!!

来ました!っと、あれれっ、こいつはシーバスだ!!

やりました、久しぶりの淡水シーバスです。

ブログを読み返してみると、8月13日に私の釣りの師匠とのタンデム釣行で、師匠が釣った淡水シーバスが最後だったみたいなので、約1ヶ月振りにシーバスを見ることができました。

52cmとそこまで大きくないですが、手前に寄せて魚体が見えるまでは完全に「デカいバス」だと思っていたため、なかなかスリリングなファイトが楽しめました。

やはり魚は沖に居たか。←※バス狙いだったはずがまぐれのシーバスで調子に乗っている様子。

ということで、その後もプロップマジックで沖のそれらしいポイントを探ってみると、

ゴンっ!!

来ました!2匹目です!!

ちゃんとプロップマジック95を喰ってますね。

48cmと若干サイズダウンしましたが、こっちのシーバスの方がよくひきました。

何の魚狙いであれ、いつもは1日頑張っても1匹釣れるかどうかの瀬戸際で釣りをしている私にとって、同じポイントで1匹以上を釣ることができたことに喜びを隠し切れず、周りに誰も居ないことを確認して小躍りしたことはここだけの話です。

すっかり秋らしくなった気候のおかげでシーバスの荒食いが始まったのか?

完全な淡水である江津湖のシーバスに対して通常のシーズナルパターンが通用するのかは不明ですが、到底ルアーが届く距離ではないものの、沖の流れがあるエリアでは時折シーバスらしきボイルがあります。

まだいけるかも!

そういう思いから引き続きプロップマジックをしばらく投げてみるも反応なし。

普段であればこのタイミングで納竿することが多いヘタれな私ですが、この日はすでに2匹も魚を釣っているためか強気でした。

ちょっとルアーのサイズを落としてみるか、と私の中で「本当に釣れるルアー」ことフィッシュアローのハドルミノーハード85Sにルアーチェンジ。

すると答えはすぐに返ってきました。

ゴンっ!!

やりました!3匹目です!!

本来海の魚であるシーバスが、完全な淡水のバス釣りポイントにウヨウヨしているかと思うと不思議でしょうがありません。

そういう種類?個体?なのでしょうか?

惜しい、50アップに数mm届かず。

しかしこのシーバスもなかなかのパワー系だったようで、ハドルミノーハードのリアフックの内1本をへし折りやがりました。

危なかったですね~、ハドルミノーハード85は50cmの魚には対応していなかったようです。

まぁフック1本ぐらいなんともないだろう、とその後もハドルミノーハードを投げると手元に「ブルンッ」と魚の感触が伝わってきましたが、アワセるとすっぽ抜け。

ここでハドルミノーハードは降板させました。

再度プロップマジックに戻して広範囲を手早くサーチしてみると、

ゴンっ!!

えっ、4匹目とか釣れちゃうの!?

急にどうした自分!?

っとそんなにまぐれが続くわけはなく、

これはなんなの?フナなの?

40cm程の初めて釣った魚です。

完全にスレ掛かりですね、この魚には大変申し訳ないことをしてしまいました。

ん~、やっぱり鯉ではないですよね?違いますよね?

そしてこの魚を釣り上げたところで時計を見てみると時刻はすでに21:30、翌日の朝から愛する家族とのお出掛けを控えていた私は、これはこれで満足だったとここで納竿としました。

この日はバス1バラし、シーバス3キャッチ、フナ?1キャッチです。

釣り歴だけは無駄に長いが未だに下手さ加減が目立つ私にとって、この日の釣行はとても満足のいくものとなりました。

ヒットルアー

今回の釣行で、実際に淡水シーバスを釣り上げてくれたルアーのご紹介です。

プロップマジック95

大手釣具メーカーであるエバーグリーンが、「桁違いの釣果」というキャッチコピーで世に送り出したプロップマジック75のサイズアップバージョンです。

  • 全長 9.5cm
  • 自重 15g
  • タイプ シンキング
  • 推奨タックル ミディアムライト~ミディアムヘビー6’0″~7’0″ベイトロッド
  • 推奨ライン フロロカーボン or ナイロン 10~16lb
  • フックサイズ フロント#6 リア#6

実はこれ、対江津湖シーバス用にと狙って購入したばかりのものでした。

春に調子が良かったリトルジャックのXB-42R-70というルアーがやはりプロップタイプだったため、遠投がきくプロップベイトを探していたところ、このルアーに辿り着きました。

XB-42R 70(淡水カラー)

こいつですね。

まさかの初登板でこれほど活躍してくれるとは、プロップマジック95おそるべし。

マグネット重心移動システムを備えているということでかなりの遠投性能を期待していたのですが、私のへっぽこキャストではうまくいって50m程とそこそこな飛距離です。

スピニングのシーバスロッドで投げるともっと飛ぶんでしょうね。

以前プロップマジックの75も所有していたのですが、そちらと比べるとこの95は巻いても浮き上がりにくく、ペラが水面から飛び出ない層を安定してひいてくることができます。

スローに巻くのが苦手なせっかちな私には95の方が使いやすいようです。

※プロップマジック75は一度も魚に喰われることなく、先日ひっそりとロストしてしまいました。

日が暮れてからの登板だったため泳ぎ姿勢をちゃんと確認できませんでしたが、きっとただひたすらに真っ直ぐと泳いでくれていたのでしょう。

今後プロップマジック95は私の中で、「シーバスハンター」という地位に君臨することになりそうです。

エバーグリーン プロップマジック95

ハドルミノーハード85S

フィッシュアローというメーカーについてあまり詳しくありませんが、なかなか安くて良いルアーが揃っている印象です。

フィッシュアロー フラッシュJ 3インチ

このワームなんて小魚そのものですよね。

まだ使ってみたことはないのですが、見た目に分かる「これで釣れなかったらそこにはバスがが居ないんだと思った方がいい」レベルのベイトフィッシュ感丸出しなワーム。

手持ちのO.S.Pマイラーミノーが切れたら次はこれを買ってみようと思っています。

そんなフィッシュアローが満を持して世に送り出した、私の中では「本当に釣れるルアー」ことハドルミノーハード85Sという小さなジョイントミノー。

  • 全長 8.5cm
  • 自重 7g
  • タイプ シンキング

ハドルミノーハード85Sでのヒットはルアーチェンジ後2投目だったのですが、なにが凄いってこのルアーを2匹のシーバスが同時に追ってきましたからね。

正確に言うと、街灯の明かりが薄っすらと照らす水面に2つギラッギラッと光る物体を辛うじて確認できた感じなのですが、それらの内の片方が釣れてみたらシーバスでした。

ハードルアーらしからぬ超魅惑的なテールのピロピロが、バスのみならずシーバスをも惑わせてしまうようです。

フィッシュアロー ハドルミノーハード85

江津湖シーバスの釣り方

「釣り方」なんて偉そうなことを言ってしまって恐縮ですが、今回は複数のシーバスを釣ることができたため、どういった状況で釣れたのかを備忘録の意味で書き残したいと思います。

まず、この日の潮汐は中潮で17:00干潮、18:30釣り開始の19:30に最初のキャッチ(シーバス)だったため、河口からは程遠い淡水河川なためあまり関係ないとは思いますが、日没後すぐで上げ潮が効き始めたタイミングがファーストヒットでした。

釣れたシーバス3匹の内、3匹全てが岸から30~40m程度離れた沖でのヒットです。

全体的に流れがあってフラットなシャローだと思っていたエリアでも、沖の方が若干水深があるなどの変化があるのでしょうか。

実際に時折のボイルが確認できたのは、目測で80~100m先の沖のみでした。

そのためプロップマジック95の項でもちょっと書きましたが、江津湖のシーバスを本気で狙う場合は遠投が効くスピニングロッド+PEラインの組み合わせで挑んだほうが、より釣れるのだろうと考えられます。

それと、夜のシーバス釣りではルアーはスローに動かすものだとばかり思っていたのですが、今回は全然スローには巻いていません。

水深1mもないであろうシャロー帯なため、シンキングルアーはゆっくりひけないんです。

結構シャカシャカ軽快に巻いていたのですが、それをひったくるようにして掛かりました。

また、街灯がある橋の下付近での釣りだったためすぐ近くに橋の明暗ができていたのですが、シーバスが釣れたのは全て明暗から離れた真っ暗な場所でのみです。

沖に向かって立った時に左から右に向かって水は流れていたのですが、釣れたのは全てアップ(上流)に向かって投げて巻いている途中のヒットでした。

幾度となくダウン(下流)に投げて巻いてみたのですが、そちら側ではカスリもしなかったので、もしかするとどっちに投げるのかも重要なのかもしれません。

ロッドについて

今回使用したロッドは私の中で「オカッパリのヘビーバーサタイルな1本」こと、ダイワのブラックレーベルプラス6101MHFB-Gというグラスコンポジットロッド。

BLACKLABEL PLUS 6101MHFB-G

  • 全長(m):2.08
  • 継数(本):1
  • 仕舞寸法(cm):208
  • 自重(g):137
  • 先径/元径(mm):2.2/14.9
  • ルアー重量(g):7-42
  • ルアー重量(oz):1/4-1・1/2
  • ラインナイロン(lb):12-25
  • カーボン含有率(%):58

この6101MHFB-Gは強靭なバットを持つミディアムヘビーなロッドでありながら、今回のヒットルアーであるプロップマジック95(15g)のキャストは快適そのものであり、軽量ジョイントルアーであるハドルミノーハード85S(7g)をも快適に投げることができるスペシャルバーサタイルロッドなのです。

以前行ったインプレでは5gのルアーでさえ快適にキャストすることが可能でしたし、今回試しに投げてみたアベンタクローラー2017(1.3oz/37g)もしっかり飛ばすことができました。

(アベンタクローラー2017を買って初めて投げたのですが、これ良いですね。バシャバシャキャヒキャヒと音を立てながら水面をノシノシと、まるでゆっくりと歩く猪のように押し進む姿はお相撲さんのようでもあり、頼もしさすら感じました。)

元々オカッパリのバス釣りに持って行く荷物(ランディングネット)を減らしたくて購入したロッドなのですが、ネットを使わないバスのブッコ抜きはもちろん余裕ですし、今回釣った50cm前後サイズのシーバス達ですら余裕のブッコ抜き加減でした。

おそらく60cmぐらいまでなら無理なく抜き上げることが可能なんではないでしょうか。

そして肝心の魚を掛けるシチュエーションでは、シーバスのアタリを手元に感じた時にはすでにフックが口に刺さっているような状態で、俗に言う「オートで掛かる」というものを実際に体験することができました。

バスロッドだからといって50cm程度のシーバスであればのさせることは一切なく、ジャンプもさせなければ突っ込むこともさせず、終始こちら側に主導権がある状態で安心してファイトが楽しめます。

いや~、マジで素晴しいロッドを手に入れてしまったものだとこのブログを書いている最中でさえニヤニヤが止まりませんが、バス釣りだけではなく小場所のオカッパリシーバスやボートシーバスの穴撃ち、あとは岸壁ジギングにも丁度良いロッドのように感じます。

ダイワ 16 ブラックレーベル プラス 6101MHFB-G

私のように巻きモノが好きで、1本のロッドで軽いルアーから重いルアーまで何でも投げたい、という人には本当におすすめの1本です。

リールについて

今回使用したリールは、ダイワの軽量ベイトリールのフラッグシップモデル「スティーズ」の名を冠しながら、これまでのエアメタル(マグネシウム合金)ボディを捨て、ボディ素材にスーパーメタル(アルミニウム合金)を新たに採用することで、軽さよりも剛性と耐久性に重きを置いた「TWS&タフ」がウリのスティーズA TWです。

ダイワ スティーズA TW 1016HL

  • ギヤ比:6.3:1
  • ハンドル1回転糸巻量:67cm
  • 最大ドラグ力:6kg
  • 標準自重:190g
  • ボールベアリング:8
  • ローラーベアリング:1
  • ライン糸巻量:12lb135m/14lb115m/16lb100m
  • ATDドラグ
  • スーパーメタルハウジング
  • 超高精度G1 マグフォースZ スプール
  • ソルト対応、シャワー洗浄可
  • ドラグ調整、引き出しクリック音

このリールはフルメタルボディにも関わらず非常に軽く、尚且つ夜の釣りには嬉しいトラブル知らずな素敵なリールです。

ソルト対応ですが元はバス釣り用のリールにも関わらず、今回50アップの魚を釣ってみて感じたのはとにかく強く、しっかりと巻けるということ。

下手なリールだと高負荷がかかるとハンドルが巻けなくなることがあるのですが、スティーズA TWではゴリゴリとシーバスを寄せることができました。

それなのにも関わらずその巻き心地は滑らかで非常に軽く、ひたすら投げては巻く、投げては巻くという釣りにおいて、かなり集中して巻き続けることができます。

ハイギアというギア比も相まり、巻きモノに最適なリールだと感じました。

そして一番驚いたのがスティーズA TWの感度。

MHのグラスコンポジットロッドにナイロンラインというお世辞にも高感度とは言えないタックル構成であるにも関わらず、水中のルアーの巻き抵抗がなんとハンドルを持つ手に伝わってきます。

プロップマジックであればペラの回転が、ハドルミノーハードであればテールのピロピロが。

特にハドルミノーハードを巻いている時なんて、あまりにハンドルにルアーの動きであるコトコトとした感触が伝わってくるものだから、はじめのうちは「なにこれギアがいかれてるの!?」と心配になった程でした。

また、飛距離に定評があるダイワのマグフォースZの恩恵か、太糸(ナイロン16lb)使用でも結構な飛距離を叩き出してくれますので、オカッパリの釣りで大活躍してくれます。

ダイワ スティーズ A TW 1016HL

よくネットのインプレ記事で酷評を得ている平型ハンドルノブですが、今回シーバスを掛けてみてはじめてその優れた使用感を体感することができました。

スティーズSV TWのI型ノブはスタイリッシュで格好良いのですが、スティーズA TWの平型ノブの方がしっかり摘めて力強く巻くことができたので、意味のあるチョイスだと思いますよ。

ラインについて

少し前から試しているのがサンラインのシューター マシンガンキャスト16lbです。

サンライン(SUNLINE) シューター
マシンガンキャスト 150m 4号/16LB

O.S.P代表並木さんプロデュースのナイロンラインですね。

サンラインが誇る最新テクノロジー技術であるプラズマ処理「P-Ion」加工を施したことで表面を改質し、強靱な表面を持ちフロロと思わすほどの耐久性アップを感じさせ、さらにガイドから出るラインの放出感はまるで無抵抗に感じるほど、、、。

という商品説明だけを見ると非常に魅力的なラインなのですが、開封してすぐはとても滑らかだった表面のコーティングがすぐに剥げてきて、1ヶ月も使用していないうちからかなりゴワついてきた感が否めません。

それでトラブルが起きるということは今のところないためこれはこれで問題がないのかもしれませんが、しなやかさでは以前巻いていたGT-Rウルトラの方が上ですね。

サンヨーナイロン:GT-R ウルトラ 16lb 100m

あとはシューター マシンガンキャストの耐久性に期待しつつ、引き続き使っていきます。

そして肝心のナイロンラインを使用したシーバス釣りについて。

現在シーバスを狙う場合はPEラインが当たり前なようですが、ことバスタックルで狙うとなればナイロンラインに分があるように思います。

まぁここらへんは好みによるところが大きいため、どっちが良くてどっちがダメだという話ではありませんが、基本的にはシーバスロッドに比べると張りが強いバスロッドの場合、PEライン使用だとやはりバイトを弾きやすくなりますよね。

その点ナイロンラインだと若干の伸びがあるため、今回の私のように「オートで掛かる」という恩恵を受けることができますし、ベイトリール×PEラインではつきもののライントラブルも皆無なため特に夜釣りではナイロンラインだとストレスフリーな釣りが楽しめるでしょう。

50cm前後のシーバス程度では16lbナイロンで一切の不安も感じませんでしたし、ファイト中に岸際の濃いウィードにラインが2回程巻かれましたがそこそこ強引に引っ張り出すことができています。

同じタックルでバスもシーバスも狙う場合、余程飛距離を必要とする場面はスピニング×PEラインに任せるとして、そうでない場合はトラブルがなくて扱いやすいナイロンラインで十分だと思います。

スナップについて

私がブラックレーベルプラス6101MHFB-G×スティーズA TW×ナイロン16lbの組み合わせで好んで使用するスナップはダイワのDスナップライトMサイズです。

ダイワ(Daiwa) D-スナップ ライト 徳用 M

これは以前、同じく江津湖でランカーシーバスを無事釣り上げた際にも使用していた信頼と実績があるスナップですが、何が良いってルアーチェンジがとても楽で早いんですよね。

片手で簡単に開けて閉じれて使いやすくて、それでいてランカーシーバスの突っ込みにも耐える強度を備えたとても優秀なスナップだと思って使っております。

特に手元が見辛い夜釣りでは、この「使いやすい」という部分がとても重宝します。

さらに「徳用」パッケージを購入すれば、1個あたりの単価がかなり安く手に入ります。

私は同じスナップを多い時で10釣行ぐらいは平気で使い続けますが、今のところ強度が足りずに開いたとか、破損したとかのトラブルはありません。

※過去に一度だけ、大型の雷魚を無理に抜き上げようとしてスナップアウトしたことがあるのですが、これは私の使い方に問題がありましたのスナップは悪くありません。

ラインとスナップとの結束にはダブルユニノット(モリゾーノット)を使用しますが、ここが破断したことも一度もありません。

夜釣りでのバスが釣れない件

今年の春頃から江津湖夜釣りに何度か通ってはいるのですが、未だにバスは釣れたことがありません。

日中と違って人的プレッシャーは減るし、気温(水温)が下がってバスの喰い気が上がるはずなんですけどね~、なぜなのでしょう。

日中に豊富な餌を食べていることですでにお腹いっぱいなのでしょうか。

変わりに夜釣りのシーバスは良く釣れますので、昼はバス、夜はシーバスが幅を利かせているなど自然界のパワーバランスがあるとかなのでしょうかね。

いつも期待しているナマズも一切釣れませんし、その姿を確認できることも稀です。

湧水の影響で年中水温が安定し、そのおかげで豊富な魚種とベイトフィッシュが共存する江津湖では棲み分けなどが存在するのかもしれませんね。

これからも引き続き頑張りますけどもね。

バス用タックルで釣るシーバスまとめ

現在はシーバスタックルをひとつも所有していない私ですが、以前海や河口のシーバス釣りにハマっている頃はダイワのラブラックスAGSとか使っていました。

ダイワ ラブラックス AGS 96MLM

これはマジで高かったんですけどね~。

なんとガイドが金属ではなく、ダイワ独自のカーボンで造られた斬新なコンセプトに惹かれて購入してみたのですが、悲しいかなその頃は全然釣れませんでした。

私の住む熊本には、全国的にデカシーバスが居ついていると有名な緑川河口とか八代海とか球磨川とかいう一級ポイントがあるにはあるのですが、1~2年ほど通ってみても、さっぱり釣ることができませんでした。

大場所だと魚の回遊待ちだとか、潮だとか、シーズナルパターンだとかの難しい要素が色々と絡んでくるのでしょうが、それが釣りを複雑にする気がして今でも苦手意識を持っています。

そんな釣りが下手な私でも、今年に入ってからはバス釣りポイントですがシーバスを釣るようになっていますので、ルアーが届く場所に喰い気があるシーバスが居さえすれば釣れるという感触は得ることができました。

※単に他にシーバスを狙うシーバサーが居ないためスレていないだけなのかもしれませんが。

あと、飛距離が必要でないのであればベイトタックル(バス用)でシーバスを狙った方が、必然的に手返しの良さからキャスト回数が増えるため、シーバスの目の前にルアーを通す確率は高くなるではないかと考えています。

そう、マシンガンキャストです。

ベイトタックルの方がキャストアキュラシーが高いため、浮きゴミの際や岸際など魚が着きやすいであろうピンポイントにもズバズバ投げることができますしね。

それとバス用ルアーがシーバスにも効果的な件について。

ラトルインとノンラトル、固定重心と移動重心、フックの強弱などが違ってくるとは思いますが、どちらも魚の本能を刺激するという点では相違ないように感じています。

メーカーの販売戦略的なところもあるのでしょうが、血眼になって「シーバスはシーバスルアーじゃないとダメなんだ!」と片意地を張る必要ないのではないでしょうか。

実際バス用のルアーでシーバスが釣れていますしね。

なんなら普段シーバスが見慣れていないバス用ルアーの方がスレていなくて良い場合もあるかもしれませんよ。

となると、バスをシーバス用のルアーで狙ってみるのもおもしろそうですね。

今度検証してみるとしましょう。

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