2017年8月16日 熊本市江津湖釣行
この日の江津湖は、前日の夜に大量に降った大雨のせいで急激な増水と濁りがあり、それでいて朝一からはドピーカンで無風な状況でした。
釣りに関する知識に乏しい私ですら、なんとなく「これは釣れないだろうな」と感じます。
しかし、最近は釣りには行っても釣果が芳しくありません。
「とにかく釣りたい、なんとしても釣らなければ。」
それがこの日のテーマとなります。
フィールドに着いたのは朝マヅメを逃したAM6:30頃、いざ実釣開始です。
使用タックル
なんとなくこの日の江津湖は「シブいんだろうな」と感じていた私は、とにかく1匹を釣るためにライトリグを中心に攻めることにしました。
ロッド:ダイワ ブラックレーベルプラス 661M/MLFB
私にとっての「陸っぱりの1本」です。
リール:ダイワ スティーズSV TW 1016SV-SH
本当にバックラッシュしない、ダイワのハイエンドベイトリールです。
この日は5g~18gのルアーを投げましたが、このタックルの組み合わせだとブレーキダイヤルは「5」固定で一切いじっておりませんし、それでいて飛距離も申し分なければもちろんトラブルも皆無でした。
まじで凄いですよ、スティーズSV TWは。
開始から3時間半釣れません
6:30スタートでしたが、10:00頃まで全くかすりもしませんでした。
「とにかく釣りたいからライトリグを中心に」とか言っておきながら、「朝だからもしかしてトップで出るかも?」と最初はエバーグリーンのシャワーブローズを投げまくります。
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釣れません。
ジャッカルのポンパドールJrにルアーチェンジして投げまくります。
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釣れません。
トップで出ないことはなんとなく分かりましたが、普段ライトリグな釣りをほとんどやらない私は、「とにかく釣りたい」とか言っておきながらなかなかワームに手が伸びません。
ここで「本当に釣れるルアー」こと、フィッシュアローのハドルミノーハード85にチェンジ。
しかし釣れません。
この日は偏光グラスを忘れていたため、もしルアーに魚がついてきていたとしても、サイトで釣ることができませんでした。
他にもOSPの阿修羅やハイピッチャーやバジンクランク、エバーグリーンのクラッチヒッターを投げまくりましたがホゲ。
もう打つ手はないのか、、、。
と、ここでやっと「そうだ、ライトリグでとにかく1匹釣るんだった」と我にかえりました。
ゲーリー カットテール4インチ
去年から今年にかけての冬の時期に、私に大量のブラックバス(と雷魚)を釣らせてくれた、ワーム界の「まるで餌」ことゲーリー カットテール4インチにルアーチェンジ。
カットテールが釣れることは分かっているのですが、私はどうもソルト入りのワームが好きにはなれず、冬以降は全く投げていませんでした。
ズボラな私は釣行後、まだ使えるワームにはフックをセットしたままボックスに戻し、次の釣行でもそのまま使用するのですが、ソルト入りのワームの場合、いつの間にかセットしままのフックが尋常じゃないぐらい錆びていることが多いんです。
まだそのフック単体が錆びるだけならいいのですが、その錆びたフックが触れた他のルアーの金属部分に錆びが移ってしまうのが好きではない理由です。
しかし、下手くそなのに釣り歴だけは無駄に長い私ですが、最近になってゲーリーのワームにソルトが含有していないもの(ノンソルティ)があることを知りました。
上の画像のカラーナンバー(J7-10-341/000N)の末尾に、「N」がついているものはノンソルトなんですね!
これは良い事を知ったもんだと早速購入しています。
これを必殺のスナッグレスネコリグに。
※実はまだスナッグレスネコリグで釣ったことがないくせに言ってみました。
こんなに生い茂った水草の僅かな隙間にルアーを落としていきます。
こんな狭い隙間にですよ!
これが通常のソルトインのカットテールであれば、その針持ちの悪さからこんなゴチャゴチャしたところに入れようなんて夢にも思わないと思うのですが、このノンソルトのカットテールはかなり針持ちが良く、穴に入れたり出したりを何度繰り返しても、ほとんどワームがズレることがないので非常にやりやすいんです。
いや~、針は錆びないしフックからはズレないし、やはりワームはノンソルトに限りますね。
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そしてフォール中に「コンッ」とアタルも、あまりこの手の釣りをやらない私はびっくりして早アワセし過ぎたのでしょうね、すっぽ抜けました。
ん~悔しい。
その後アタリがあった周辺をしつこく探るも異常なし。
撃てる穴は全て狙っておこうと粘るも特に異常なし。
普段やらないちょこちょこした釣り方に飽きた私は、ネコリグのフックの位置を変えてカットテールを沖へ遠投し、ウィードの上をフワフワと泳がせてみることにしました。
すると、これが正解だったようです。
小さいですが、綺麗な江津湖バスです。
しっかり口に掛かってますね。
しかし、通常のカットテールよりも針持ちがいいノンソルトカットテールも、バスのエラ洗い一撃で吹き飛びました。
釣れたリグを再現したのがこちら。
ネコリグに飽きた私は、フックを頭から通してなんちゃってジグヘッドリグにしました。
これでも釣れたのですが、
何度かキャストを繰り返すと、フックの先端を通した穴が上の画像のように裂けてきました。
同じアクションで釣ろうと思ったら、無難にジグヘッドフックを用意した方がよいでしょう。
コーモラン スピンバイアス
私が唯一、「釣れすぎるから」という理由で封印していたほど釣れるルアーはこちら。
トラウト用のスピナーです。
スランプ気味&当日のあまりに釣れなさそう感から念のためにルアーケースに仕込んでおいたのですが、やっぱりスピンバイアスは凄かった。
これも小さいですが、なかなかスリリングなファイトを楽しませてくれました。
しっかり喰ってきていますね。
やはり私は巻きモノで釣るのが好きなようです。
そしてビックリしたのが、
こんな可愛い魚までもがスピンバイアスを喰いました。
これはなんという魚なのでしょう?
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こんな魚までもが喰ってくるなんて、スピンバイアスにはなにか、魚の本能を刺激する力が備わっているのでしょう。
しかし、そこはやはりスピナーはスピナー。
しばらく投げていると、ラインがよれまくりました。
そのためなにか良い方法はないかと小物ケースを漁ってみて、
とりあえずヘビキャロ用に持っていた三又スイベルとスナップで簡易よれ対策。
このまま何度か投げてみましたが、無事に糸よれは解消しました。
しかし見た目があれなので、家に帰ったらちゃんとした対策を施したいと思います。
脱スランプまとめ
久しぶりに1日に1匹以上を釣る事ができました。
ちょっと前にも1日2匹を釣っているのですが、それは台風直前で魚の活性が異常だったからか、まぐれだと思っています。
今回ゲーリーのカットテールノンソルティーが非常に良かった(アクションは通常版の方が間違いなく良いのですが、針持ちの良さと錆問題を考慮したら断然ノンソルティの方が上)ので、他にもないものかと探してみたら、センコーにもあるみたいですね。
カットテールに飽きたら買ってみます。
それとノンソルトワームといえば、
今回初めて使ってみたこのミブロのダブルウィップ5インチ。
ネットで「ノンソルトで針持ちが良い」というインプレを見たのでとりあえず買って投げてみましたが、これかなり良いですね。
私の中で針持ち最強のデプス デスアダーと同等かそれ以上に針持ちが良いように感じました。
ネコリグで試してみたのですが、テールの2本のピロピロがかなり良い動きをします。
今回はバイトもチェイスもありませんでしたが、もっと使い込んでみたいと思わせてくれるワームでした。
釣れないと思ったら、スピナーベイトとかチャターのトレーラーにも出来ますしね。
最近は「このルアーで釣りたい」とか、「こういう釣り方で釣りたい」とか、自分本位なルアーセレクトが多いのかもしれません。
もっとフィールドや状況、魚の調子に合わせて釣りを展開していく必要性を感じました。
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ネットでも評判が良いこういう本を読んで、もっと勉強する必要があるのかもしれませんね。
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