オカッパリの釣りに必要不可欠だと言っても差し支えないのがタックルバッグという存在。
ルアーボックスやプライヤー、フィッシュグリップからランディングネットまで、オカッパリの釣りに必要な道具を色々と持ち歩くためには絶対に必要ですよね。
私は少し前から、レイドジャパンのバンクトレイルというウエストバッグを愛用しているのですが、これが非常に使いやすくてとても気に入っております。
大容量だがシンプルで軽く、それでいてオカッパリの釣りにおいての使い勝手を考えに考え抜かれて作られたこのバンクトレイルは、これまでにも色んなバッグを使用してきた私の無駄に長い釣り人生の中で、現段階ではこれ以上が存在しない、まさに最高のタックルバッグです。
実際に何度かオカッパリのバス釣りで使ってみたのですが、以前ブログで書いた「ドリンクホルダー部分の生地が柔らかい」ということ以外、これといって他に使いにくい部分は未だ見付っておりません。
もはや欠点なんてないんでしょうね。
っと先日まで思っていたのですが、ある日大雨の中でバス釣りを行っていた際に、バンクトレイルのある重大な弱点に気付かされることになりました。
まさか、あんなことになってしまうだなんて、、、。
バンクトレイルの重大な弱点
以前書いたブログで「これならば雨の日の釣行でも気にせずガンガン使うことができますね」とお伝えしていましたが、大雨の中でバンクトレイルを使っていたところ、とんでもないことになってしまいました。
大雨の中、数時間使用したバンクトレイルです。
まるで至近距離から雨粒を全力で投げつけられているようなバラバラと降る激しい雨の中での釣行でしたので、画像で見るよりも相当濡れています。
さすが、内部素材にターポリン生地を使用することで水が染みるのを防いでいるだけあって、メイン収納室内はいくらかの水滴が残っている程度ですね。
ここは問題ありません。
しかし、問題があったのはこのフロントのサブポケット!
なんとポケット内に水が溜まっています!!
というか、これは溜まった水を抜くためにバッグをひっくり返した後の画像でして、そうする前はかなりの量の雨水が溜まってしまっていたんです。
なんということでしょう、大雨の中での釣りだったので雨水が染みるのはしょうがないとしても、中に溜まってしまったらダメじゃないか、、、。
この状態に気付くまではここにスマホ(防水)などを入れていたのですが、見事に全て水没してしまっていました。
気付くのがもう少し遅かったら?
考えただけで恐ろしいですね。
ドリンクホルダー部分以外にはひとつも欠点がない優れたバッグだとばかり思っていましたので、これには相当落ち込みました。
バンクトレイルはどうも雨が苦手だったようです。
サブポケットに雨水が溜まる原因
メイン収納部は大雨の中での釣行後も多少の水滴が残っている程度でかなり優秀だったのですが、なぜフロントのサブポケットだけはこんなに水が溜まってしまったのでしょう。
その答えは、バッグの底面にありました。
この画像を見てお分かりでしょうか?
メイン収納室とドリンクホルダーの底面には水抜き穴が開いているのですが、サブポケットと左サイドのフラップ式ポケットの底面には、なんと水抜き用の穴が開いておりません。
そういうことだったのか、と底面を見て納得しました。
いっそのことハトメパンチで水抜き穴を開けてしまおうかとも考えましたが、新しく買ったばかりのバッグにいきなり穴を開ける勇気は私にはありません。
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※ハトメパンチとはこういったものです。
さてどうしたものか。
原因は分かったが高価なバッグに穴を開ける勇気がない、チキンな私はしばらく考えました。
そして閃きます。
そうだ、雨の日のための収納方法を考えよう!
雨の日のタックルバッグ活用術
とりあえず買ったばかりのバンクトレイルに穴を開けずに大雨対策を施していきます。
まず、雨の中での釣りといえばレインウェアが必要ですよね。
フィールドに着いてすでに雨が降っている状態であれば着用して行けばいいのですが、降りそうだけど今は降っていない、でも後から降るだろうな~という時(特に今のように気温の高い時期)はレインウェアは着ずに、雨が降るまではバッグに収納しておきたいものです。
バンクトレイルの前に使用していたリーニアのグルーパーには、バッグの底面にバンジーコードが張り巡らされていたためそこにジャケットを縛っておけたのですが、このバンクトレイルにはそれ専用のスペースが存在しません。
さてどうしたものか、と色々やってみると、
おおっ、フロントのサブポケットに綺麗に収まったぞ!
レインウェアの下(ズボン)は雨が降っていなくても仕方なく穿いておくとして、画像のジャケットは綺麗に畳むことでバッグに収納しておけることが判明しました。
これはバンクトレイルのコンパクトな見た目からは想像し辛い豊富な収納力のおかげですね。
雨水が溜まるサブポケットですが、雨が降ったらレインウェアは着用するため、何も入っていない状態のサブポケットに水が溜まったところで特に支障はありません。
これで水が溜まる問題は無事クリアしました。
でもフロントのサブポケットにレインウェアなんて入れたら、かさばってルアーとか小物とかがあんまり入らないんじゃないの?
心配ございません。
バンクトレイルのメイン収納室はこれまた大容量でして、レインウェアをサブポケットに収めた状態でも上の画像のように結構な量の荷物が入ります。
メイン室の仕切りで仕切られたフロント側には、
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バーサスのルアーボックスとデプスの小物ケースを。
反対側にはヘリーハンセンのウォータープルーフポーチを入れ、それに濡れたら困るものを収納してみました。
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これでもう高価なスマートフォンが水没することは二度とありません。
上記の荷物を全て収めた状態のバンクトレイルですが、ファスナーも楽々と閉めることができました。
完璧ですね、もう弱点はありません。
まとめ
小雨程度であれば中に水が染みることはないであろうバンクトレイルですが、さすがに大雨の中での釣りには耐えられなかったようです。
しかし今回のように、収納方法をちょっと工夫したり、簡単な防水ケースを追加してあげるだけで、その弱点は見事に克服されまた。
雨の日は魚の活性が上がりよく釣れるようになるため、使っているタックルバッグが雨に弱いせいで釣りに行けないなんて勿体無いですからね。
これでもうレイドジャパンのバンクトレイルに弱点はありません。
今度こそ、雨の日の釣行でもガンガン使うことができますね。
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えっ、バンクトレイルに新色が出るの!?
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うわ~しまった~、こっちの方が10倍格好良い~orz
買い直すべきか、、、。
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