ここ最近、私の中でバスが釣れまくりだと話題のルアー、それがO.S.Pの阿修羅925SPです。
これまでジャークベイトなんか投げたことも無かった素人が、YouTubeを見ながら一夜漬けで勉強した付け焼刃のロッドアクション(3ジャーク1ポーズの繰り返しのみ)でもちゃんと魚を釣ることができているのですから、ルアー自体の基本性能が相当高いのでしょう。
調べてみるとこれ、なんと2001年3月発売のルアーなんですね。
凄いですね~、約17年前に発売されたルアーにも関わらず、設計の古さを全く感じさせることなく、実績を積み重ね続けている超ロングセラー商品。
釣具屋でもよく見ますし、未だに1軍で使用しているバサーも多いのではないでしょうか。
さすが「10年基準のモノ作りを開発基本姿勢」としているO.S.Pのルアー。
きっと、一時の流行り廃りとは関係なく、本物の釣れるルアーだからこそ作られ続けているのでしょう。
そんな優れたルアーが随分前からあるにも関わらず、その存在を知ったのも最近、投げてみたのも最近だという私の無知っぷりはちょっと置いておくとして、
この日の釣行《ゾディアス158ML-2はカヤックフィッシングで最高のロッドだった!》では渋い状況の中なんとか1匹を獲らせてくれましたし、この日の釣行《ジャークベイト開眼!ゾディアス×阿修羅925で急に釣りが上手くなった話》ではなんと、10分間に1匹のバスを掛けることができたほどの釣れっぷり。
加えて「釣りが上手いわけでもなんでもない私が」というのが重要なポイントです。
しかし気になるのはどちらもカヤックフィッシングでの釣果だということ。
陸っぱりよりは幾らかは釣れやすいであろうカヤックフィッシングだから釣れたのか、それとも阿修羅925SPがマジで釣れるルアーだからこそ釣れたのか。
あまりに私のレベルに不釣合いな釣れ具合に、自分でもそこが気になるところではあります。
なので陸っぱりで阿修羅を投げてみて、そこを白黒はっきりさせてみることにしました。
それにカヤックフィッシングでは視線が低く、肝心なルアーの水中アクションもよく確認できないため、陸っぱりでルアーの動きを見ながらロッド操作の練習もしたいですしね。
陸っぱりで阿修羅のみの1本勝負、果たしてカヤックじゃなくても通用するのでしょうか。
っということで早速行ってきましたよ。
どちらもかなりの短時間でしたが2daysです。
カヤックだから釣れたのか?
阿修羅だから釣れたのか?
先に結果だけを簡単に書きますが、どうやら阿修羅925SPだから釣れたというのが正解だったようです。
釣り辛いほど強風の中での1本と2バラし
12月5日 下江津湖 バス狙い 陸っぱり釣行
この日、午前中に電話が入りました。
客「あの~、急で申し訳ないんですけど~、今日の午後に予定してた〇〇〇の修理の件ですけど~、急な用事が出来ちゃって~、あの~、別の日にしてもらえませんか~。」
私「はい喜んで!」
※私は住宅関係の訪問修理業を営んでいます。
ということで昼に小一時間ほど空き時間ができたため、急いで下江津湖へ向かいました。
ポイントに着いてみるとむむむっ、風が強いぞ。
画像では分かり辛いですが、かなり水面が波立っています。
修行中の私が言っても説得力がありませんが、ミノーのジャーキングアクションは常にラインスラッグを出しながら行うため、強風下では風に吹かれたラインにルアーが引っ張られたりするなど非常にやり辛いという一面を備えています。
どうしよう、、、スピナーベイト投げようかな、、、。
このブログ《‘‘風が吹いたらスピナーベイト‘‘とは?Fishmanブリスト5.10LHバス入魂》でご紹介の通り、江津湖では風が吹いたらスピナーベイトの実績が高いのです。
と、一瞬だけ釣果を優先したい釣り人の性が顔を覗かせましたが、この日はせいぜい30~40分程しかルアーを投げる時間がありません。
そのため投げにくかろうがアクションをつけにくかろうが、とにかく阿修羅925SPの練習だ!
と我を取り戻したその数投後に、
よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
30cm無いぐらいかな?
可愛いサイズですが、超短時間釣行(本当はジャークアクションの練習だった)で釣れた釣った嬉しいバスです。
江津湖はその豊富な湧水のおかげで年間を通して水温が16度前後で安定しているというバスアングラーにとってはまさにパラダイスなのですが、その安定して高い水温のおかげで冬の冷たい風でもバスの活性を下げることなく、逆に上げてくれたのではないかとか考えました。
この日の最高気温は前日比-9度と急な冷え込みでしたが、きっと江津湖には関係ないはず!
そこでジャークジャークジャークっ!ジャークジャークジャークっ!と激しめ&あまりポーズを入れないアクションで攻めたことが良かったようですね。
※というより風が強すぎてゆっくりジャークさせることが出来ませんでした。
その後釣れたポイントを休ませるためにちょっと移動するとそこでも数投目にバイトが!
しかしバラし。
そして残り時間もほとんどなくなったところで1匹目を釣ったポイントに戻るとその数投目にまたバイトが!!
しかしバラし。
そして迎えたタイムアップ、残念ながら仕事に戻らなくてはいけなくなりました。
もうちょっとやっても釣れそうだったんだけどな~と後ろ髪を引かれる思いでフィールドを後にします。
しかしながら風が吹いてバスの活性が高かった(のだろう)とはいえ、短い時間に3バイト 1キャッチ 2バラしという、陸っぱりでも私らしからぬ好成績を収めることができました。
いや~阿修羅925SP、おそるべし。
ただバラシが多いので、今後は魚とのやりとりを慎重に行うなどの課題が見付かりました。
散々ルアーを投げられた後のポイントで3本
12月9日 下江津湖 バス狙い 陸っぱり釣行
この日は土曜日、連日釣り人が多い江津湖で、最も多くのバサーが訪れてルアーを投げる曜日がこの土曜日なのではないでしょうか。
この日は朝からの仕事をなんとか巻きで終わらせてはみたものの、フィールドに着いたのは日没までほとんど時間がない16:30頃。
風はないので前回と違ってジャーキングの練習も捗るし、なによりロッド操作がやりやすい。
しかしながら日が暮れるまであまり時間がない。
そこで前回釣れたのと同じ場所を急いで目指しますが、そこにはなんと先駆者が2名ほど居て何らかのルアーを投げていました。
それもそのはず、この場所はウィードが豊富なシャロー帯で流れもあり、水はクリアですが年間を通して食い気のあるバスの魚影が濃い、いくつかある下江津湖ポイントの中でも超人気な一級ポイントなのです。
そんな超一級ポイントで投げたい私はしばし先駆者の様子を伺っていましたが、運良く20分程度で場所移動してくれました。
よしっ、貸切だ!
時計を見るとすでに17時前、ルアーの動きを確認できるのはせいぜい30分でしょう。
そしてキャスト!ジャークジャークジャーク!
するとすぐに、
キタァァァァァァァァァ!
ちょっとサイズが良かったので計ってみると38.5cmのナイスバスです。
ロッドのさばき加減でどれぐらいルアーのジャーク幅が変わるのかなど丁寧に確認しながら岸際を攻めていた最中、このバスはジャーク後の1秒程度の短いポーズ中にボトムからルアー目掛けて食い上がってくるというジャークベイトの釣れ方の見本のような見事な釣れ方をしてくれました。
偏光グラス越しに全て目視できていましたが、本当に興奮しますね、この釣れ方。
38.5cmのナイスバス君、本当にありがとう!
これまではジャーク中にガツンと掛かることがほとんどでしたので、このバスのおかげでポーズの大切さを学ぶことができました。
しかも釣れたのは、先ほどまで先駆者が何らかのルアーを投げていた(釣れた様子はなかった)場所です。
きっと朝から多くのアングラー達が思い思いのルアーを投げては釣れたり釣れなかったりしたはずの一級ポイントです。
そこで着いてすぐに釣れちゃうだなんて、、、これはもう、O.S.Pの阿修羅が釣れるルアーだってことで間違いないですよね?
ちょっと水面を覗くと浅い水深にウィードがびっしりなのが見てとれますね。
この日は水面も穏やかです。
以前敢行したカヤックフィッシング中に魚探をかけて江津湖の水深を見た回りましたが、この辺りの陸っぱりからルアーが届く範囲は深くても1m前後、岸際は30cm程です。
そんなシャローで潜るジャークベイトをアクションさせるのにはコツが必要(というか普通は使いません)ですが、ロッドを横や斜め上にさばくことでぎこちないではありますが、私なんかでもちゃんとジャークさせることが出来ているようでした。
もちろん下にロッドをさばく通常の潜らせながらのジャークアクションには「良い動き」という点で遠く及ばないと思うのですが、それでも釣れているためそんなぎこちないアクションでも釣ることができる阿修羅925SPの基本性能の高さを窺い知ることができます。
そうしてしばらく色んなアクションを試していると、いよいよ日没を迎えました。
水深が浅いとはいえロッドのさばき具合でどれぐらいルアーが潜るのかはすでに確認済み、夜釣りでも根掛かりさせない自信があるのでこのまま続行です。
最悪の場合、このブログ《もう根掛かりしない!レスキューロボは最強のルアー回収機となるか買ってみた》で紹介したルアー回収機も常備してあるため、ドシャローでもルアーロストを気にせずジャークベイトをガンガン投げ続けることができました。
すると来たんですよ、、、。
あいつです。
そう、あいつが釣れたんです、、、。
シーバスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!
キタァァァァァァァァァァァァ!!
久しぶりの江津湖シーバス。
自身のブログを読み返してみると、このブログ《スピナーベイトでシーバス?O.S.Pハイピッチャーはやっぱり釣れるルアーだった》で紹介した11月3日に釣った淡水シーバス以来です。
計ってみると54cm、シーバスにしては小さいですが、ネットに入れるまでは完全にデカバスだと信じていた私にとてつもない感動と興奮をプレゼントしてくれたナイスシーバスでした。
っていうか冬なのにシーバスってまだ釣れるんですね。
改めて江津湖のポテンシャルの高さを思い知らされました。
ネット上のインプレを見ていると、バスだけではなくシーバスが釣れるという評判が高かった阿修羅925SPなので「いつかは」と期待してはいたものの、思いのほか早くシーバスを釣ることができてとても満足しております。
この時点で18時前、すでに2匹の魚を釣っている私はとても満足していますしなにより寒い。
あと何投かして帰ろう、、、。
そう思い、最後はとにかく喰い気がある魚を寄せてやろうと、ひたすらスーパー激しいジャーキングで攻めてみるとそのジャーク中に「ゴンッ」、
やったぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
初めて夜バス釣ったぁぁぁぁぁぁぁ!
一年の中で一番夜釣りでバスが釣れやすいであろう夏の間に散々狙ってはみたが一切釣れることは無かった夜バスでしたが、12月に入ってやっと釣ることができました!
30cmぐらいの可愛いバスですが、生まれて初めて夜釣りで釣ったメモリアルバスです。
でもあれっ?
写真を見てお分かりでしょうが、周囲は真っ暗です。
しかしこれは時間にしてみると18:00頃。
むむむっ、暗さ加減では完全に夜なのですが、時間で考えてみると夕方なのか?
そこで調べてみると18:00~21:00頃までを「夜のはじめ」と表現するようですね。
ということは、これは夜バスと言っても問題なさそうです。
よしっ、改めて夜バスゲットだぜ!
爆釣ルアー阿修羅925SPのまとめ
カヤックフィッシングのみならず、陸っぱりでも無駄に釣り歴だけは長いが決して上手くはない私が沢山の魚を釣ることができるという、非常に優れたルアーであることが判明しました。
しかもジャークベイトど素人の私がアクションさせてもかなり釣れます。
ということは、きっと上手な人が投げれば軽く数倍は釣れるルアーなのでしょう。
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発売から十数年が経過した今でも、熊本の一級ポイントでスレまくったバスを見事釣ることができる阿修羅は本物の釣れるルアーでした。
こうなってくるとシャローでもっと使いやすいであろう、F(フローティング)の阿修羅も欲しいところです。
それとこの阿修羅を投げるロッドですが、私が持つ中ではゾディアス158ML-2が一番使いやすいと感じています。
試しに同じMLであるブラックレーベルプラス661M/MLFBでも投げてみたのですが、ちょっとティップの張りが強過ぎるのか、阿修羅がなんとなく動き過ぎてしまうような気がしました。
そうは言っても、こっちで慣れてしまえば全然問題のない張り具合なのでそこは大きな問題ではないのでしょうが、身長165cmと小柄な私がジャーキングアクションを行うにあたり、6.6フィートのレングスは長過ぎるようで、そこが一番辛いと感じた部分ではありました。
このブログ《陸っぱりの1本はこれだ!ブラックレーベルプラスBL+661M/MLFB購入》で紹介したロッドで、これは陸っぱりでライトリグから重めのルアーまでかなり幅広く使える素晴しいロッドなのですが、レングスの差で僅かにゾディアスに軍配が上がる感じです。
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きっとブラックレーベルプラスで581M/MLFBなんてロッドが発売されればそっちを買いなおすと思いますが、それまではゾディアスが阿修羅の相棒になりそうです。
もしくは、30歳を超えた私が今からどうにかして身長を伸ばすかですね。
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