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ベイトフィネス タックルインプレッション
釣り歴だけは無駄に長い私ですが、遅ればせながら今年(2017年)に入ってから初めてベイトフィネスというものを始めました。「軽いルアーはスピニングで十分」というのがこれまでの考え方だったのですが、やはり流行(りゅうこう)という太い流れには逆らえず、重い腰を上げたかたちです。
そう、私は魚釣りより釣具の方が好きな(のかもしれない)のです!
あと、友人から「年始に管釣りのトラウトでも行かないか?」という誘いがあり、せっかくならベイトタックルでトラウト釣っちゃうか、と思ったのがきっかけですね。
ちなにみ管釣りトラウトフィッシングはそれが初めての経験でしたが、結構おもしろかったです。見えトラウトを如何に誘ってルアーを喰わせるか?というのがバス釣りにも通じるところがありました。そしてクランクが一番釣れたことが意外でした。
んで、その時初めて使ったベイトフィネスタックルだったのですが、あまりの使い勝手の良さにその後の釣り(主にバス釣り)に多様するようになったので、未熟な私がいっぱしにインプレしてみたいと思います。
ロッドは オリムピック ヴィゴーレ GVIC-65L/BF
まずはメーカーサイトから抜粋。
ヴィゴーレ待望のベイトフィネスモデル。
スモールラバージグ、ネコリグ、ダウンショットなどライトリグ全般をストレスなくキャストでき、繊細なアクションが加えられるティップを搭載。ベリーからバットにかけては曲がるほどにパワーを発揮、安心して魚を取り込めます。またレギュラーよりのファーストテーパーにすることによりスモールプラグの釣りにも高次元に対応します。
- レングス 6’5″ フィート
- パワー Light
- アクション Regular-Fast
- ウェイト 111g
- ルアーウェイト 1/32~1/4oz
- ライン 6~12lb
- マイクロガイド仕様
引用:オリムピック公式サイト
これは当たりでした。これまでどちらかというとヘビーなロッドばかり使ってきたのですが、初めてのベイトフィネスロッドが欲しいと釣具屋を巡り色々とさわってみてはみたものの、どうもしっくりこないものが多かったんです。エクスプライドは張りが強い感じがするし、ファンタジスタはなんだかしっくりこないし、トラウト用だとペナンペナン過ぎるし、たまに好みの調子のものがあったかと思えばソルト用でレングスが長すぎたりするし。※釣具量販店なのでポピュラーなラインナップのみ。そんな事が続いたある日、ふと立ち寄った某有名中古釣具チェーン店でたまたま在庫として置いてあったのがこのロッドなのですが、ルアーウェイトの下限が1/32oz(約1g)というわりにシャキッとした振り心地、しかし軽く振ると軽くしなってくれる。柔らか過ぎず硬過ぎない。そして超軽量!とにかく軽い!これがベイトフィネスロッドなのか、、、と初対面が好印象でしたので、とりあえず購入しました。
そして初めてルアーを投げてみると、メーカーがいう「ライトリグ全般をストレスなくキャストでき、繊細なアクションが加えられるティップを搭載。」というのがしっくりきましたね。実践初投入は冒頭の管釣りトラウトでしたが、3.5gのスプーンはしっかりとティップがしなりロッドに重さをのせてキャストができるし、2gのスプーンもコツさえ掴めば30mは飛ばせました。バス釣りでルアーウエイト上限の1/4oz(約7g)のスピナーベイトを投げても、ロッド全体でルアーの重さを受け止めてくれて投げやすいしよく飛ぶときたもんだ。
さらにロッドアクションがつけやすい。ワームのシェイクはスピニングロッドで行うそれと同じ感覚で行えます。ロッドが長すぎないためプラグ操作でティップが地面を叩かないのも高ポイントです。
感度も良いのでしょうね。私はかなり鈍感なのですが、そんな私にラインを張らずにボトムにステイさせているワームをついばむ魚の感触をちゃんと手元に伝えてくれるのですから。
エバーグリーンのロッドも手掛ける日本の老舗ブランクスメーカー「オリムピック」が作るロッドはこのヴィゴーレGVIC-65L/BFが初物でしたが、一発でオリムピックの虜になりました。
おすすめですよ!、、、といいいたいところですが、オリムピックのホームページを見てみると載っている(カタログ落ちはしていない)のですが、現在はあまり売っていることろが無いようですね。頑張って中古で探しましょう!
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↑これがが似たスペックでもないですが、今買えるオリムピックのベイトフィネスロッドですかね。「ソリッドティップ搭載の”喰わせ”と”掛け”を融合した超軽量ベイトフィネスモデル」だそうでなんと自重が94g。私に財力さえあればとりあえずこれも使ってみたい1本です。
リールは アブガルシア Revo ALC-BF7
私にしては珍しく新品で買ったリールです。
ダイワ派の私ですが、T3 AIRは高価過ぎる。。。アルデバランはシマノか~。。。と色々調べているうちに、「アブから新しいフィネスリールが出たよ、なんと海水対応でドラグクリッカー付きだよ」という情報を知り、実物を見ずにネットで最安だけを調べてすぐさま購入しちゃいました。ちなみに当時の最安はアマゾンです。
これまたメーカーサイトから抜粋。
新生、次世代のソルト対応のベイトフィネスリール新登場。
自重は軽量の141g、ユーザーの好みに応じて、マグネット数を増やせるマグトラックスIIIブレーキシステムを搭載。
その軽さは異次元で装着する竿の感度や特性まで向上させる。
バスではベイトフィネスやミノーのトゥイッチング、シャッドのリトリーブ。
SWではベイトフィネスから近年流行のボートアジングまで対応できる。
- 自重 141g
- ギア比 7.1:1
- 最大ライン巻取 71cm
- 最大ドラグ力 7kg
- ラインキャパシティ8lb 50m
- ラインキャパシティ/10lb 40m
- スーパーファイヤーライン1号 100m
- ボール/ローラーベアリング 7/1
引用:ピュア・フィッシング・ジャパン公式サイト
はい格好良いですね!
というのもアブのリールはこれが2台目なのですが、1台目に買ったアブの13Revoビッグシューターコンパクトが非常に優秀だったので、まずアブのリールに対する信頼感が高かったのと、私がベイトリールを購入する際に決めている自分ルールで①マグネットブレーキであること。②ドラグ音(ドラグクリッカー、ラインアラーム、エキサイティングドラグサウンド等)が出ること。のふたつがあり、そのどちらもクリアしていた為です。そう、スペックが完璧だったのです。
あとロッドと合せても驚愕の「自重252g」です!これは缶コーヒーのロング缶と同じ位ですし、リールだけの状態のビッグシューターコンパクト(239g)と比べてもあまり変わらないという軽さだったのは、買ったあとに持ってみて感動しました。
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>アブ レボビッグシューターコンパクト Abu Revo BIG SHOOTER COMPACT
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ドラグの滑り出しも滑らかですし、巻き心地もシルキーですし、トラブルは少ないですし。※全バラしてグリス塗り直しを行い、マグネットは付属のものを全て装着した状態です。
なによりドラグが滑った際にクリック音が出るのが最高ですね。私はドラグ音が出るベイトリールしか基本買わないのですが、ビッグシューターコンパクト同様にドラグのカリカリ音が大きいところもお気に入りです。
実際にドラグを出しまくりながら48cmのバスを釣った記事はこちらをごらんください。
GVIC-65L/BFとALC-BF7の組み合わせってどうなの?
実際に使ってみると、とにかくキャストが上手くなった気持ちにさせてくれます。タックル重量が軽くなったおかげでピッチングはもちろんスキッピングもらくらく、ロッドとリールの性能からルアーは狙った場所にビシバシ決まるし低弾道で飛ぶ。あらゆるキャストが楽に決まります。繊細なアタリも手元までしっかり伝えてくれて、フッキングも決まる。魚をかけてからはロッドが魚の動きに追従し、リールの滑らかなドラグでラインを切らせない。私にとっては最高のベイトフィネスタックルです。
購入してまだ2ヶ月程度(釣行は10回以上)ですが、これからもガンガン使い込んでいってまた気付いたことなどありましたら部ブログに書きたいなと思います。
このタックルで実際にバスを釣った記事はこちらをご覧ください。
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