ハートランドZアゲハに似合うリールは?
以前記事にしましたように、これまでトップウォーターオンリー(トッパースタイル)に全くふれてこなかった私がついつい買ってしまったザ・トップ用ロッド、いわずと知れたダイワのハイエンド、ハートランドZの591MRB-RR【アゲハ】ですが、今はあまり見ないFUJIグリップ仕様です。
ハートランドZアゲハの外観インプレはこちらの記事をご覧下さい。
さてこのFUJIグリップ、見た感じで合わせるリールを選びそうな形状をしています。ということで今回は手持ちのリールいくつかを乗せてみて、マッチングを確認していきましょう。
ミリオネアCV-Z103 × アゲハ
これはダイワ×ダイワ、ハイエンド×ハイエンドという王道な組み合わせでしょうか。やはりオールド感が半端じゃなく漂うロッドには丸型のリールが似合いますね。
私のブログで何度か登場していますダイワの当時のハイエンドリール、その名もミリオネアCV-Z103です。CV-Z105でもスプールが違うだけなので同じ見た目になります。
過去にミリオネアについて書いた記事はこちらをご覧下さい。
マグフォースVのインダクトローターを固定して飛距離を測ってみた①
マグフォースVのインダクトローターを固定して飛距離を測ってみた②
ただちょっとリールが小さく感じます。FUJIグリップ全盛期にはきっとアブの5000番とか6000番とかをあわせていたと思われますので、手にすっぽりと収まるミリオネア103ではボリュームが足りません。CV-Z205とかだったらちょうどいいのかな?
ただパーミングのしやすさは抜群ですね。私はその辺の女子か!?というほどに手が小さいおっさんなのですが、そんな私の手でも包み込むように握ることができます。オフセットグリップだからこそ成し得る異次元のパーミング性能です。リールの重心も下がって安定性も向上しております。ロッドがライトなものでしたらこの組み合わせもアリかもしれませんね。
アブマティックSX × アゲハ
オールドなロッドにはオールドなリールを、ということで取り出しましたはアブガルシアのAbumatic SX スピンキャストリールです。実はどっちも「オールド」ではないんですけどね。たださすがスピンキャストリールはオフセットグリップに似合います。魚釣りは所詮お遊びなのだと言わんばかりのオモチャっぽい外観も私を童心へ帰らせてくれます。シングルハンドルなところも渋くて良いですね、これは最高の組み合わせです!といいたいところなのですが実は、、、
はい、全然取り付けできていません。フジグリップのリールシートのツメ?なんというのか分からない部分ですが、画像のようにアブマティックのフロントのリールフットが全く入りません。一瞬グリップのツメを削るか?とも考えましたが、5000円程度のリールの為に45000円のロッドを傷つける(加工する)なんて自分のバカっ!!と自制心になだめられ、危うく行うところであった愚行をなんとか回避することができました。スピンキャストといってもこのアブマティックSX、実はそこそこ最近のリールでして、昔のスピンキャストリールと比べると近年主流のストレートグリップに合うようにリールフットの高さが低いんですよね。※画像を見ると分かりますがカバーとリールフットの隙間が狭いのです。本当にオールドなスピンキャストリールなら見た目、マッチングともに最高のものになるかと思います。なのでアブマティックSXはナシです。
こんなにオモチャ、、、いや、ここはあえて「玩具」と表現しましょうか。こんなに大人の玩具感あふれる最高の見た目なのに、本当に残念です。えっ?大人の玩具感?
ビッグシューターコンパクト × アゲハ
ここで私の持つ中で1軍のリールからロープロ代表として選んだのがこいつ。
アブガルシアのビッグシューターコンパクトです。おおっ意外とカッコいいぞ!!
ビッグシューターコンパクトの他の記事はこちらから。
バリバリの旧車に最近のデザインのギラギラしたアルミホイールを履かせたかのような。。。はたまたヴィンテージのナイキのバッシュにキラキラとラメでデコレーションされたシューレースを通したような。。。
いや、これはこれでアリです。
やはりパーミング性能はミリオネアを超えました。ミリオネア×アゲハの異次元のパーミング性能をあっさりと超えましたので、これが光の向こう側ということなのでしょうか?手が小さい私は右投げ左巻きをすると、キャスト後に右手を若干持ち直さないとパーミングって辛いんですよね。しかしこの光の向こう側な組み合わせであれば、キャスト後そのままの握りで完全にリールを手の平で覆いかぶすことができるほどにパーミングしやすいです。ビッグシューターコンパクトはやはりアリです。
低いですね~これは低いですね~。まるで仕事でお客さんの前にいるときの私の腰のように低いですね~。ランボルギーニやフェラーリのようなスーパーカーのように見えなくもない近未来的なフォルムです。よって星3つ!
クラッチを切ってもグリップに干渉しません!おおっこれはもうビッグシューターコンパクトに決まりか!?っと盛り上がってきたところでやはり問題発生です。
ハンドルが回らない、、、だ、、、と、、、。
これを見てください!ま~たあの忌々しいリールシートのツメ?がレベルワインドのキャップに干渉して、レベルワインドが動かない=ハンドルが回せない状態です。
えーい、ままよ!
とまたリールシートのツメ?を削ってしまいそうな衝動に駆られましたが、そこは30を超え立派な大人に成長した私でした。ちゃんと我慢できました。
レベルワインドが干渉している事に気が付くまでは良い線いってたんですけどね、ビックシューターコンパクト。引き続きハートランドZアゲハ591MRB-RRに合うリールを探してみます。
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