ベイトフィネスでカープフィッシング
2017年6月10日
この日は夕マヅメのバス釣りに行ったのですが、そのまま夜のシーバスも狙う計画。
場所は熊本県のブラックバス釣り一級ポイントである江津湖。
そうなんです、江津湖は完全な淡水であるにも関わらず、最近なぜか夜のシーバスが好調なのです。
関連記事:淡水で92cm/6.5kgのランカーシーバス!パックロッドでシーバス釣り
少し前には92cmの大型ランカーシーバスも釣りましたね。
さあ、今回はどんな大物が釣れるでしょうか。
気合を入れていってみましょう。
まずは江津湖でバス釣り
17:00スタートです。
ヒューカッコイイ!
タックルは最近手に入れたダイワのベイトフィネスロッドと、同じくダイワのフラッグシップモデルのベイトリール。
ロッド:ブラックレーベルプラス 661M/MLFB
リール:スティーズSV TW 1016SV-SH
ライン:シーガー R18 フロロリミテッド 10lb
ロッドのインプレッションはこちら。
関連記事:陸っぱりの1本はこれだ!ブラックレーベルプラスBL+661M/MLFB購入
リールのインプレッションはこちら。
関連記事:スティーズSV TWは本当にバックラッシュしなかった!飛距離インプレ
少し前から水深が増えた江津湖、これはクランクベイトを巻くっきゃない!
その一心で明るい時間はひたすらワイルドハンチを投げ倒しました。
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清水盛三さんの仰る通り、本当に信じて引き倒しました!
ただ、私の実力不足で明るい時間のバスは残念ながらノーフィッシュ。
やっぱりウルトラハイプレッシャーな江津湖では、風が吹くなり雨が振るなりの状況が伴わないと、ハードルアーの釣りは厳しいんですかね~。
でも良いんです、巻き物は投げて巻くだけでも結構楽しいのです。
江津湖で夜のルアーフィッシング
すっかり暗くなってきたので、気を取り直してデカシーバスを狙っていきます。
選んだルアーは先日92cm(6.5kg)のランカーシーバスを仕留めた、信頼と実績のダイワのショアラインシャイナーZです。
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これでロッドもダイワ、リールもダイワ、ルアーもダイワ、とダイワ党丸出しになりました。
ラインもダイワだったら完璧だったんですけどね~。
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陸っぱりのプリンスこと川村光大郎さんも使っているこのライン、1回使ってみたいのですが気軽に「1回使ってみるか」、と言える値段じゃないので買えません。
そしてこのあたりで私の釣りの師匠SS氏も合流し、2人でランガンしながら夜の江津湖にひたすらルアーを投げていきます。
~1時間後~
師匠「釣れんね~」
私「なんでか今日は釣れんね~」
~2時間後~
師匠「釣れんね~」
私「師匠が居るといつも調子が悪い気がする」
~3時間後~
師匠「釣れんね~」
私「師匠のタモ呪われてなかったっけ?お祓い行ったの?それのせいじゃないの?」
そうなんです、この日はそこそこ長い時間ルアーを投げていたにも関わらず、アタリもなければかすりもしません。
時折シーバスらしきボイル音や、何かに追われて水面をピチャピチャと逃げ惑う小魚達は見えるので、「居るとは思うんだけどな~」と2人とも粘ります。
しかし天は味方しなかった。
雨です。
22:00頃から降ってきました。
日中は30度を越えるここ最近の天気ですが、夜はTシャツ1枚ではまだ肌寒く感じるほど。
そんな中私はTシャツ1枚。
「もうちょっとやって釣れんかったら帰ろうか?」
と、私が言ったか師匠が言ったかは覚えていませんが、3時間ルアーを投げてアタリもない状況に疲弊した2人の気持ちは同じでした。
やっぱりダイワは凄かった!
真剣に橋脚周りの明暗を遠投で狙う師匠。
実は少し前からあまりの釣れなさ具合に若干飽きていた私は、岸際の変化をちょい投げで狙います。
するとここでドラマが!
ガツンッ!!
私「師匠キタよおおおおおお!!」
師匠「シーバス!?ちょっと待ってタモ持っていく!」
私「やばい~ひく~ひく~」
師匠「ちょっと待って、タモ持っていく」
私「やばいエラ洗いされた!やばいやばい!」
師匠「ちょっと待って」
私「やばいよ~今日はベイトフィネスタックルだよ~」
師匠「お待たせ、今魚どこにおる?」
私「師匠の目の前!足元×2!」
師匠「えっ、これ魚種違うくない?」
私「えっ?」
師匠「えっ」
なんと、師匠に揚げてもらった魚は立派な鯉だったんです。
なんと愛くるしい顔でしょう。
しかし臭い。
65cmの立派な鯉です。
確か70cm超の鯉であれば、江津湖内で営業している料亭が1匹1000円で買い取ってくれるという噂を聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか?
そうだとしたらあと5cm足らず、惜しい!
ボガグリップで重さを量るとちょうど10ポンド、約4.5kgもあります。
※1ポンド=450gで覚えると計算が簡単ですよ。
これはシーバスと間違えてもしょうがないですね、エラ洗いもしたし。
エラ洗いもしたし?
あれっ、鯉ってエラ洗いするの?
見てみると下顎にスレ掛かりしてたみたいで、このせいで暴れまわったのか?
でも口周辺に掛かってはいるので、一応は喰いに来てたのか?
今夜のショアラインシャイナーも、
「ショアラインでシャイナーしてやったぜ!」
そんな誇らしげな顔に見えました。
あと凄かったのがダイワのブラックレーベルプラス661M/MLFB、公式で‘‘あらゆる陸っぱりベイトフィネス対応可能‘‘と謳っているライトな設計のロッドにも関わらず、鯉の強烈な引きにも耐え、一切の不安なくしっかりと寄せてこれるパワーがありました。
あとは感度、ロッドの造りがいいのでしょう。手元に僅かに伝わってきた「ププルンッ」という違和感にビシっとアワセることで獲れた魚だと思います。
ベイトフィネスタックルで鯉ですよ!
やっぱりダイワは凄かった。
まとめ
もう一度言います。
ベイトフィネスタックルで65cmの鯉です。
別途所有中のオリムピックの、もっとベイトフィネス寄りのロッドだと今回のサイズの魚は危なかったと思います。
関連記事:ベイトフィネス【ヴィゴーレGVIC-65L/BF】×【ALC-BF7】インプレ
いいですね~661M/MLFB、軽いルアーは3.5gもあればストレスなく投げれて(+スティーズSV TWの恩恵)、それでいて65cm/4.5kgの魚も難なく寄せてこれるという深い懐。
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最高の‘‘陸っぱりの1本‘‘ですね。
あと実は、今回生まれて初めてルアーで鯉を釣ったのですが、これはこれでアリですね!
魚がデカイからスリリングなファイトが楽しめるし、外来種(ブラックバス、雷魚など)のリリースが禁止の江津湖でもリリース可能。
狙って釣れるようになったら楽しいでしょうね~。
これからちょっと勉強してみます。
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