陸っぱりロックフィッシュゲーム
ここ最近、特に2017年に入ってからの私といえば、一にバス釣り二にバス釣り、三四もバス釣りで五にバス釣り、というぐらいブラックバス釣りにばかり行ってます。
おかげで2017年2月に開始した本ブログ「ルアーフィッシング・ラボ」もその大半がバス釣りネタなのですが、本来はソルトから淡水まで、あらゆるフィッシュイーターをルアーで狙う雑食スタイル(ターゲットを選り好みせず、その時期に見合った魚を何でも狙っていく様)が私のモットーだったはず!※なんて格好良いこと言ってますが、全てただの下手の横好きです。
しかし歳のせいなのかな?釣りたい気持ちを近場で消化させることが多くなってますね。
あとは2016年の8月に、我が家に天使(可愛い赤ちゃん)が光臨したことも少なからず影響しているかもしれません。
※私にその自覚はないし、私の可愛い奥さんK子ちゃんは釣りに行くことを良しとし応援さえしてくれる、まるで聖母マリアのような素晴しい女性です。
そんなバス釣りばっかりの日々の中で、先日たまたまルアーでシーバスを釣ったもんだから、私の中の何かのスイッチが「ポチッ」と音を立てて入ります。
そうだ!海にシーバスを釣りに行こう!!
先日たまたまシーバスを釣ったブログはこちら。
思ったら吉日、早速私の釣りの師匠SSさんに連絡し、日程を合わせて後日シーバスを狙いに行くことになりました。
行った場所はこんな感じ
2017年4月29日(土)
この日は夕方から熊本県は上天草市姫戸の小島公園キャンプ場へ出撃しました。
私の釣りの師匠SSさんとの釣行も久しぶり、期待に胸が高まります。
当日の潮汐はこんな感じ、中潮上げ始めの18:00現場着でした。
タイミング的にバッチリ、ちょうど夕マズメで潮が動き出す時間帯です。ここは初めて行ったポイントでしたが、キャンプ場裏の地磯周りが雰囲気があってかなり良い感じ、島に向かって潮もバンバン当たってます!これは釣れそうだぞ。
ルアーを投げてみる
さあ、シーバスを釣るぞ!と意気込むまではしたのですが、初めて行ったあからさまに根が荒いであろうポイントで高価なハードルアーを投げる鉄のハートを持ち合わせていませんでした。
なので最初に投げたのは14gのジグヘッド+ワーム。
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沖に向かって40m程キャストするとすぐに根掛かりしました。
ぐぬぬ、ジグヘッドが重いか。
静ヘッドを7gに交換して投げると若干飛距離は落ちますが、良い感じにフォールします。
水深は2~3mくらいかな?なんて考えているととすぐに魚からの反応が!
ガツッガツッ!ビシッ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
一般的には「カサゴ」、熊本では「ガラカブ」、その他「アラカブ」や「ガシラ」や「ガヤ」とか呼ばれるロックフィッシュゲームのターゲットで代表的な根魚です。
アタリは強く、「ゴンゴン」とか「ガツガツ」とかいう感覚が手元まで伝わってきます。
そこでロッドをビシッと合わせると、その瞬間魚は渾身の力で下(根)に潜っていこうとするので、カサゴを含む根魚はよく「最初だけひく」と言われのですが、本当にその言葉通りでちょっと水面に上げるとすぐに諦めてスーッと寄ってきます。
これが3キャスト1ヒットぐらいの間隔で釣れます!
これはもう完全に狩人の目をしていますね。
大体20cm前後のそこそこ良いサイズで良くひきます。
ワームをピンクに変えても高反応、これで4匹目、これが噂に聞く時合というやつか!?
時合とは?
時合(じあい)とは、魚がエサをよく食べる時間帯のことです。
引用元:海釣りスタートガイド
フックから魚を外してすぐにキャストすると、
ガッ!
なんということでしょう、ここで痛恨の根掛かりでリーダーを失います!
なんてこった、完全な時合の最中にこれは痛い、、、ここはPE直結でいくか?しかし根が荒いのは明らなのですぐに切られてしまうのは目に見えている。
そう、何を隠そう私はFGノットが大の苦手であり、それなのに他の簡単なノットを知らないのであります!!
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これを使ってようやく結べる程度ですね、しかし15分は掛かります。
頑張ってリーダーを結び直しましたが時すでに遅し、辺りは真っ暗であれほどアタックしてきていたカサゴ達からの反応は無くなりました。無念です。
まぁでも開始から約30分で良型のカサゴが4匹、陸っぱりのルアーでこれだけ釣れたらこれはもう「爆釣した」と言っても過言ではないでしょう。素直に楽しかったです。
ヒットルアー(ワーム)
ヒットルアーはこれでした。
さっきからカサゴの画像にちょいちょい写っていたのですでにお気付きの方も多いでしょう。
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信頼と実績のエコギアのパワーシャッド4インチです。
恥ずかしながら実は私、今回の釣行で初めてこのワームで魚を釣ることができました。いえね、評判の良いワームだと知ってはいましたが、広い大海原で魚を寄せるのにはどうもアピールが足りない気がしてなんとなく苦手だったんですね。しかし今回はワームを一旦ボトムに落として底をなめるようにピロピロと引いている途中で魚が狂ったようにバイトしてきました。
なるほど、魚が居るところに投げればテールのピロピロが魚を狂わせるんですね!今後は自信を持って使うことが出来ます。
使用タックルはこんな感じ
久しぶりのスピニングロッドです。
TULALA GLISSAND 72(ツララ グリッサンド 72)
- 長さ:7.2ft
- 重さ:160g
- レギュラーテーパー(セミファスト)
- ラインMAX:PE-2号/フロロナイロン/16Lb
- ルアー1.8g~45g
- リール1500~4000番台(2500番基準)
- 対象魚~10Kgの魚
私はこれ以上に「何でもロッド」という呼び方が的確なロッドを他に知りません。
沖の釣りではジギングやタイラバやキャスティング、陸っぱりではシーバスやロックフィッシュはもちろんエギングもこのロッドで対応できます。淡水のブラックバスもこのグリッサンド72でやりますね。本当に何でもこなしてくれるんですよこれが。というか、
私はスピニングロッドはこのグリッサンド72しか持っていません!←これ本当
他のロッドは全て売り払ってしまいまいした。それぐらいオールマイティーなロッドです。
カヤックフィッシングにスピニングロッドを1本だけ持って行くとしたら?と聞かれればすぐにグリッサンド72だと答えるでしょう。他にも世にあるオールマイティーを謳うロッドを数本試してみての答えなので、当分の間はこのロッドが私の中のスピニングロッド代表です。
ソルトの陸っぱりで使うには短いわりに飛距離はそこそこ出るし、30~80g程度のジグであればビシバシしゃくれるし、グリップが長いのでバーチカルゲームではグリップを脇に挟めるので楽に釣りが出来るし、3g位の軽いルアーでもロッドのしなりを利用してバビュンと投げることが出来るし、重たいルアーもどっこいしょキャストで投げることが出来るし、見た目が渋いし、人とかぶらないし、ガサツに扱っても大丈夫そうな雰囲気があるし、、、etc
ただひとつだけ、ロッドの自重が重いためか軽いルアーのキャスタビリティーは良くないです。※私が下手なのが原因かもしれません。
ほんと良いロッドですよ、機会があれば使ってみてください。
そんな万能ロッド、グリッサンド72に合わせたリールはこれ、
ダイワ 13セルテート 3012H
- 巻取りハンドル1回転:95cm
- ギア比:5.6
- 自重:275g
- 最大ドラグ力:7kg
- 標準糸巻量ナイロン:12-150/16-100
- 標準糸巻量PE:1.5-200
- ベアリング(ボール/ローラー):10/1
これはもはや説明不要ですね、ダイワのハイエンドリールです。
スピニングリールもこれしか持っていない(というかこのリール以外は売り払った)ので、グリッサンド72と同様に全ての釣りをこのセルテート3012Hでこなすのですが、とにかく壊れません。
このリールで一体どれぐらい釣っただろうか、これまでおそらく数百の魚を釣り上げてきても未だ滑らかな巻き心地を維持してくれております。このリールを買う前は同じくダイワの11カルディアを使っていましたがあれはダメですね、同じ用途で使っていたら2年目でボディが歪んでしまいました。
本当はセルテートの2510Rって品番のものが欲しいのですが、あまりに壊れないので買いなおすタイミングが無いんですよね。それぐらい頑丈で良いリールです。
まとめ
えっ、シーバスは!?と思った方もいることでしょうが、そうなんですいつもの如く釣れませんでした。
ブログの流れ的に、
- 久しぶりにシーバスを狙いに行く
- ポイントに着いてシーバスを狙ってたら根魚が釣れた
- 暗くなったきたから本格的にシーバスを狙う
- ポイント移動とかルアーチェンジとかしてみる
- シーバス釣れました
- ヒットルアーとかタックルとかポイントとか
こうなれば良かったのですが、1~2ですでに満足してしまい、寒かったし眠かったしで3~4をほとんどせず、よって5が無いという感じです。
元々シーバス釣りは苦手でほとんど狙って釣った事がないので真剣にやっていても釣れていたかどうか、、、いや、恐らくボウズだったでしょう。
海の魚は難しいですね、もっと勉強して出直します!
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