江津湖でバス&ナマズ釣りのはずでした
まずは私のブログにちょいちょい出てくる熊本県の有名バス釣りポイント「江津湖」のご紹介を。
江津湖は、熊本市の中心部から南東に約5km。長さ2.5km、周囲6kmの湖です。その湖水面積は約50haで、上江津湖と下江津湖に分かれた『ひょうたん型』をしています。そして、人口70万人を超える大都市でこれだけの湖が市街地にあるのは珍しく、貴重な水生生物や野鳥を見ることもできる、まさにオアシスです。加えて、市民の水道水の100%を天然地下水でまかなう「日本一の地下水都市・熊本」のシンボル的存在でもあります。
引用元:水前寺江津湖公園公式ホームページ
江津湖はその豊富な湧水のおかげで年間を通して水温の変化が少なく、真冬でも16~17℃はあるという釣り人にとって夢のような一級ポイント、熊本県民バスアングラーにとってはまさに聖地(サンクチュアリ)なのです。
そんな恵まれた環境なため、週末ともなると見渡す限りの釣り人、釣り人、釣り人、、、。
※最近の平日はそこまでないですけどね。
2015年4月に江津湖で特定外来魚等の再放流の禁止(釣ったブラックバス等をリリースしたらダメ)条例が施行され、それ以前の全盛期に比べればいくらか釣り人も減ってはいるようですがそれでもまだまだ多く、おかげで居付きのバスはスレまくっています。
釣りに行こうと思ったわけ
2017年4月26日(水)の熊本市の天気はこんな感じ。
まだ4月にも関わらず、まるで初夏のような暑さが続いていたなかで、久しぶりのまとまった雨でしたね。1日中パラパラと降り続いていました。
この日の仕事は夕方には終わる、寒くもない、ここで私の頭の中のスーパーコンピューターがある方程式を弾き出します。
春×雨×平日×夕マズメ=絶対に釣れる!
魚の活性は高いはずだ、トップもしくは水面直下を巻けばバスかナマズは絶対に釣れる!
というわけで行ってみました。
さあバスかナマズを釣りましょう
仕事が終わって下江津湖に着いたのは18:00前、だいぶ日も長くなってまだ明るいですね。
「さくっと釣ってさくっと帰る大作戦」と銘打って選んだルアーは、対子バス用にスプーンとスピナー、対ナマズ用にトップ系をいくつか、あとは魚の活性が高い時に試してみたい使った事がないルアー達。
まずは画図橋下あたりでスプーンを巻いていきます。
(この記事で紹介してるスプーンです)
巻き巻き、巻き巻き、、、コンッ、スポッ、
うわあああ、弾いた!
しかしやはり魚の活性は高い、もう少しゆっくり巻けるスピナーにチェンジ。
(この記事で爆釣したスピナーです)
巻き巻き、巻き巻き、、、コンッ、スポッ、
ああああああ、食べるの下手くそっ!
喰いが浅いのか?それともそれほどまでに子バスなのか?
それならゆっくり喰わせてやろうとトップを投げます。
(この記事で投げたペンシルです)
チュプッ、チュプッ、チュプチュプチュプ、、、、、、反応なし。
この時点で18:30、若干薄暗くなってきたし小雨も降ってるし喰ってきても良さそうなもんだけどな~、と少し粘るもトップには出ず、スピナーに戻します。
巻き巻き、巻き巻き、、、コンッ、スポッ、
んああああああああ、またもや!
ルアーを止めたい、、、止めて喰わせの瞬間を作ってやりたい、、、
しかし知ってる人は知ってるかと思いますが、江津湖は全体的にシャロー、特に画図橋下はドシャローです。ここ最近の減水もあいまって岸際の水深は30cm位しかないんじゃないかな?といった具合なので、沈むルアーを少しでも止めると即根掛かりと相成ります。
それでも喰ってきてる、追ってはきている、ルアーは合っているはずだ、ということでまたスプーンに換えて小刻みにリフト&フォールを試みてみると、フォール中にロッドがブルンッ、合わせるとルアーがスポッ。
これで4バラシです。余程私が下手なのかなんなのか。←私が下手が正解
この頃になると空はすっかり暗く、画図橋の街頭の光が辺りをうっすらと照らします。
まさかのボウズか、、、いやっ、釣る!!
暗くなったのでフラッシングはあまり効かないだろう、ということで波動系でゆっくり引いてこれるルアーをチョイス。こいつは初めて投げます。
暗くてよく見えませんが、恐らく水面直下をゆっくり泳いでくれてるのかな?
巻き巻き、巻き巻き、巻き巻き、巻き巻き、
岸際まで丁寧に巻いてくると、追ってきた魚がルアーの下でギラリと反転するのが薄っすらと見えました。
よし、このルアーでも魚はついてきてる!
そうして4~5投目だったでしょうか。
巻き巻き、巻きmゴンッ、グングングングンッ
!!!!
で、でかい!?
久しぶりに江津湖でデカバスを掛けました!まだ居たんですね、てっきりデカバスは外来種駆除の名の下に駆逐されてしまったのだとばかり思っていました。
バシャバシャッ、バシャバシャッ
おっと危ない!久しぶりのデカバスとのファイトで油断してました。ここからはロッドを最大限操作して魚をいなし、疲れてくれるのを待ちます。
~5分後~
グングングングンッ
ん~全然疲れんなこの魚、パワー系か?でもエラ洗いはしようとしなくなったからそろそろ抜き上げようかな?とロッドを上げるとえらく重たい、これは危ない折れちゃう。
デカイデカイとは思っていましたが、これはどうもデカイどころではないぞ。しかしランディングネットは持って来ていない、ラインは安物のナイロン12lbだから頼りない、頼みの綱はボガグリップ30lbのみ。※私は魚は触れません。
暗い中、水際まで降りてボガグリップで魚と格闘すること約3分。
どーん!うひゃひゃ
57cm(自己新記録)のデカバスだー!!
と思ったらシ、、、シーバス、、、かも?
私はあまり生でシーバスを見たことがないので、すぐにこの写真を私の師匠に送って確認してもらうと、これはやはりシーバスとのこと。※なのでこれはシーバスだということで話を進めていきます。
なんということでしょう、自己記録更新のデカバスだと思っていたら、実は小さいシーバスでした。近所の陸っぱりで釣ったにしては十分なサイズの魚でも、魚種が変わると少し残念な気持ちになるのが不思議ですね。
でも待てよ、ここは完全な淡水、、、でシーバス?
江津湖(淡水)でシーバスは釣れるの?
ちょっとよく分からなかったのでGoogleで検索してみると、この方のサイトにシーバスが江津湖に居る事由が分かりやすく説明してありました。
7月末、湧水地沖合で複数のスズキをみかけました。
江津湖では釣りでもしばしば釣れているようです。
スズキは有明海から遡上し、野田堰を越え、江津湖までやってくるのだと思います。
引用元:江津湖の水辺から
それとどのサイトで読んだかを忘れてしまったのですが、「江津湖のシーバスは梅雨時期の雨上がりの夕マズメに良く釣れる」ということが書いてありましたので、時期は少し早いですがそれ以外の条件はバッチリでしたね。
こんなに近くに住んでいながら江津湖でシーバスが釣れるなんて初めて知りました。下手ながら熊本市在住のアングラーとしてお恥ずかしい限りです。
ということは江津湖ではバスとナマズとライギョとシーバスが同時に狙えるということですね?リリース禁止だということを除けばかなり恵まれたポイントではありませんか!
しかも淡水のシーバス狙いであれば疲れて家に帰ってからタックルを洗って注油して、なんて必要もありませんし、熊本市在住であればなかり近場ですし、こんなに気軽なシーバス釣りが他にあったでしょうか。
これからは夜な夜な江津湖に通う事が多くなりそうです。
今回使用したタックルとヒットルアーはこちらの記事で紹介してます。
あとシーバスを測ったフィッシングメジャーはこの日初めて使ったのですが、普段メジャーを使わない私でもサッと取り出してサッと測れて、かなり使いやすかったので陸っぱりアングラーにはおすすめですよ。
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